"秋田"を検索中...
102件の検索結果
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- 湯島「岩手屋本店」今宵もまた、最高の居心地を求めて 秋田名物でもある『じゅんさい』があるのがうれしいじゃないの。ヌルっとしたじゅんさいには、酢醤油がたまらない。 ショウガと一緒にやるのが一般的(我が家的)だが、ここのように大根おろしともよく合う。やはり、故郷の郷土料理を食べると、気分が上ってくる。 「おお、やばい……」とか「めちゃめちゃいい……」とかを、自然と同行者に連発する自分がいる。酒を飲み、料理をつまんでからちょっと店内を見渡すと、もうね……なんとも言え…
- 2022年8月10日
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- はじめての町と酒場は不思議だらけ!大津「利やん」でワンダーノンダー 秋田出身の私でさえ、この遠く離れた湖のことはよく知っている。駅を降りてから感じていたのはこの淡水の気配だったのだ。わが故郷の秋田には、日本一深い『田沢湖』や、湖を埋め立てした『八郎潟』もあり、割と湖とは馴染み深いのだが、そのあまりの巨大さ故、私の知っている湖とはまったく異なるものであった。 不思議だ……いや、不思議だなぁ。フェリー乗り場まで足を運んでみたのが、港の岸壁で深呼吸してもまったく〝磯の香り〟がしないのだ。特に私は…
- 2022年4月30日
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- 東の人間が西の名店「居酒屋とよ」に行ってみるということ 秋田出身で、イカが神戸出身。確かにその逆で、イカが東北に来て、東北人とやりとりしているのを想像すると面白い。 仮に、イカが秋田の酒場に訪れたとしよう。 「あんちゃ、どごがら来たすが?」 「えっ、なんて?」 「んだがら、どっがら来たんだす?」 「ああ、東京ですねん」 「ばしこげよー、東京がそったお笑い芸人みでったしゃべりさなべや?」 「あの……ちょっと、待っててもらえまっか?」 トゥルル……トゥルル……プツッ(スマホが繋がる…
- 2022年4月21日
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- 大将…いいえ、女将さんの背中は語る 三軒茶屋「味とめ」 秋田のおひたし』の三点盛り。我が故郷、秋田のおひたしときたら頼まない手はない。菊、セリ、アスパラ菜、どれもなじみ深い野菜ばかりだ。 特にうれしいのが、女将さんの背中そっくりの菊。東京では中々お目に掛かれないが、秋田の食卓(少なくとも我が家)では、当たり前に食卓に並び、母親に言われて花を千切って水に浸す手伝いも何度もやらされた。手伝いはしていたものの、子供の頃はほとんど食べず、花特有の香気とほろ苦さが本当においしいと思えるよ…
- 2022年4月3日
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- そこにあったか!我らが〝使い勝手のいい〟酒場たち 秋田県沿岸部は、その某国と姉妹都市になるほど親しい存在で、町には当たり前に某国人が居た。美男美女ばかり、気さくで明るい人ばかりだったのに、これではイメージダウンだ。某国の大将・・は、過去に秋田犬をプレゼントして喜ぶような好好爺だったのに、いつからこんな好き勝手で自分勝手な爺さんになってしまったのか……あまり言い過ぎると、このサイトにサイバー攻撃をされるかもしれないので、この辺で止めておこう。 勝手といえば〝使い勝手のいい〟…
- 2022年3月10日
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- 山形「スズラン」東北人が改めて東北で飲る旅 山形編 秋田から行けるレベルの範囲なら、ほとんど行ったと思う。 そのドライブの中で、ちょっと面白い企画をした。題して〝秋田美人は本当か?検証ドライブ〟だ。今までの機動力は自転車のみ、それが車に変わると外の世界を確かめてみたくなったのだ。 野郎5人で車に乗り込み、夜明けとともに企画がスタートした。検証方法は簡単で、車に乗ったまま女の子に近づき、すれ違いざまに男5人で目視採点をして立ち去るというもの。これを気が済むまで繰り返すのだ。 …
- 2022年1月24日
