名古屋「八幡屋」大人の夏休み!自由研究の宿題は名古屋にて
最近酒場ナビでは名古屋の記事が続いてる。
それは何故かと言うと
ある日味論が「実は酒場ナビのアクセスは名古屋人が多いっぺよ!アクセス解析でちゃんとデータとして出てるっぺyo~~!!」と言った事からが始まりである。
その後ボク以外の2人は早速名古屋に行ってたので
乗り遅れないように、後日単独で名古屋酒場ナビを敢行したのだ。
事前にイカへ
「なんか行けてない宿題店あります?」と聞いたところ・・・
何件か”行きたくても行けなかったリスト”を頂いた。
そのうちの1つである酒場
名古屋駅から歩いて5分ほどのところにある
「八幡屋」
と言う串焼き、串カツの店へやってきた。
まだ時間は17時すぎと言うのに満席で大盛況な状況・・・
店前で待ってらっしゃる方も何名か居た。
「うわぁ〜串焼きを目の前で焼かれてるのに待たなあかんこの時間地獄やなぁ〜」
なんて思いながら、なんとなく隣の店を見ると
そちらも赤ちょうちんが〔おいでおいで〕をしていたので
よく見てみると・・・
「あれ!これ『のんき屋』やんっ!!!」
なんと「八幡屋」の隣の隣の隣の店が先日記事にもなった「のんき屋」だったのである。
すぐさまイカに連絡すると・・・
「イカさん!八幡屋ってのんき屋のすぐ近くですやん!なんでのんき屋出た後、そのまま八幡屋にハシゴせんかったんですかっ!?」
「いやちゃうねん、のんき屋の隣見てみ?『串カツ田中』あるやろ?ここに串カツ屋作るかねっ!!って、そっちに気が行ってもうて完全に逆側はノーマークやってん」
どちらが先に串カツ屋を出したかは不明だが
恐らく「串カツ田中」があとにオープンしたであろう。
確かにこの通りに串カツ屋を出すのは
ここか新世界くらいであろう・・・
“田中オーナー”の破天荒ぶりに関心しながら
予約表に自分の名前を書き、待つ事にした。
マスターが焼き台で1本1本丁寧に焼いてる姿を見ていると
店員さんが
「お兄さん、1人やったらここで立ち飲み出来ますけど、どうします?」
と声かけてくれたのだ。
この光景を見ながら吞めるなんて
最高じゃないか・・・
「逆にここが良いですっ!!」
と店員さんに伝え、チューハイを注文した。
チューハイ(420円)
チューハイは嬉しいハイリキの瓶スタイルだ。
「注文どうします?ちなみにまだどて煮は出来てないんで待ってくださいね!」
と「京都大作戦」のTシャツを来た店員さんが注文を取りに来てくれた。
「じゃあとん焼きと串カツで!あ、お姉さん京都大作戦行かれたんですか?」
「はい!10-FEETが大好きで〜!」
「ボクも京都出身なんですよ!」
「え~~すご~~い~!!」
この絡み一人じゃないと出来ない会話だ。
もし隣にイカが居たら・・・
「京都のどこやっけ?」
「福知山ですが」
「それ京都ちゃうやんけっ!!!」
と
関西人なら分かってくれるであろうお馴染みのツッコミをされるからだ・・・
だがここは名古屋である。
多いに「京都大作戦」を語る権利はあるのだ。
そんな事を考えてると10‐FEET姉さんが
「なか一席空いたんで移動されますか?」
と言ってくださってので、なかの雰囲気も味わらせてもらう事にした。
店内に入って、ようやくメニューを拝見する事が出来た。
メニューは無駄がなく実に選びやすいラインナップである。
とん焼き(80円)
恐らく豚の”シロ”であろう部位を
甘めのタレで焼かれたブツだ。
“焼きとん”ではなく”とん焼き”と言うのが名古屋らしい。
呼び方とタレの甘味が
東京下町とは違えど・・・
共通して美味しいのは確かだ。
串カツ(80円)
一つは味噌で
もう一つはソースでいただく事にした。
まずは味噌
名古屋には「味噌カツ」という料理があるくらいだから
味噌とカツが合わないわけがない。
ガッツリ系の味噌カツ専門店にわざわざ行かなくても
ここでは手軽に味噌カツを堪能する事が出来るのだ。
続いて王道のソーススタイルで。
卓上の二度漬け禁止ソースに串カツを潜らせれば・・・
「見ただけで分かる・・・絶対うまいやつやんっ!!!」
と関西人ならそう唸るであろう。
ちょうど串カツを食べ終わったタイミングで
10‐FEET姉さんが
「どて煮出来ましたけど、どうしますか?」と”煽って”くれた。
勿論断わる理由がなかったので
どて煮とこれまたちょうど飲み終えたチューハイを注文した。
あと30秒、ボクにどて煮コールをするのが遅かったら
完全にお会計をして店を出てたところだ。
見計らったように
「どて煮」と言う秘密兵器を出してくるあたりが巧妙な手口である・・・
10‐FEET姉さんの
『どて煮大作戦』を有難く堪能させていただく事にした。
どて煮(80円)
しっかりと煮込まれて濃厚な味付けになってるどて煮・・・
白飯も欲しくなる一品だ。
メニューにライスもあるので
オリジナルの「どて煮丼」を作る強者も恐らく居るであろう。
とん焼き、串焼き、どて煮という
“エース3本柱“が居るにも関わらず
まだおでんとその他の串焼きがあるので
知らぬ間に長時間滞在してしまいそうな危険な酒場だ。
それでいて
とん焼き、串焼き、どて煮は全て80円というリーズナブル価格である。
店を出る頃には
10本単位でお持ち帰りを注文されてる方も何名かいらっしゃった。
奥さん、今夜の夕飯は”八幡屋スペシャル”かい?
休日の夕飯をサボるであろう奥様を横目に
“大人の自由研究”と題して、続いての名古屋酒場へ向かうのであった。
八幡屋(やはたや)
住所: | 愛知県名古屋市西区名駅2丁目18-7 |
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TEL: | 052-571-3945 |
営業時間: | 〔月〜金〕11:30〜13:00 17:00〜21:00(LO)(閉店21:30) 〔土曜日〕16:30〜20:00(LO)(閉店20:30) |
定休日: | 日曜日・祝日(GW休、盆時期休、12月29日~翌1月5日休) |