世田谷代田「ビストロ フィグ(bistro Fig)」 まだバレてないコスパ最強な大衆ビストロ
最近地方の酒場ばかり記事にしていて、都内が疎かになってしまっていたので
ここらで一発、最高の酒場を紹介するとしますか。
基本的に大衆酒場、もつ焼き、ホルモン、立ち飲み、角打ちを紹介しがちな酒場ナビですが・・・
今回はなんと「ビストロ」っ!
慣れてないだけあって、今キーボードで”ビストロ”とタイピングしようとしたら
うまく打てなかったのが事実だ。
そんなオシャレなビストロを求めて、下北沢から一駅の世田谷代田へ・・・

駅から歩いて10分ほどと、決して立地の良くない場所にあるが
その立地の悪さが逆に期待させてくれる。
「ビストロ フィグ」

自宅のようなドア
外からカウンター席の様子が少し見えるが
結構混んでそうだぞ。
そして何より、一人で初見のビストロへ潜入するのは
ちょっとだけ勇気が必要だぞ。
誘ってくれた酒友がもう少し時間がかかるとのことだったので、店近くで待っていようかと考えたが
その間にもどんどんお客さんが入店していく。

満席になってしまう可能性があるから、待ってるわけにはいかない・・・
勇気を振り絞り、いざ店内へライドオンっ!

白をベースとして、照明はシャンデリア
オシャレでウッドなテーブルとイス
お客さんもTHE大人って感じの方ばかり。
オレよ・・・
浮きまくってるぞっ!!

ギリギリ空いてたカウンター席に仲間入りさせていただいた。
隣には一人呑みのマダム
普段とは真逆の空間で呑むことになるな・・・
まぁ言えることは
この時点で大人の階段は登れたってことだ。

カクテルなんかも沢山あって、ハイボールを頼むもんなら何種類かウイスキーを選ぶことが出来るぞ。
ていうか
カクテルが500円〜って安っ!!
「酎ハイ」の文字で一気にこの店の信頼度が上がったな。

え、それよりワインボトル2,000円〜、スパークリング2,100円って・・・
値段設定ほんまにあってます・・・?
店の雰囲気と値段設定がマッチしていないな
しかもここは下北沢から一駅の場所だぞ。
「黒ラベル生」

一杯目は当たり前のように黒ラベルを注文してしまったが
ここは一杯目から攻めの「ヒューガルデン」をチョイスするべきだったなぁ〜
まぁそんな余裕がなかったんでしょうね。
酒友よ、早く来てくれっ!!
と願いながらメニューチェック。
え、え、え・・・
なんだこの安さは・・・・・
料理はまさかの300円から・・・
これだと普段訪れてる大衆酒場と同じ値段・・・
いや、それより安いな。
ブルーチーズソース、ムール貝、コンフィ・・・
普段見かけない文字にヨダレじゅるりもんだな・・・
「塩昆布クリームチーズ」

酒友がこの世で一番好きな酒のツマミだと豪語する塩昆布クリームチーズを一旦チョイスしておいた。
一人だと、この一品だけで充分なツマミになる量だ。
しかもこれが300円だなんて・・・原価率どうなってんの?
「あっ!大好きなヤツ、注文してくれてるやんっ!!」
ついに信頼出来る酒友が現れた。

無事酒ゴング〜!!
「オレはこのツマミさえあれば、ビール最低5杯は戦える」
「お金無いだけやろ!」
「”生ハム ハモンセラーノ”ってなんやろな?」
「え、知らんの!生ハムをハモンセして、ラーノで味付けしたもんやで。ねぇマスター!?」
「ハモンが(生ハム)、セラーノが(山の)って意味で、山の生ハムってヤツです」
「全然ちゃうやんけ!」
あぁ楽しい、やっぱり酒はどこで呑むかじゃなくて
誰と呑むかだな。
勿論今回は素敵酒場もあいまって、最高の夜だ。
「レモンサワー」

当たり前のようにいつものように大好きなレモンサワーをオーダーしてしまったが
せっかくなんでワインボトルをお願いすればよかったな・・・
これを書いてる今、猛反省だ。
でもさ、背伸びなんてしなくていいかもな
酔えるもので今夜を楽しめばいいんだよ。
薄めのウーロンハイでビストロ決めてやってもいいじゃない。

守りの夜、攻めの夜
うまく使い分けましょう。
「サルサソースオムレツ」

ただでさえ旨そうなオムレツにサルサソースぶっかけたヤツ
もし、情熱系のメキシコ人がこれを食べたなら「エスタ・リキッシモ!(超美味しい)って叫ぶだろうな。
そして店員さんに軽く注意されるだろうな。
それくらいウマッシュでした。
「塩漬け豚バラのコンフィ」

その昔、沖縄で「スーチカー(豚バラの塩漬け)」を食べた時
衝撃的な旨さで感動し、それ以降豚バラの塩漬けってメニューを見ると必ず注文するようになった。
そんな大好きな豚バラの塩漬けを、丁寧にコンフィしてくれたらさ
最高にウマッシュなのよ。
口の中の程よい脂をレサワが流してくれる。
素晴らしい。
ところでよ
コンフィってどういう意味なんだ・・・?

大人になるって大変なことだ。
何故なら大人はこういうオシャレな店に来ないとダメだし
難しい外国語も沢山覚えないと恥をかいてしまう。
ワインの知識も増やしておかないと、安いワインと高いワインの区別が全くつかなくなってしまう。

月曜日から金曜日まで朝の満員電車に乗って会社へ出社し
社畜のように働き、家に帰ったら家族サービスもちゃんとしないといけない
それでいて、オシャレなワインの銘柄も勉強しないといけないのか・・・
大人って本当に大変だな。

ちゃんと貯金もしないとだし
バランスよく野菜も食べないといけない。
部下にはオシャレな店で、知ってる限りのオシャレな豆知識を話さないといけない。
あぁ、本当に大人になるって幸せなことなんだろうか。
「アンチョビバターパスタ」

しかし大人になってから、アンチョビの凄さを知ることが出来たし
楽しいや、美味しいの幅が増えたのは確かだ。
プラス100円で小エビをトッピング出来る財力だってある。

アンチョビとバターとエビのコンボ
破壊力凄まじいです。
なのにこれが1,000円でいただけるなんて
はっきり言ってコスパ最強だ。
まだバレてない名店すぎるぜ、ここは・・・
コスパが凄い店で呑む際
「あぁ〜今日も安くで呑めたな」
で終わりがちですが、ちゃんとお店に敬意を持って呑みましょうね。
マナーよく、長居はしないで、残さず綺麗に
だってそれが”大人”ってやつですから。

bistro Fig(ビストロ フィグ)
| 住所: | 東京都世田谷区代田1-41-4 |
|---|---|
| TEL: | 070-8377-1608 |
| 営業時間: | 平日19時〜24時 土日17時〜23時 |
| 定休日: | 月曜日 |


