
根室「東灯」 ガチの日本最東端酒場で呑んできた
前回の続き
素晴らしいオファーと
根室の優しい皆さまのおかげで、初めての根室を充分に堪能出来た。
根室最終日
この日も朝早くからカマダさんが根室の隅々まで案内してくれた。
「今日は日本最東端の納沙布岬に行ってみましょう」
「のさっぷ・・・?」
「一般人が訪問可能な日本最東端地点で、運が良ければ北方領土の一部が見れることが出来ます」
日本最東端のセイコーマートにも会えて、気分が高まってきたぞ。
少し天候には嫌われたが無事納沙布岬へ到達大成功。
北海道灯台発祥の地にも来れた。
今現在、ボクはここらへんに居るということだ。
となると・・・
やっぱりボクは欲が出てしまうわけで・・・
”限界まで”日本最東端を攻めてみた。
この時点で現在日本最東端に居た一般人はボクってことだ。
やったぜ!!
その後は「根室市北方領土資料館」で
北方領土のことも勉強させていただいた。
カマダさんの解説付きで分かりやすくお勉強・・・
そうか、そうなのか・・・
そんな歴史があったのか・・・
『北方領土視察証明書』をGETした日本人のボクから
プーチンさんに一言言わせてくれ。
北方領土、全部返せとは言わんから
ちょっとだけ返してくれへんかな??
「それでは日本最東端の食堂へ行きますか」
「酒場ナビのこと、よく分かってくれてますね」
「”日本最東端で呑んでみた”達成しておきましょう」
「東灯」
調べてみると
以前の日本最東端の飲食店はここからもう少し東のところにあった「鈴木食堂」だったらしいが
1年ほど前に閉店され、現日本最東端の飲食店はこちら東灯になったみたいだ。
ちなみに旧鈴木食堂は閉店後、そこからすぐ近くの場所に移転し
「食事処⑧エイト」という名前で営業してるとのことだ。
しかしその移転先がちょっとの差で東灯より西にあるらしく
結果現在の日本最東端の飲食店が東灯に入れ替わったということだ。
移転先の場所によって泣かされた日本最東端の称号・・・
これからどう変わっていくかが見ものだ。
しかしまだ油断は出来ない。
一応日本最東端の飲食店だが、アルコールメニューがあるかないかで
話は変わってくる。
何故ならボクらは酒場ナビだからだ。
ここで呑めなかったら、話はふりだしに戻るぜ・・・
ドキドキしながら店内へライドオン!!
お客さんはボクらだけ
贅沢に貸切状態だ。
どれどれ、メニューは・・・
「ラーメン」と「かにチャーハン」と「かにめし」ですか。
お食事処ということでシンプルなラインナップ。
ワンオペのママさんに聞いてみた。
「すみません、お酒ってありますか??」
「そこから取ってください」
あったぜっ!
缶ビールと瓶ビールっ!!
なんだぁビールしかないのか・・・
なんてそんな気持ちは一切なし!
今はここで呑めるのが確定しただけで嬉しい!!
ショーケースの写真を撮り、振り返ると
カマダさんがグッドサインを出している。
無言のグッドサイン
「運転はオレに任せて、好きなだけ呑みなっ!!」
の意味をボクは一瞬で感じ取った。
瓶ビールを手に取り
念願の日本最東端で酒ゴングっ!!!
はぁ
この時点でボクは
日本最東端で呑んでる日本人に認定されたわけだ。
祝杯すぎるぜ。
「海の幸ラーメン」
ボクは一番贅沢な「海の幸ラーメン」をチョイス。
大きなホタテに・・・
海老が2匹・・・
つぶ貝とアサリが隠れていて・・・
カニまで入ってるという贅沢さだ・・・
これに昆布も入ってて総勢6種類の海の幸たち。
昆布がめちゃくちゃいい仕事していて、スープの味に海を感じる。
魚介の出汁と最低限の調味料で
化学調味料に頼ってない感じなのに
これが1,400円という破格で食べれるのが素晴らしい。
『二日酔いに染みる贅沢過ぎる”潮”ラーメン』だな。
そしてカマダさんは「かにチャーハン」をチョイス。
ケチらずカニの身が沢山入っていて
味もあえて薄味で、カニ感を味わえる。
ラードと味の素が沢山入ってる町中華のチャーハンも大好きだが
こんな優しすぎるチャーハンも、ここで食べれば
最高にウマッシュっ!!!
