名古屋「のんき屋」恐怖!!味噌串カツ味噌おでんの魔力
「何 勝手に名古屋行ってるっペよーー!!」
味論が烈火のごとく
怒ってきた
先日
僕が名古屋に行ったのが
許せないみたいだ
「名古屋の道路が 何故あんなに広いか 知ってっぺかよ?」
「知らんわ」
「なんで名古屋は 台湾という名前の食べ物が多いか 知ってっぺかよ?」
「いや 知らんわ」
「なんで 宇野がフライをオデコに当てたか 知ってっペかよ?」
「だから 知らんて」
「オラも知らねー!!」
「どないやねん!!」
「オラも 名古屋で呑みてーっぺよ」
「結果 呑みたいだけやん」
「来週 予定空けとけっペよー!!」
「えっ? 来週?」
強引すぎる
味論の誘いだったが
名古屋で呑む
という行為を
断る理由は一つもない
新幹線で
名古屋にやってきた
せっかくなんで
THE名古屋
の 店で呑みたい
名古屋駅から
10分ぐらい歩くと・・・
雰囲気のある
店が見えてきた
のんき屋
串カツ おでん
などを
味噌ダレ
で 十二分に堪能できる店だ
ほう
店頭で立ち呑みが出来るのか・・・
出たっ!!
茶色い食べ物は旨い
という定説の最高峰
名古屋の味噌ダレ鍋
「うおーー!! ゲーリーゲーリーホームランーー♪」
「ほたえなっ!!」
味論がいきり立っている・・・
落ち着きを取り戻し
暖簾引き
のんき屋に入った
時刻的には
宵のうち
お客さんが
ギュウギュウだ
なんとか
酒場椅子取りゲーム
に 勝つことが出来た
チューハイとハイボールを
お願いして
酒ゴング
「ううぇーい 一番彦野が塁に出てーー♪」
「ほたえなっ!!」
味論がうるさい・・・
卓上には
ソースとキャベツ
ほう
関西と同じスタイル・・・
となると・・・
まずは・・・
「すいません 串カツ普通のヤツ下さい」
と お願いした
「おっ 関西の串カツより大きいなぁ」
「立浪と大豊のバットの長さぐらいの 差があるっぺよ」
「わかりずらいなぁ」
「うめえっぺよー」
「となると 真打みそ味も いかなあかんな」
「いや あえてココで 帰ってみるのはどうっぺか?」
「日本シリーズで完全試合やりかけてた 山井を交代させた落合監督か!!」
「わかりずらいっぺよー」
「すいませーん 味噌カツ2本下さい」
お母サマが
先の鍋にカツを
ドボンッと浸けて
持ってきて下さった
「おーー 眩しいまでの茶色やなー」
「井上一樹の リストバンドみたいに鮮やかっペよー」
「そんな ピンキーちゃうやろ」
「うんめぇっぺっよー!!」
「ホンマやな めっちゃ旨い」
「井端のグラブトスぐらい うまいっぺよー」
「そのボールを素手で取って 一塁に送球する荒木ぐらい うまいなぁ」
「おでんも もらうっペよー」
「たまご とうふ だいこん あとこの はんぺんってヤツ下さい」
「うおーー 旨そうっぺよー!!」
「この力強い色は 圧巻やな」
「このラインナップ すごいべ」
「パウエル ゴメス ウッズ ブランコやなー」
「この玉子の破壊力すごいっぺよー!!」
「サムソンリーの剛速球並みやなぁ」
「魚のすり身の はんぺんもいい仕事するなぁ」
「英智の バックホームっぺよー」
「この大根 美しいっぺよー」
「浅尾 の顔やなぁ」
「ギャー!! この豆腐のパンチ力なんや!!」
「ディスティファーノの 乱闘っぺよーーー!!」
「いいぞ がんばれ のーんき屋ーー♪」
「燃ーえよ のーんき屋ーー♪」
旨さと怖さが襲ってくる・・・
この味に慣れてしまったら
出汁で炊いたおでんでは
物足りなくなってしまい
名古屋に移住してしまうんじゃないかという
恐怖が・・・
味噌ダレ
恐るべし
ふと見ると
立ち呑みのコーナーには
真っ白なTシャツを着た
カップルが
カツを自らみそ鍋に
ドボンッと浸け
頬張ってらっしゃる
そこには
絶対に純白のTシャツに
味噌を跳ね飛ばしたりはせんぜ
という自信が伺える
カッコイイ・・・
板東英二が経営するサウナに行く為
のんき屋を後にした
のんき屋を出て
思ったことは・・・
いや 隣に串カツ田中あるやん!!
よう この場所に出店したなっ!!
味噌ダレあるのかしらっ!!
お隣の八幡屋もどうぞ
↓
のんき屋(のんきや)
住所: | 愛知県名古屋市西区名駅2-18-6 |
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TEL: | 052-565-0207 |
営業時間: | [月~金] 17:00~20:30 [土] 16:30~20:00 |
定休日: | 日曜・祝日 |