"滋味"を検索中...
20件の検索結果
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- 今夜も未知なる場所、未知なる酒場で乾杯/多磨霊園「山越」 滋味深いフキエキスが滴る。 よく考えたら、都内でフキなんて中々食べられない。有難いお味だ。 これまた教科書みたいな『牛煮込み』がやってきた。ザク切りタイプの分厚いモツへ、バサリと刻み葱の緑と白のパステルカラーが映える。 口に入れた瞬間、トロリトトロと舌に浸透。スープ自体はあっさり目だが、しっかりと煮込まれているので丁度いい味の濃さが私のドタイプ。 「いつものやつ・・で、いいでしょう…
- 1月26日
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- 武蔵関って知ってる…?印象薄めな西武線の酒場へ行こう「魚とし」 滋味深い辛味でべらぼうにウマい。第14位くらいにランクインさせてもいいくらいだ。 時折カウンター中の厨房に目をやると、大将と若大将の姿が無くなる。これが何度かあって本当に消えてしまったのかと不安になったが、実は厨房内にあるイスに座ってテレビを観ていただけという。この良い意味で力の入っていない雰囲気……あー、モジモジしてくる。『第3位 あまりにも落ち着き過ぎて催もよおしてくる』でランクインとしよう。 「はい、お…
- 2023年11月12日
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- 都立家政って知ってる…?印象薄めな西武線の酒場へ行こう「青角」 滋味。ブリンッとしたカシラは肉々しく、食べ応え十分だ。 「ハイサワー、濃い目でお願いします」 「あと、氷少なめで」 常連らしき姉さんがひとりで入って来て、着席と共に注文をした。かっこいいな……そういえば〝氷少なめ〟なんて言葉、酒場で言ったことがない。これは今後、マネして言ってみよう。 メニューを見てすぐに飛び込んできた『もつカレー』がやってきた。小盛かと思ったら、けっこう量があってうれしい。 &…
- 2023年10月25日
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- 日本一…いや、世界一小さい市場「国分寺市場」で極上市場飲み体験 滋味深く、舌先から体中にジンワリと沁みていくようで、ひと口ひと口、身体が浄化していく気分だ。 「夢だけど夢じゃなかった」の逆で、「市場じゃなかったけど市場だった」という、夢オチならぬ市場オチ。おそらく日本一……いや、世界一小さな市場で、大きな満足感でいっぱいだ。なんにせよ、私の〝勘違い市場〟は、大正解だったことに間違いない。 『ずっと昔の人がね、市場でお酒を飲むようになったことが始まりなんだよ』…
- 2023年4月16日
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- 【続】新宿「番番」新宿三大酒場 その1 滋味深い脂の香り、とろりと蕩とろける赤身の刺身は、馬肉ならではのおいしさだ。 あっ、赤身の刺身でもひとつ思い出した── その日、いつも通り夜10時にバイト先に到着すると、イカが築地で〝凄いものを手に入れた〟と豪語してきた。それを、もう一人のヤンチャな先輩と三人で〝晩酌〟しようというのだ。店長が帰り、店の冷蔵庫に入れておいたものを出してきてビックリした。なんと皮付きのマグロの塊だったのだ。 &nb…
- 2022年7月23日
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- 東の人間が西の名店「居酒屋とよ」に行ってみるということ 滋味深く甘い。これ、東京で食うならいくらかかるんだろうか……? そして、この店で必食である『ウニとイクラ』のお出ましか……と思いきや、赤潮の影響で、ウニの仕入れが無く、今回はイクラのみとのこと。まぁこればっかりは仕方がないが、その分、イクラの量は強め・・らしいのだが…… 強すぎるッ!! 子猫だったら寝れそうなイクラのベッドだ。マグロに然り、一度にこんな量のイクラを見たのは初めてだ。 その一粒一粒…
- 2022年4月21日
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- 神保町「北京亭」その酒場、茶色につき 滋味がブワッと広がる。それがどこかフルーティーで、言い方が正しいかは分からないが〝面白い味〟なのだ。これは、本当にウマいぞ。 おぉ……まただ、また茶色に魅了する自分がいる。これが〝青色〟だったらどうなんだろう、いや実は〝黒色〟でも結構イケるんじゃないかと考えてもみるが、青色のカウンターも、黒色の刺身もイマイチだ。やはり、酒場には茶色が一番お似合いなのだ。 ちなみにこの記事で〝茶色〟という文字を40回も登場させ…
