"天文館"を検索中...
5件の検索結果
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- 天文館通「どさんこ おにぎり」はじめての鹿児島酒場入門(2) 天文館を散策していた。通りの喧騒から少し抜けると、煌々と輝く翠緑の光が見えた。 『どさんこ おにぎり』 はて……これは一体どういうことだ?〝どさんこ〟といえば、鹿児島の正反対にある北海道の代名詞。緑色のテント看板には北海道の形をしたロゴまである。 店先の提灯には〝おでん〟などと書かれているが、おにぎりの入ったショーケースがあったり日本酒ラベルがはられたりと、ますます何の店かわからない。やはり、おにぎり屋だろうか……? とり…
- 2019年11月23日
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- 天文館通「小料理 はる日」はじめての鹿児島酒場入門(1) 天文館』へと向かう。ズドンとまっすぐ伸びるアーケードが何本も交差して道幅も広く、これは薩摩酔人も千鳥足し易かろう。そんなアーケードのひとつから反れた横道に、今夜の酒場がある。 『小料理 はる日』 おぉ……見た目がいいなぁ。レンガ調の外壁、窓には網状の木枠、色褪せた木製ドアをモダンな電灯が照らす。近代日本の純喫茶のような店構えは、ここが文明開化ゆかりの地であることを匂わしている。とにかく、いつまでもその外観を眺めていたいが、…
- 2019年11月14日
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- 武蔵小金井「壱番館」都会であるがための不幸、そして幸福 天文館通』の名酒場たちとの出逢った。酒はどこへ行ってもおいしい芋焼酎が揃い、不思議な甘い醤油や、今までの概念を変えた『さつま揚げ』。どれも驚く料理ばかりだった。北国の秋田で育った私には、味わったことのない〝カルチャー食ショック〟を強烈に覚えている。 鹿児島にはまだ手付かずの〝宿題〟が山ほどあり、そろそろ片付けに訪れたいと思っていたところ、都内にあるこんな酒場に出会った。 これがある意味、〝不幸〟な出会いとなるのだが…… &…
- 2021年12月16日
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- 【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト3」2019年 下半期&年間大賞 天文館通「小料理 はる日」 「鹿児島の人にそれ言うと、ムッっとされんよ!」 生まれてはじめて訪れた鹿児島の酒場は、アタリばかり。その中でも天文館にある『小料理 はる日』は、店の雰囲気、女将さんの鹿児島弁が心地よいイゴコチ酒場だ。出される料理はどれも家庭的で、鹿児島の味を存分に味わうことができる。 見た目は穏やかそうな女将さんも、鹿児島の話になると〝地元愛に満ちた口調〟になるところが可愛らしい。 【天文館通「小料理 はる日」…
- 2019年12月31日
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- 鹿児島中央「西駅豚太郎」あの酒場を逃げ候こと 本懐にあらず 天文館』を離れ、中央駅まで来た。思っていたより遥かに都会的で、これからまだまだ発展する様子もうかがえる。こりゃ古い酒場は期待できなさそうだなぁ……と、『西銀座通り』のアーチをくぐってすぐ、良いい店構えが現れた。 『西駅豚太郎』 レンガ調の外壁に、赤い提灯が間口のド真ん中にぶら下がり、紺に白字の暖簾が精悍で素敵だ。店の中からは、やきとんの香ばしい香りが漏れている。思わずアルミの引き戸を引いた。 カ…
- 2019年12月2日