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- 仙台「八仙」東北人が改めて東北で飲る旅 宮城編① 秋田出身の私だが、仙台は小学生の修学旅行で行った松島、数年前にはまだ東日本大震災の爪痕が残る『閖上ゆりあげ』に訪れたことがあるくらいで、ゆっくり訪れたたことがなかった。しかしながら〝近くだから〟という理由で、意外といっていない場所というのはよくあることだ。 そんな仙台ではあるが、私も曲がりなりにも東北人だ。駅に降り立つとやはりあの〝ざわざわ〟とした感覚が芽生えるのである。新幹線のドアが開き、ホームに降りると興奮した気持ちが…
- 2022年1月6日
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- 【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト5」2021年 下半期&年間大賞 秋田、鹿児島の料理をメインとしていて、北国と南国を一度に楽しむことが出来る名酒亭。 武蔵小金井「壱番館」の記事 【年間大賞】神楽坂「カド」 古い民家で、新しい酒場愛を いわゆる〝古民家〟や〝昭和チック〟なものとは違い、実際に民家として住んでいた建物をそのまま店舗にした酒場。畳の上に胡坐をかいて、ただただ日本酒を飲むだけ。耳を澄ませば、当時の音や匂いさえ感じさせてくれる。この素晴らしさを言葉に表すのは難しいが、逆に言葉なんていらないのかも…
- 2021年12月31日
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- 武蔵小金井「壱番館」都会であるがための不幸、そして幸福 秋田で育った私には、味わったことのない〝カルチャー食ショック〟を強烈に覚えている。 鹿児島にはまだ手付かずの〝宿題〟が山ほどあり、そろそろ片付けに訪れたいと思っていたところ、都内にあるこんな酒場に出会った。 これがある意味、〝不幸〟な出会いとなるのだが…… 武蔵小金井駅から歩いてすぐの飲み屋街にある『壱番館』だ。100点の外観は、看板は煤汚れているが〝大衆割烹〟という…
- 2021年12月16日
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- 高砂町「坊っちゃん」おでんに醤油、冷やしトマトには日本酒 秋田県民で濃い味が好きだとて、そこまで濃くしなければいけなかったのか……さすがに今では、高血圧が悪化するので封印している。 今から約二年前、私は愛媛県の松山で飲み歩きをしていた。ここの街は本当にすばらしいところで、歴史ある街の造りはもちろん、出会う人々が温厚で人懐っこい方ばかりだった印象が強い。そして松山といったら文豪『夏目漱石』だ。その縁ゆかりの地で、さらに〝まさしく〟名前の酒場…
- 2021年10月14日
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- 有楽町「八起」或るガード下のリリシズム 秋田の酒場でガード下にある酒場はないはずだ(あったら失礼) それなのに、不思議と魅力を感じるのだ。十代の若い子が、畳部屋やお線香の匂いを嗅ぐと「落ち着く」というのと同じようなもので、日本人として生まれてくると、DNAレベルで日本らしいものに対して感情を抱くものなのだ。 特にオッサンとなった今、ガード下の一杯飲み屋で〝あの音〟と飲やるのが楽しみでねぇ。 『有楽町』 東京駅から有楽町、…
- 2021年8月30日
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- 亀戸「松ちゃん」東京のダウンタウンでごっつええ秘密にしたい酒場 秋田ではよく見かけたが、東京で初めて見たかもしれない。しかも驚くことに…… 肝が丸ごと一本、これにはやられた! 東京の下町大衆酒場で、スルメイカの肝を出すところがあるなんて、僕ちゃん夢にも思っていなかった。すぐにでもムシャブリつきたいところだが、ここは一旦おさえて、切り身からいただこう。お造りといっても、火が少し入っているが、これがまたお見事。プツッと弾けるような食感は、生にはない、半生だからこそ味わえるウマさ。ゲソも同じ…
- 2021年7月7日