- 2022年3月19日
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- 外国初心者が行く!日本の世界の酒場から【韓国編】 滋味深く、獣のようにムシャブリ喰らった。……スープだ、このスープがとにかくウマいのだ。言うなれば、豚骨スープのようなミルキィさで、よりコッテリとコクも強く、だからといって飲みづらいことは一切ない。見た目と同様に、日本では味わったことはない、本当に独特なスープだった。白飯にかけて食べたら、うんめぇだろうなぁ。 すごいぞ、韓国料理。おそらく、日本に居ながらにして、最も本場に近い韓国料理を堪能できたと思う。韓国語で「おいしい」が…
- 2021年10月5日
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- 池上「ら京」神様、もう一杯だけ!寺町酒場めぐり 池上本門寺編 滋味なのだ。そんなカワハギを、スッとメニューに挿いれている店に間違いなどない。 『ゲソ唐揚げ』 みるからにカラリと揚がったナイスなビジュアル。皿から足がはみ出す程の量にもカンゲキだ。箸を差して、ひと口──カリッ!! ほぉら、鳴った鳴った、見事な揚げ音が口中に鳴り響く。ゲソ唐揚げは、結構な確率で硬いことが多く、かじるとゲソと衣が分離して何が何だか分からなくなるのだが、ここのはまーったく違う。ゲソは柔らかく、適度に弾力があるの…
- 2021年7月25日
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- 虎の門「升本」大人スーツ、まみれて呑兵衛Tシャツ 滋味が後から後から止めどなく溢れる。鼻から突き抜けるようなウニの芳醇な香り……日本人で、しかもウニ好きで本当によかった。 「二人、大丈夫?」 「はい、二階の席へどうぞ」 さすが老舗の人気店。入ってくる客は皆スーツ姿で、ほぼ満席になった客の99パーセントはスーツ姿の紳士だ。しかし、官僚さんの街でこんな庶民的でウマい酒場に出会えると思ってもいなかった。こんな時期に言ったらアレだけど、官…
- 2021年7月16日
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- 森下「山利喜」東京三大煮込みを越えてゆけ! 滋味に、ツンとカラシの刺激が絶妙なりけり。 『コハダ酢』 コハダは釣り好きなら解るが、淡泊過ぎて焼いても煮ても大してウマくない。ただ、酢締めにすることで爆発的にそのウマさを発揮する。言い換えれば、酢締めでマズければどうしようもないのだ。ここの名物ともいうコハダ酢、箸をパチリと割ってそのままひと口──これも、ウマいねぇ。ため息が出る仕上がり。シットォリとした歯触りが、均一に酢締めされた手練の技だと解る。酢の漬かり具合も申し分…
- 2021年3月18日
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- 神田「仙人 宮ちゃん・ふじくら」いつかのカラオケ酒場にて 滋味深く、食べ応えも抜群だ。 「ピューッ!! ピューッ!!」 「部長カッコイイよ!!」 おっ、はじまったなぁ。先に飲やっていた六人組サラリーマンのテーブルにマイクが渡った。上座の部長は、マイクを握ると『レット・イット・ビー』を唄い出した。 こちらはまだ一人三杯目。よし、そろそろペースアップといきましょう。 「すいませーん! 酎ハイ4つおかわり、濃い目で!」 せっかくなので『ふじくら…
- 2021年2月10日
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- 吉祥寺「鹿角」アキタ ブルー『秋田の味』が恋しければここさ行げ! 滋味深い味わいは、不摂生な呑兵衛の身体を癒してくれるようだ。 『味噌きりたんぽ』 実は鹿角が発祥とされるきりたんぽ。鍋だけではなく、味噌を塗って焼いただけのものを、切り身にして出してくれるのが解ってらっしゃる。軽く焦げた味噌の香りが漂うあつあつの所をカリッ──ンまいッ!! 焼き味噌の香ばしさの後に、ムッチリとした米の弾力と甘味。私は鍋よりこちら派で、秋田の道の駅でよくこの味噌きりたんぽを食べた。 …
- 2020年9月16日
