
山形「鳥せん」 もう一杯呑む?それともお会計??今まで一番苦しんだ酒場采配
47都道府県&世界197か国の全てで吞め
というのがある。
先日イカが徳島県鳴門で呑んだことによって
酒場ナビ3人が日本でまだ記事を書けてない未呑の県は今現在5つになった。
しかし噂によると、まだ記事に出来てないだけで
すでに47都道府県は全て制覇したとも言われてるみたいだ。
そして個人的にも
日本全都道府県で呑みたいって目標がある。
ということは時間がある限り、自身の未呑の県を攻めるだけだ。
仙台朝市で最高のモーニングを決め、次に狙う街は・・・
山形県っ!!!
仙台駅からバスで1時間ちょい。
仙台ラスト酒場
駅前「もつ焼き 丸昌」で昼からそれなりに呑んだし
バス内で寝ればあっという間にワープ出来るぞ!って作戦だ。
激安セットをキメ、いざバスへライドオン。
しかし興奮でまったく眠れず、ようやく寝そうになってきたところで山形県到着・・・
普通に眠いから迎え酒注入・・・
まぁ”酒場人生”なんてこんなもんですよ。
本日の山形タイム酒ケジュール的に、ちょっと休憩なんてことは出来ない。
電車に乗って「羽前千歳」駅へ・・・
この駅名覚えるのに、まぁまぁ時間かかったな・・・
そんな街にある最高の酒場で呑めて、一気に目が覚める。
この最高酒場の記事はまた後日・・・
さて、急いで山形駅へカムバックだ。
山形駅近くのホテルへチェックインし
すぐに次なる目当ての酒場へ向かった。
飲み屋街から少し離れたところにあって、こんな細い路地に入って行くのか・・・
しかし遠くに見えた赤提灯が一気に興奮度を高めてくれる。
出ましたっ!!
「鳥せん」
『路地裏の名店』
って言葉が似合い過ぎる外観だ。
1階が店舗で2階は住居だろうか?
とにかく期待しか出来ない雰囲気。
時刻はオープン時間の17時ちょうどだったので、早速ライドオン!
「こんちは〜!」
「・・・・」
元気よく挨拶したのだが、マスターはこっちを見ずフル無視。
オレたちの”酒場人生”、こんなことは付き物ですよ。
入り口で10秒ほど待ってると
先に入店してた常連さんが
「今マスタービール注ぐのに集中してるからちょっと待ってあげてね」と言ってくれた。
常連さんたちのビールを注ぎ終わると、こっちを振り返り入店を許可してくれた。
まぁとにかく入店出来て良かった・・・
さぁ何を呑んで、何を食べようか。
「レモンサワーをお願いします!」
作業するマスターの邪魔にならぬよう、自分が思うベストタイミングで恐る恐る注文した。
これはツマミを注文するのに、まぁまぁな時間がかかりそうだぞ・・・
なんとなくそう予想した
が、今回ボクはこの後大事な用事があって
ここでの滞在時間は30分くらいにしようと考えていたのだ。
なのでここは申し訳ないが、多少強引に注文させてもらうとするぞ・・・
注文は一度で済ませよう
あれとあれとあれだな、脳でオーダーを組み立てる。
さぁ伝えるぞ
まだ喋りかけるなよオーラ全開のマスターに注文をしようとすると・・・
ここで救世酒の登場。
「いらっしゃい〜」
ママさんの登場で一気にホッとするオレ・・・
マスターワンオペじゃなかったんや。
ママさんがお通しを出してくれたタイミングで注文してみた。
「三点盛りお願いします」
時間も押してたので、名物の三点盛りで一旦様子をみることにした。
ちなみにボクより先に来てた3人組のお客さんは
四点盛りを1人1つ注文してたな。
「どごがら来だの?」
ゴリゴリ山形弁の隣のお客さんが話しかけてくれた。
「東京です!」
「へぇ〜遠いどごろがら〜」
「私は小田原生まれなの」
ママさんも会話に入って来てくれた。
良かった、受け入れて貰えて・・・
「梅干しチューハイ」をお願いすると
家庭用冷蔵庫が作った”家氷”で梅干しチューハイを作ってくれた。
ちゃんと梅干しが”解れてる”タイプの嬉しい梅干しチューハイだ。
「山形はね、さくらんぼの季節が一番混むの」
ママさんから山形のことをレクチャーしてもらってると、ついに注文してたヤツが登場!
「三点盛り」
ハツ、ガツ、コブクロのモツ刺し三点盛りの登場だっ!
