
池袋「魚卯」 池袋の朝帰りは魚屋さんで最高のモーニングショットを!
もうこれまでにどのくらい『呑める魚屋』を紹介してきただろうか。
酒場ナビと別で
【呑める魚屋ナビ】も開設していいレベルになってきたな。
信頼出来るサカバーからこんな連絡が来た。
「池袋に・・・あの池袋にも呑める魚屋がありますよ・・・」
池袋だと・・・
東京三大繁華街の池袋
悪く言うと”不衛生な街”・・・
そんな街で呑める魚屋さんとな。
これは訪問しない理由がない。
すぐに池袋へ・・・
「魚卯」
あれだっ!
本当に池袋駅から歩いて行ける距離のところに聞いてた魚屋さんはあった!
店内へ即ライドオン
魚屋さんであることは間違いないが、本当に飲食スペースはあるのだろうか・・・?
入店して、すぐにコイツが出迎えてくれた。
「生牡蠣」
買ってその場で食べたい魚介類No. 1チャンピオン。
王者生牡蠣が
「ここで食べれます ぜひどうぞ〜」
とちいかわの似顔絵付きで煽ってきやがる。
1個324円という値段も破格である。
ひとまず他の魚たちの様子も偵察することにした。
立派な「本むつ」に「いさき」・・・
「真鯛」に「カンパチ」もあるぜ・・・
「あじ」、「かます」・・・
「あなご煮」まであるじゃねぇかっ!!
あれも欲しい
これも欲しい
もっと欲しい
もっともっと欲しい
どう注文するのが正解なんだろうか・・・
店内をウロウロしているボクに女性店員さんが話しかけてくれた。
「何にしますか?」
「いろんなもんが食べたくて・・・っていうか、これってここで食べれるんですか?」
「はい、食べれますよ!」
「ウッヒョ〜〜!!」
「じゃあテキトーに1人前盛り合わせましょうか?」
「それでお願いしますっ!!!」
話の早い店員さんで良かった。
そして厨房ではマスターがボクの為に魚を捌いてくれてる。
興奮してきたぜ。
ていうか
店名「うおう」って凄いなぁ・・・
全部あ行やん。
待ってる間、女性店員さんが色々お店のことを話してくれた。
もうすぐしたら大将が店に来るらしく
その大将の息子さんと奥さん(女性店員さん)で店をやってるとのことだ。
「19時になったら大将が来るんだけど、昭和の人だから写真は今だけにしてね」
頑固マスター、ぜひ逢いたいっす。
さぁそろそろボクの盛り合わせが完成するだろう。
ポッケに忍ばせてた缶ビールを出し、先走りで勝利の祝杯。
酒類の販売はないので、近くのコンビニで調達しておきましょう。
あと呑めると言っても、飲食スペースは限られてるんで長居は禁物です。
多分。
北寄貝、ツブ貝もお造り出来るのか。
ボクが注文した盛り合わせに出来たら海老入ってて欲しいな。
ツマミ無しでも酒呑めるのが、呑める魚屋さんの醍醐味だ。
目の前にいるこれが捌かれたヤツをイメージして待つ時間は全然苦じゃない
それどころかワクワクしかない。
「お待たせしました〜こちらの席に座ってどうぞ〜」
レジ前の一席だけある唯一の飲食スペースに座らせてもらった。
目の前には美しい盛り・・・
「刺身盛り合わせ1,500円分」
マグロ、カツオ、タコ、イカ、アイナメ・・・
そしてボクの願いが通じたのか・・・
綺麗なボイルエビ!
7種類2切ずつ入って、まさかの1500円!!
しかもここは大都会池袋だ!
これぞ魚屋さんにしか出来ないハイコスパ盛り。
これにプラスで
「生牡蠣もあるんで食べますか?」
の店員さんの誘いもあったのに
缶ビール1本の武器しか持ってこず
しかもこの後すぐに予定を入れてしまっていた自分が情けない・・・
酒のおかわりが出来ない状況だったので
缶ビールと刺身のバランスを考えてフィニッシュ。
池袋酒場と言えば、24時間営業の「大都会」や「若大将」や
朝からやってる「酒場 ふくろ」のイメージが強いが
新たな池袋を代表する酒場が現れたな。
19時ちょうどに
お店に大将が現れた。
マスター、こんな素敵な酒場をありがとうございます。
酒屋さんが当たり前のように角打ちを始めるようになったご時世ですが
これからは魚屋さんが当たり前のように飲食スペースを設ける時代もやってくるかもですね。
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魚卯(うおう)
住所: | 東京都豊島区池袋2-39-6 |
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TEL: | 03-3971-5873 |
営業時間: | 10:00~20:00 |
定休日: | 日曜日、祝日 |