新松戸「まこちゃん」ここでモツ刺し食わへんかったらどこで食うねんっ!!
カレンダーとにらめっこしながら
来週の
呑みスケジュール
を考える
うん
13日の火曜日なら
新規開拓出来そうだな
どこにいこうか・・・?
平日なので
どこの店も営業しているだろう
いや・・・
いやいや・・・
お盆だ・・・
しかも
ど真ん中の13日・・・
おそらく
お盆休みをとるお店も多いだろう
お目当ての店いくつかに
電話をかけ確認したところ
案の定
全店お休みとのこと
意気消沈・・・
そんな中
ダメもとでかけてみた一軒の酒場から
「やってますよ」
とのお言葉
電話を切って
「ぽんぽーん ぽんぽーん」
と
雄叫びを上げた
新松戸
僕の人生で
初めて訪れる街
それだけで
心が踊るってなもんだ
駅を出て
1分歩くと
流鉄流山線の幸谷駅
ローカル線って
乗りたくなる
時間の流れが
ゆっくり
になるから
流山線は
改めて乗りに来よう
目的地
は駅近ではない
軽く息も上がる
異常とも思える気温に
苦しめられるが
確実に開いてる店がある
という安心感があるので
へっちゃらだい
おっ!!
出たっ!!
大衆酒蔵まこちゃん
お盆なのにやってくれてる・・・
呑むしか予定のない僕の
駆け込み寺だ・・・
まこちゃん・・・
新橋にも
同じ屋号のもつ焼き屋さんがあるが
なにか関係があるのだろうか・・・?
渋い縄暖簾を撫でながら
扉を開いた
カウンターに小上がりと
地域密着感を醸し出す店内
木の
育った色
が多くて優しさを感じる
そしてなにより
気温が嬉しい
クーラーを考えた人に
何かあげたい
切り盛りなさってるのは
ご夫婦だろう
お父サマとお母サマ
あおり運転なんて
絶対になさらないであろう
柔和な感じが
もう愛おしい
「いらっしゃい~ 暑かったでしょう~」
お母サマが
そう言いながら渡してくれた
おしぼりがバキバキに冷たい
「いえ全然~」
などと答えながら
うなじの汗を
おしぼりで失礼した
まずはビールを
とも思ったが
焼酎ハイボールの安さに惹かれて
そちらを所望
ボールで
喉を掃除しながら
おつまみのメニューを見てみる
おや
刺しのメニューがチラホラ
レバ刺
の文字は消されているが
やはり
刺しのメニューは無視できないか
と
そこにお父サマが
「刺し盛り合わせにしようか?」
とのお言葉
食い気味に
「お願いします!! ぽんぽーん!!」
うわっ!!
めちゃめちゃ旨そうだ
ガツ 小袋 ハツ タン
の四種類
ごま油 からし ニンニク 生姜 特製味噌と
味の選択肢が多い
ガツには
胡椒が振ってあるひと手間
うん
人生で
一番楽しいお盆になる予感を
ビッシビシ感じる
ハツ刺しが絶品
淡白なイメージのコイツが
嬉しい悲鳴のジューシーさ
ニンニクや生姜でいくのも
モチロンいいが
特製味噌との相性が
進次郎とクリステルぐらい
バッチリだ
ワァオ!!
タン刺しの旨みの強さたるやっ!!
この感じどこかで・・・?
そうだ
先日お近くの
で食べたヤツと同じぐらい旨い
仕入先が一緒なのか・・・?
ごま油にニンニクを溶かし
醤油を一滴
そこにコイツを泳がせれば
モノ凄いご馳走の完成だ
小袋は
塩だけでいってみる
臭みゼロ
旨み100
歯ごたえも心地よく
味これ秀逸
この小袋で
ボクサーのマウスピースを作ったら
1分で完食してしまい
ラウンドの後半が危険で仕方がない
刺しを
にこやかに堪能していると
お父サマが
「焼きだけど レバもいっとくかい?」
とのお言葉
食い気味に
「ぽんぽんすぽぽん ぽん すぽーん!!」
かつては
刺しで出してただろう
レバが旨いこと旨いこと
人生で最高のお盆・・・
自信が
確信に変った
お二人が
テレビを眺める画が
なんとも微笑ましい
軽く
お話しを聞くと
まこちゃんは創業40年とのこと
お父サマが初代で
お母サマと二人三脚で
ずっとやってこられたそうな
新橋のまこちゃんとは
関係性はなく
お父サマが誠(まこと)
という名前だからと聞かされた
「お盆は休まれないんですか?」
の質問には
「休むよ 仕入れの関係で16から」
と指をさされた
運が良かった・・・
電話して良かった・・・
来年のお盆前も
電話してみよう・・・
常連さんだろう
お姉サマが入って来られた
ルイヴィトンを持ってる女性を
久々に見た気がする
お姉サマは
モツは食べずに
塩辛でやってらっしゃる
メニューを見ると
自家製
との表記が・・・
ちょいと酒場犯罪
ツマミ泥棒を・・・
えっ・・・?
これが一番旨いかも・・・
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まこちゃん(まこちゃん)
住所: | 千葉県松戸市新松戸1-216-2 |
---|---|
TEL: | 047-341-4281 |
営業時間: | 17:00~ |
定休日: | 日曜日 |