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- 渋川「永井食堂」車でGO!秘境酒場の楽しみ方 秋田と岩手の県境にある『仙岩峠の茶屋』だ。その時の物わかり運転手は父親だった。 文字通り峠の途中に突如として現れ、周りに何もない断崖絶壁にたたずむその姿は、誰が見ても秘境酒場と呼ぶだろう。 苦労して訪れる秘境酒場には、オプションとして嬉しいこともある。それが、普段いけない所へ行けることだ。そこにしかない景色、料理、独特な文化にさえ触れることが出来るのは、車移動ならではだ。 &nbs…
- 2021年6月7日
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- 吉祥寺「いせや 公園店」人生初めての大衆酒場にて 秋田からこちらへと移り住んできた組だった。 専門学校に入りし、初めての登校日は東京の電車の乗り方が分からず遅刻をした。その日はクラス全員の自己紹介から始まり、私は緊張しながらも流暢な秋田弁で、若干の笑いを取ることができた。自分の番が終わり、のんびりと人の見ていると、やけに声の小さいヤツがボソボソと自己紹介を始めた。そりゃ恥ずかしいのだろうが、自己紹介なんて、ほとんどのヤツは聞いちゃいないのだ。そんなことを思っていると、近く…
- 2021年5月11日
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- 奈良「酒処 蔵」おとなの修学旅行 愛蔵編 秋田出身の私も、高校の修学旅行には、はじめての関西旅を体験した。とにかく、お土産屋の客引きが関西弁で怖かったのと、食べ物がどれも薄味(関西出汁)過ぎたことを覚えている。とはいっても、秋田からすればどこも大都会で、口を半開きでずっと上を見ながら歩いていた。奈良の大仏さま、奈良公園も田舎者にとっては真新しく、「ハァ、こんなやづ、秋田さは無ぇなぁ」などと、子供ながらに感動したものだ。 そんな奈良県で、ひとつ「そうだったの?」という話がある。 …
- 2021年5月2日
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- 小岩「一力」職人に、煙と舌を巻く 秋田屋』も、そうとう強烈だったが、それと同じくらい……いや、それ以上に煙の量がすごい。『東京三大煙酒場』を決めるなら、間違いなくここを入れるだろう。 やべぇ……ちょっと、本当に目が開けられないくらいになってきた。というか、爆心地に居る大将と女将さんは大丈夫なのか……? 煙の中、目を細めて二人を確認した。 なんと大将の方は、煙をさらに煽るかの如く、炭火を熾し続けていた。さすがだ……さすが、職人だ。やきとん屋が煙…
- 2021年4月23日
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- 【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト5」2020年 下半期&年間大賞 秋田の味が恋しくなっているひとり。そんな時、頼りになる酒場が〝郷土料理系〟の酒場だ。ことに、この郷土酒場は秋田料理の品ぞろえが抜群。きりたんぽ、いぶりがっこ、じゅんさい、ギバサ……夏には『くじらか焼き』まであるのがうれしい。焼酎の銘柄も、秋田の御父さま方が愛飲する『そふと新光』というこだわり。この場に居るだけでも、郷愁を埋めてくれるようだ。 田舎を離れて暮らす方々は、ぜひとも地元の郷土料理屋を探して一息ついてほしい。 【吉祥寺「鹿角」の…
- 2020年12月30日
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- 高尾山「やまびこ茶屋」東京で天国にいちばん近い酒場 秋田と盛岡の県境にある『峠の茶屋』というところに行ったが、大自然の中にひっそりと佇む茶屋というのは、どこかゾクゾクと神秘的である。早速、武者震いをしながら暖簾を割った。 うおっ…… んがっ…… ク──ッ!! めちゃめちゃいい店内じゃないか! 茶屋だけでもテンションが上がるのに、〝大箱〟ときたもんだ。どうしようどうしよう、どこで飲やろうかしらん。 やっぱ外飲やり席でしょう! この場所…
- 2020年12月15日
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- 三田「鹿島屋」このお二人が三田の広瀬すずアリスだっ!! 秋田屋 店頭の焼き台 と 言葉は同じだが 秋田屋のそれとは違い まぁこじんまり 扉を引くと ちょっとしたカオス テーブルが物置になって機能してない・・・ 床に段ボールが重なっている・・・ 奥の子上がりは 夜逃げ前夜かっ!! との表現がしっくりくるほど 荷物が並んでいる &…
