金町??「もつ焼まがら」陸の孤島にある歴史ありそうな酒場ほぼ名店説 その1
静岡 大石商店
堺 内海酒店
新小岩 中村屋
小岩 新町ストアー
上記の酒場の共通点といえば
駅からすごく離れてるということ
どの酒場も素晴らしすぎた
他にもそんなとこないかしら・・・?
などと考えてると
行動せずにはいられない
最近の
僕のマイブームが
そう
陸の孤島酒場
に いくこと
マップを見て
駅から歩いたら30分はかかりそうやな・・・
バス使わな行かれへんやん・・・
なんて考えていると
ドキドキする
そこには
ご近所の方だけしか知らない
美しさがあるから・・・
常磐線金町駅
今回
お目当ての酒場があるのは
この街ではない
ただ
金町を経由しなければ
とてもたどり着くことが
出来ないのではなかろうかという場所のため
一旦下車をした
ロータリーから
みさと団地行きのバスに乗る
みさと団地・・・
どこだ・・・?
バスに揺られること
えっちらおっちら
30分
やっとこさ
目的の停留所を
目にすることができた
下新田(しもしんでん)
住所的には
埼玉県三郷市東町
思えば
遠くへ来たもんだ・・・
停留所から
歩くこと今度は10秒・・・
出たっ!!
もつ焼まがら
家からなんやかんやで
2時間
こういう時いつも心底思う
開いてて良かった・・・
灯るオレンジ色が
美しすぎる
お隣のスナック
おちゃめ
とのバランスが
なんとも可愛らしい
僕の中にもうひとつ
店前に自転車が
沢山とまってる酒場ほぼ名店説
というのもある
まだ入店してないのに
確信めいた気持ちが
込み上げてくる
自信を持って
暖簾をくぐる
うわっ!!
超満員だ・・・
蟻一匹入る隙間も
ありゃしない
優しそうなご夫婦と思しき
店員さんと目が合う・・・
「無理ですよね・・・?」
諦め声でダメもとで聞いてみる・・・
「表でよかったら大丈夫ですよーー」
おもて・・・?
見ると
入口奥に
簡易的なテーブルとベンチが
「ココで呑んでいいんすでかっ!?」
「狭くてご迷惑じゃなかったらー」
迷惑どころか
夢見心地です
マスター
今宵もありがとうございます
うわっ!!
そして
焼き台の真ん前という
特等席
マスターの焼き姿も
ツマミにできるっ!!
カリスマジュンヤの口癖
「真面目に呑んでたらエエことあるわぁ」
が 口から漏れてしまう
ビールを貰い
喉を掃除する
もはや祝杯といっていい
ただ
特等席とはいうものの
店内に貼っていたメニューの情報が
皆無だ
「マスター なんか刺しとかありますか?」
「ガツ アブラ タン シロありますよ」
「じゃあタン刺し下さい あと焼きは・・・?」
「もう品切れが多くてね・・・」
「じゃあ お任せで3種類下さい」
「はーい」
お客さんの
「すいませーん」
という声がひっきりなしに聞こえる
注文できて
一安心一安心
「はーい タン刺しお待たせー」
マスターが手を伸ばして
皿を渡して下さった
めちゃめちゃ旨そうだ・・・
かかっているタレに
ニンニクを溶かし
もろともお口へ・・・
めちゃめちゃ旨いっ!!
噛めば噛むほど
タンの旨みが溢れてくる
これは・・・
ご馳走だ
そんなご馳走が
大きくカットされて
12枚もいらっしゃる
瞬く間に
ビール瓶が空っぽだ
チューハイを貰って
もつ焼きへの準備を整える
うん・・・
なんかこの写真・・・
好きだ
「テッポウ ハラミ タタキにしといたよー」
マスターが
やはり手を伸ばして
お皿を下さった
これまた旨そう
串を一口ずつ・・・
これまた
ジューシーでめちゃめちゃ旨い
まぁ
あれだけのタンを出された後だ
旨さへの免疫はできている
慌てずゆっくり楽しもう・・・
店内のお客様にも
動きが出てきた
帰られる方もチラホラだ
マスターが僕に仰る
「カウンター空いたんで よろしければ中入りますか?」
二つ返事で
「ありがとうございます!!」
外も中も味わえる・・・
最高だ・・・
福岡ドームの天井が開く時って
こんな得した気分なのだろうか
店内は
7人ぐらい座れるカウンターと
小上がりにテーブルが2つ
ご覧の通り
実家感がモノ凄い
バスの時刻表が
貼ってあるところが
地域密着感を煽る
金町行きは・・・?
載ってないのか・・・
ここにきて
お姉サマと初めて向き合えた
「何かお持ちしますか?」
優しい口調で仰った
「はい えーっと・・・」
壁のメニューに目をやる
うおっ!!
字体に気合が入っている!!
エシャレットって漢字だと
ああ書くんだ・・・
焼きはほとんど品切れか・・・
っていうか
あのタン刺し380円っ!!
安っ!!
お酒は・・・?
あっ!!
「すいません 日本酒と茄子焼き下さい」
お姉サマが
コップに日本酒を注いで下さった
コップってのがまたいい
冷えてなくてもいい
銘柄なんかはなんでもいい
この雰囲気で呑る
常温のコップ酒ってのがいい
茄子焼きと合うこと合うこと
せっかくお二人と
距離が近くなったんで
少し聞いてみた
「マスター このお店もう長いんですか?」
「そうだね 41年になるね」
「すごいですね マスターが初代というか」
「うん 20代の頃やり始めてね」
「すごいですね 41年も暖簾を守るなんて」
「あっという間でしたけどね」
「色々 物語があったんでしょうね?」
「いえいえ なんにもないですよ」
「へぇ そうなんですね」
「稀勢の里とか若の里が お忍びで来たりはしますけどね」
「へぇ 稀勢の里とか・・・」
稀勢の里っ!!
凄っ!!
思ったとおりだ
この説間違いなさそうだ
皆様
オススメの
陸の孤島酒場ご存知でしたら
教えて下さいませ
↑
こちらもどうぞ
【閉店】もつ焼まがら(もつやきまがら)
住所: | 埼玉県三郷市東町79 |
---|---|
TEL: | 048-956-3754 |