(ちなみに四点盛りはこれにナンコツ刺しが入るとのこと)
マスターからは
「グチャグチャに混ぜてから食べて」と
レクチャーされた。
言われた通りにグチャグチャに混ぜてみた。
モツ三種とネギとニンニクとショウガとカラシとごま油と醤油が豪快に混ざる。
1人でもハミ出し者が入れば、台無しになってしまう
グチャグチャに混ぜるってのはそれくらいギャンブルな指示だぞ・・・
幸いこの一皿に盛られた食材調味料は全てボクの好きなモノだったので
見事にマッチっ!!
グチャグチャモツ刺し
メチャクチャウマッシュっ!!!!
でもよ、マスター
育ちが良過ぎるボクから言わしてもらうと
ニンニクの味、ショウガの味、カラシの味
それぞれでモツ刺しを味わってみたかったかな・・・
やっぱりぐちゃぐちゃに混ぜるタイミングは”後半”でいいんじゃないかな?
余計なお世話か・・・
「とごろで何すに山形来だの?」
ギリ聞き取れるレベルの山形弁でまた隣の常連さんたちが話しかけてくれた。
そう、今回山形へ来たもう一つの理由・・・
それは「きらやかスタジアム」でのプロ野球交流戦を観ることだったのだ。
「このあと交流戦観に行くんですよ」
「なるほど、だからついでにココ寄ったんだね」
「いえいえコチラがメインで交流戦が”ついで”ですよ」
「あはは、マスター嬉しいこと言ってくれてるよ!でももう試合始まるんじゃないの?」
そうなんですよ、先輩方
ボクは今まさに時間ギリギリのところで闘ってるんです。
時刻は17時30分
今店を出てタクシーで迎えば、試合開始の18時に間に合う。
でもせっかく入店出来たんだから
まだここで呑み食いしたい・・・
さぁどうする
窮地に追い込まれたボクが決断した答えは・・・
「すみません!焼きとりと梅干しチューハイお代わりお願いしますっ!!」
ふっ
言ってやったぜ
そう、先ほども先輩に言った通り
メインは酒場であって交流戦はオマケなのさ。
これが酒場ナビの看板を背負うということだよ。
分かったかい、マスターよ?
うん?
焼きとりはまだ出せないって??
まぁまぁまぁまぁ〜・・・・
「牛すじ煮込み」なら出せるとのことで、それチョイス。
牛すじ、こんにゃく、大根、ねぎ入りの優しいタイプの煮込み。
勿論これも美味しかったので、もっとゆっくりツマミを注文したかったけど
さすがにこれがもう限界の時間だ。
球場までの渋滞とか考えても
最悪の最悪5回くらいまでに間に合えば、それなりに野球も楽しめるだろう。
酒場と野球の二刀流が出来るボクが下した自信ある決断だ。
新鮮レバー石焼き・・・
美味しそうだな・・・
ボクが羨ましそうにみてると
「ほら、これ食いなよ」
一番訛ってる先輩がレバーをくれた。
「ありがとうございます。めっちゃ美味しいですね!」
「うんまぇべ?もっと食いな!」
「いや、もう皆さんの分もあると思うんで大丈夫ですよ!ありがとうございます」
「そう言わずに〜」
先輩の「あ〜〜ん」いただきました。
だめだ!
そんなこんなでもう時間の限界が来てしまったので
お会計を・・・
予定より長めの登板になった「鳥せん」でしたが
このあとボクの予定にどう響いて来るか・・・
ドキドキしながら急いでタクシーに乗り込んだ。
ちなみに試合が終わった後に「鳥せん」行けば良かったんじゃないの?
って思われる方もいると思いますが
営業時間が21時までなので、それこそ不可能な采配だったのです。
道も混んでなく、タクシーのおかげで
なんとか18時20分には到着。
試合もまだ3回だ、良かった。
それにしても地方球場で観るプロ野球交流戦
一人でも全然テンションぶち上がるなぁ。
さてさて、先ほどは酒場にて見事完璧な采配を下せた自分に乾杯。
両チームさんよ
一足先に勝利の美酒を味合わせてもらうぜ。
試合はどんどん進む・・・
中盤の大事な場面でマウンドに集まる中日ドラゴンズ。
続投か?
降板か?
井上監督が出した答えは・・・?
降板・・・
難しい判断ですよね
分かりますよ、監督。
ボクもさっき酒場で真剣に采配考えてましたから。
そしてアウェイのドラゴンズは見事3対1で楽天ゴールデンイーグルスに勝利した。
一瞬の采配・・・
その一瞬の采配が勝敗を分ける。
でも負けてもよ
また闘えばいいだけさ。
攻めの姿勢が、最後の勝利の美酒に繋がるのです。
鳥せん(とりせん)
住所: | 山形県山形市香澄町2-8-29 |
---|---|
TEL: | 023-625-8910 |
営業時間: | 17:00 - 21:00 |
定休日: | 日・祝日 |