- 2020年11月24日
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- 鹿角 | 三大酒場シリーズ 秋田県 思わず見惚れる藍色の渋暖簾を潜ると、そこには紛れもない〝秋田〟が待っている。秋田の大衆酒『そふと新光』から始まり、きりたんぽ、いぶりがっこ、稲庭うどんなどの有名な秋田料理はもちろんのこと、ギバサ、くじらかやき、しょっつる鍋など秋田人が聞けば「おぉっ!!」と大興奮する郷土料理が目白押し。「忙しくてなかなか秋田に帰れない……」そんな東京在住の秋田っぺは、是非とも訪れて欲しい名酒場。
- 2020年9月19日
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- 伏見「大甚本店」太田和彦酒場巡礼 その1 秋田屋の あの感じ に近いか・・・? でも それらと圧倒的に違うのが・・・ 出たっ!! ONT!! 美しい・・・ そして単純に 旨そう・・・ うつくしいし うまそうやし うまくしいなぁ・・・ 一皿一皿の サイズ感がち…
- 2020年7月30日
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- 船堀「竹のこ」大穴を狙え!酒場探しで「万呑券」的中◎ 秋田駅前から出ている『ボートピア河辺』行きのバスに同級生二人と乗り込む。いっちょ前に、競艇新聞を広げながらああでもない、こうでもないと一攫千金の成金高校生の夢を描くのだが、帰りのバスは大抵、素寒貧で後悔をする。まぁ、まったくの嘘の話なのだが。 大人になった私はというと、博打にはまったく興味がなく、知事が公表した賭博場を何百人も並ぶというニュースを冷ややかに傍観するくらいである。しかしながら、たまには博打で獲った〝あぶく銭〟で酒を飲んでみ…
- 2020年5月13日
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- 常陸多賀「ひかり食堂」魅力度最下位を返上せよ!茨城大衆食堂の部 秋田県は何位くらいか……と、記事を開いてみる──、えっ!? 〝茨城県が7年連続の最下位〟 地元のランキングより先に目に飛び込んできたのは、〝7年連続の最下位〟という結果だ。〝7年連続〟といえば、20年前に私と酒場ナビメンバーのイカと一緒にバイトしていた新宿の漫画喫茶のビルが、新宿で一番不衛生なビルとして当時7年連続目だった(どれだけ不衛生だったかはここでは書けない) 完全に殿堂入りじゃないか……。というか、茨…
- 2020年4月12日
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- 小岩「銚子屋」親父と大将と下町酒場フィルムス 秋田へ帰郷した際、誰もいない居間のテレビ台の隅には、やはり親父の借りてきたDVD……いや、ビデオ・・・のレンタル用ケースがあった。未だに映画好きは健在のようだが、若いと思っていた親父も、今では帰る度に「老いたなぁ」と思うようになった。けれども、このケースを見る度に子供の頃の懐かしい記憶が蘇るのだ。 そんな記憶の一片を、ふいにこの酒場は映し出してくれた。眠る大将の背中に親父を重ねながら、残り少ない酎ハイでチビチビと飲やる──…
- 2020年3月23日
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- 【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト3」2019年 下半期&年間大賞 秋田屋」 おばあちゃん、元気かな? 15時半からの口開けとともに、一瞬にして満席となる港区の名酒場。やきとんや煮込みもウマいが、是非試していただきたいのが『ニラおひたし』だ。しっかり醤油に漬かったニラは、絶妙な歯応えを残しつつも、柔らかくておいしい。 地元の秋田にいるおばあちゃんがよく作ってくれたこの懐かしい料理を、是非あなたにも味わってもらいたい。 【浜松町「秋田屋」の記事】 【第1位】吉祥寺「闇太郎」 『闇』違いな名…
- 2019年12月31日
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