まさに
『日曜の昼間におとんが絶対に作れない系チャーハン』だな。
チャーハンには「てっぽう汁」も付いてて、文句なし。
てっぽう汁とはカニの身が入ってる味噌汁のことなんだが
気になるその由来とは・・・
カニを食べる様子から名付けられたといわれています。 カニを食べる時に箸を使ってカニの足をつついている様子は、鉄砲に玉を詰めている様子や鉄砲を掃除している様子に似て見えるでしょう。 このことから、てっぽう汁と呼ばれるようになったといわれています。
とのことだ。
いや、
名前の由来カッコよすぎやろっ!!
命名した人にセンスを感じます。
大満足で完食。
「コロナになってから芸能人は全く来なくなったね」
「内藤大助さんは良い人でしたよ」
ママさんも優しく接してくれた。
「記念に一枚ツーショットお願いできませんかね?」
「ダメっ!!!」
さっきまで仲良く喋ってくれたせつ子ママ・・・
テレビやメディアの取材は来てるはずなのに
なぜかツーショット写真は全然撮らせてくれなかった・・・
何故なんだ?
ちょっとだけモヤモヤが残りながらも大満足で退店。
店を出て
カマダさんが耳元で教えてくれた。
「さっき店内に取材の記事が貼ってあったんで見てたんですけど・・・」
「文章でせつ子さん(90歳)って書いてあったんですね」
「どうやら年齢が間違えてたようで、文章のところをせつ子さん(90歳)って書き直してあったんですよ」
「私の勝手な予想ですが、それで写真とかもう嫌がってらっしゃるのではないでしょうか・・・」
カマダさん、名推理ですね・・・
ボクも今後女性の年齢を上に間違えるのだけは気をつけます。
店を出て車で帰ろうとすると、カマダさんが
「あ、これは見ておいた方がいいかもです」
と車を停めてくれた。
カ、カエル・・・?
沢山のカエルの石が・・・
これは一体何の意味が!?
「多分なんですけど、北方領土を返す(かえる)という意味でカエルの置物を置きに来る方が居るみたいですね。」
「なるほど」
「毎年ちょっとずつ増えてるような気がします」
「これって記念に持って帰る人とか居ないんですかね?」
「外国人さんとかで居ると思いますよ」
「ボクも記念に持ってカエろうかな・・・ってか重っ!!」
「まぁ今回は石を持って帰るのは諦めて、意思を持って帰りましょう」
カマダさん・・・
もしかしてそれが言いたかったから、わざわざ車止めたんですか・・・?
そして日付変わって、何と本日!!
また根室へライドオンしますっ!!!
あのラフィンノーズと共演っ!!!
ボクはDJで参加っ!!!
「イースト・エンド・プライド」
10/19(SUN)
at:Live&Events HYWATT HALL
(北海道根室市緑町1-8)
OPEN:15:30 START:16:00
ADV¥1000 DAY¥2000
<act>
LAUGHIN’NOSE
SO-CHO PISTONS(広島)
THE BONNIE LIMOUSINE(北見)
SHIN50 MARTIN BAND(根室)
<DJ>
カリスマジュンヤ(SMASH!) ←←
カマダ(N-PLUS)
来れそうな方
ギリギリまで受付しますので、お気軽にメッセージくださいませ。
東灯(ともしび)
住所: | 北海道根室市納沙布33-6 |
---|---|
TEL: | 0153-28-2463 |
営業時間: | 07:30 - 18:30(冬季:8:00~17:00) |
定休日: | 不定休 |