西成 あいりん労働公共職業安定所の食堂で呑んでみた!!
あいりん総合センター
西成労働福祉センターや
あいりん労働公共職業安定所や
病院なんかがある総合施設なのだが
どんなとこかというと・・・
建物のそばでは
の方々が
常に宴をひらかれていて
建物の1階のところでは
雨露がしのげるため
地球をベッドになされてる方が
いらっしゃる
まぁ 香ばしい建築物だ
先日
味論と1年ぶりに西成にいってみた
1年前に
で 先輩にボロボロにされた味論なのだが
僕の執拗な誘いに
なんとか首を縦に振ってくれて
付き合ってくれることになった
早朝に西成に着いた
僕達は
あいりん総合センターの
3階にある食堂に
いくことにした
3階も
まぁ 香ばしい
こんな
バキバキの雰囲気の片隅に
出たっ!!
こじんまりと佇む食堂
食堂というか
飯食うスペース
1年前も来たが
ここ好きやー!!
幅の狭いカウンター席と
プロレスラーが
ムーンサルトプレスで潰すために
作られたような机が2卓
ディープで
おどろおどろしい空間に
ちょっとだけ
ほっこり
を 感じさせてくれる
このスペース
元気のなくなってきた西成が故に
いつ無くなっても不思議ではない
このスペース
現役でいてくれていることに
喜びを感じながら
メニューを眺める
玉子焼とねぎ入り玉子焼値段一緒や・・・
小より小さいごはんって半割っていうんや・・・
貝汁も気になる・・・
カウンターにおかずも少し並んでる
これがおかず各種か・・・
「すいませーん このイワシの煮付けとねぎ入り玉子焼き下さい」
とマスターにお願いすると
「はいー 玉子すぐ焼くな イワシぬくめるなー」
あっためる
ではなく
ぬくめる
という言い方が関西感を煽る
お酒はおいてないので
「マスター 買ってきたお酒呑みながらでもいいですかー?」
「かめへんでー 好きにやってやー」
テーブル席に
腰を下ろした
レンジでぬくめられた
イワシの煮付けが
目の前に置かれた
去年も食べたが
めちゃめちゃ旨い!!
注文してから
焼いてくれる
ねぎ入り玉子焼
わっ!!
ビジュアル美しい!!
割ってみての
断面もいい
仕事の丁寧さが
伝わってくる
これ絶対旨いやん!!
そう思うと・・・
いきなり食べるのではなく
まずは凝視して
ダシの風味
玉子の旨み
ねぎのシャキシャキ感
などを想像しまくり
口に湧き上がってきた唾を
ツマミに呑むという
ドヤ街の儀式
を やってしまった
これができると
少量のおツマミで
多量のお酒を摂取することが可能になり
とても安上がりだ
そして
1年ぶりに思い出せたのが
この割り箸だ
割り箸の思い出
て なんやねん?
と 思われるだろうが・・・
色
形
サイズなど
極々普通のこの割り箸・・・
めちゃめちゃ
軽い
のである
割り箸を
持った瞬間
軽い!!
って 思われたことが
おありでしょうか
おそらく
この街でしか流通していない
西成ウッド
みたいな木があるのだろう・・・
行かれる方いらっしゃいましたら
是非ともご確認下さいませ
箸持った瞬間
ちょっと
腕が上に移動しますよ
この店の営業は
朝だけ
10時ぐらいになると
フロア自体の照明が消えたので
お暇することにした
階段をおり
南海電車のガード下の方に出ると
メッセージ性の強い
のぼり
が 掲げられてあり
先輩方が
「センター移転はんたーーい」
「露天商をいじめるなーー」
「住民票を返せーーー」
と
シュプレヒコールをされていた
僕達が聞き入っていると
「お兄ちゃん達も一緒に叫んでやー」
と 声を掛けられた
「何を叫んではるんですか?」
「このセンター取り壊しの計画あんねん」
「えっ? そうなんですか」
「せやねん」
「職安なくなるんですか?」
「移転するってことやけど そうなったら色々変わってくるやろ」
「なるほどですね あっ 写真撮っても大丈夫ですか?」
「なんでや?」
「あっ 名刺貰って下さい 僕ら酒場ナビってサイトやってまして」
「おおっ!! ようわからんけど俺らのこと載せてといてくれや!!」
「ありがとうございます!!」
「お兄ちゃんら 応援するわっ!! お兄ちゃんらも頼むで!!」
「はいっ!! 移転はんたーーい!!」
「労働者の声を聞けーー!!」
調べたところ
2年後ぐらいには
移転が完了する見込みのようです
ご興味ある方は
お早めに・・・
西成 (顔出しアリ)美人の女の子とあいりん福祉センターの食堂に呑みにいってみた
↑
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あいりん労働福祉センター(あいりんろうどうふくしせんたー)
住所: | 大阪府大阪市西成区萩之茶屋1丁目3−44 |
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