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- 銀座「三州屋」庶民だからこそ行きたい『セレブ街』の名酒場 滋味を愉しむのが至高。 たまにワサビのみを口に含んで口直しもお気に入り。銀座よ、見たかこれが一般庶民の食べ方だ。 『鳥豆腐』(480円) 名物の小碗には豆腐と春菊、そして鶏肉が碗の風呂で仲良く浸かっている。あっさり鶏油で煮込まれた豆腐のコク、春菊のほろ苦い味、柔らかい鶏肉がなんとも統一感あるハーモニー。 さらに『紅葉おろしポン酢』で味にピリリとパンチを効かせると、永久に食べられるという気にさせて…
- 2019年9月21日
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- 【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト5」2019年 上半期 滋味。日本の《サカバー》であれば、必ず訪れるべく名店中の名店だ。 【神田「みますや」の記事】 いかがだったでしょうか? 全15軒、「ここは行ってみたい!」という酒場はありましたか? 下半期も上半期に負けない名酒場を探しに、酒場ナビメンバーは日本全国を走り続けます!! それでは、下半期ベスト5もお楽しみに!! 酒場ナビでは、読者の方々からの『こんなベストが読みたい!』…
- 2019年9月6日
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- 【台湾】龍山寺「天天来海鮮」台湾酒場でも発見!特殊先輩の謎行動を追跡せよ 滋味深い味わいなのだ。滴る牡蠣エキスが、いつまでも舌に……舌に…… おい、ちょっと爺さんっ!! 一体なんだっていうんだ……これで3往復目だぞ? 私の横だけゆっくり『バイブ歩き・・・・・』をしてはトイレに入り、すぐに店の外へ出て行くことを何度も繰り返すバイブ先輩。 流石にこれは何か変だ。私は外に出て行ったバイブ先輩を目で追い、じっくりと観察することにした。 バイブ先輩は店の外にあるテーブル席で、酒も飲まずにひと…
- 2019年8月22日
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- 四条大宮「庶民」おとなの修学旅行 氷解編 滋味深~い〝お吸物〟や!!」 『あさり汁』 いやいや、あさりの味噌汁(・・・・・・・)だろ!! しかしこれも……実に丁寧に仕上げられた出汁と、ぷっくりと膨れたあさりの〝滋味深い〟味わいが見事に合う。高校生の私は、この味噌汁みたいな逸品を〝味が薄い〟なんて言っていたのだろうか…… 「出たっ!! なんちゅう〝豪華〟な寿司や!!」 『寿司(4種)』 わー!? なんちゅうネタのデカイ寿司な…
- 2019年3月10日
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- 王子「山田屋」浮気酒場は秘密裏に、はじまる 滋味である。 〝やはり、いい……いいよぉ、山田ぁ……〟 その後も暫くは、その景色、その料理と共に陶然とする時間を愉しむばかりだった。 「ゴーン、ゴーン……」 柱に掲げられた熟時計が12時を告げる。要するに、私の不貞酒場はシンデレラのように別れの時がやってきたということだ。 〝しかたがない、去るか……〟 信濃路への罪悪感が、「席を立…
- 2018年9月23日
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- 平野「綿安酒店」角打ちにまだ行ったことのない方は読まないでください 滋味を感じることができるのだ。〝焼いたレバの独特な臭みと食感ってキライ〟……だって? よし、じゃあわかった。これはもう〝レバ〟でなくていい、ただの〝めちゃめちゃウマい肉のステーキ〟ということで貴方は注文したらいいのだ。それでまったく問題ない。 とにかく、私たち2人は奪い合うようにこの『ステーキ』と『牡蠣酢』を貪ったのだ。 不思議なことに、おそらく女将さんが店の奥で調理しているのだろうが、特別に〝家庭的なおいしさ〟とい…
- 2018年9月5日
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- 大番(生麦) | 三大酒場シリーズ 滋味かつボリューミー、もちろん値段も『立ち飲み価格』なのがうれしい。一頻り呑み食いした後は、名物の『大番汁』でサっと優しく体を労わり、立ち飲み屋らしくスっと帰るが『通』というもの。この酒場の近くに住んでいてまだ訪れたことない方は、今すぐその作業を止めて暖簾に直行することをおすすめする。
- 2018年3月15日