西成(顔出しアリ)美人の女の子とあいりん福祉センターの食堂に呑みにいってみた
「ウチも 西成いってみたい~」
むむっ
このセリフ・・・
なんか聞いたことある・・・
先日
という女の子と
西成で呑んだ記事を書いた
↓
西成で呑みたくて堪らない
酒場バカのユナちゃんに
懇願され
半ば強引に連れて行かれたのだが
今度はその記事を見た
酒場ナビではお馴染みの
美人の神戸のお嬢様
が 西成にいきたいと言い出してきた・・・
「アミちゃん・・・ 絶対アカンで・・・」
「イケズやわぁ~ 連れてってぇやぁ~」
「ウォーキング・デッド観た事あるやろ・・・」
「うん」
「察してくれっ!! これ以上言わせんなっ!!」
「大丈夫やって~ ユナちゃんも何もなかったや~ん」
「いや 万が一でもやな」
「いざとなったら戦うわ~」
「戦う?」
「アタシなぁ~ ユーキャンで空手習ってんね~ん」
「ほう それは頼もしい ってドアホっ!!」
「今度 南京町の中華ご馳走するから~」
「・・・」
「なぁ~ なぁ~」
「・・・」
「なぁてぇ~~」
「・・・」
「・・・」
「ぺっ ぺっ 北京ダッグって死ぬまでに一回食べてみたいっ!!」
「あはは~ まかせんしゃ~い」
「やったーーー!!」
後日
僕と味論とアミちゃんは
JR新今宮駅のホームにいた・・・
「おはようさ~ん」
「アッ アッ アミひゃん おはよっぺよっぺ!!」
アミちゃんが西成の街に
今まさに舞い降りようとしている
現実に
味論が興奮を隠しきれないようだ
「ジュンヤはどないした~ん」
「ジュンヤは今 沖縄に帰ってるわ」
「帰ってる~?」
「まぁ アイツにとって沖縄は もう故郷みたいなモンやろ」
「あはは~」
「ほな アミちゃん」
「うん」
「いざ西成やなっ!!」
「あは~ まかせんしゃ~い」
「っぺよっ!! ぺぺぺよっぺ ぺぺぺぺー!!」
味論がいきり立っている・・・
駅を降りると
西成のシンボル
あいりん福祉センター
「あそこアレやろ~ 記事書いてたトコやろ~」
「うん あそこに食堂あんねん」
「いきた~い」
「まぁ ココまで来たらどうにでもなれやな いこかっ!!」
「でも ちょっと散歩してからにする~」
「お供させてっぺ いただきぱすっぺー」
味論がうるさい・・・
「わ~ 何かあった時のために シェルターつくってあるや~ん」
「う うん・・・」
「地震とかあっても大丈夫やなぁ~」
「せ せやね・・・」
「アタシもこの近く住もうかなぁ~」
「・・・」
「うわぁ~ このトップスめっちゃかわいいや~ん」
「・・・」
「このショップ カード使えるかなぁ~?」
「アミちゃん・・・ 服は後で阪急百貨店いこ・・・」
「ええ~ 可愛いのに~」
「わぁ~ 家賃15日で3000円やって~」
「・・・」
「安いなぁ~ お風呂ジャグジー付いてないかもやなぁ~」
「アミちゃん・・・ 車ん中 人おるし離れよか・・・」
「え~ なに~ フリマなんこれ~?」
「・・・」
「あ~ 冷蔵庫の中 なんか入ってる~」
「アミちゃん!! アカン!!」
「なんでぇ~?」
「ヤバいモンかもしれへんやん!!」
「わ~ アイリスへの手紙のビデオ入ってた~」
「・・・」
「アタシ これ見たかって~ん」
「・・・」
「借りてもええかなぁ~」
「見終わって 冷蔵庫の中に 戻しにくるんやったらええんちゃう・・・」
「借りよかなぁ~」
「VHS見れんの・・・?」
「あ~ 見られへ~ん やめとく~」
「・・・アミちゃん ・・・そろそろ呑みにいこか」
「そうする~」
福祉センターの食堂に
お酒は置いてない
西成に
108ヶ所あるといわれている
お酒の自販機コーナーにて
アミちゃんに
ワンカップを購入してきてもらう
「座ってるおっちゃんに 何買うん~? って聞かれたぁ~」
「なんて答えたん?」
「ワンカップ3つ~ って言うた~」
「ほう」
「ほんなら おっちゃんになぁ~」
「うん」
「2つ ちょうだ~い って言われた~」
先輩・・・
流石です・・・
再び
センター前に戻ってきて
気合を入れ直す
「アミちゃん 食堂は階段上がって上や」
「楽しみやぁ~」
「ちょっとドキドキすんなぁ」
「そんなディープな~ん?」
「アミちゃん!! オラが守るっペッよーー!!」
味論が頼もしい・・・
アミちゃんを
僕と味論で前後に挟むように
階段を上がった・・・
上がりきると
先輩方がウジャウジャだ
皆様
オシゴトを求めてらっしゃるのだろうか・・・?
特殊な方々ばかりで
この空間に女性は1人もいない・・・
そこに
美人の女の子を
連れてきてしまった・・・
罪悪感のようなモノが
込み上げてくる・・・
あっ!!
あの
も いらっしゃる
お忙しそうなので
挨拶は控えた
「うわ~ おっちゃんばっかりやなぁ~」
「ふぅ・・・ 誰もアミちゃんに 襲いかかってけえへんくて良かったわ」
「そらせやろ~ みんな優しそうや~」
「ほんなら 食堂のところまでいこか」
「はーい」
「わー!! しまっぺよっ!! 閉まっぺよっーー!! 」
「どうした味論!!??」
食堂は閉まっていた・・・
曜日的なモノか
時間帯的なモノか・・・
はたまた
来年の3月で閉鎖予定のセンターだけに
完全に店じまいしてしまった可能性も
ないとは言えない・・・
「アミちゃんゴメン・・・ 開いてなかったわ・・・」
「え~ 残念や~」
「ココのイワシの煮付け 世界一旨かってんけどな・・・」
「食べたかった~」
「ココの玉子焼 紀平梨花の演技ぐらい美しかってんけどな・・・」
「見たかった~」
「ココの割り箸 綿菓子ぐらい軽かってんけどな・・・」
「持ちたかった~」
「ツマミなしでワンカップかー うーん なんか欲しいなぁ・・・」
「ぺよっ!!」
「どうした味論」
「下に売店があったっぺよー」
「それやっ!! 」
センター食堂呑みが
できなかったのは非常に心残りだが
気持ちを切り替えて
1階の売店でおツマミを購入しにいく
「まぁ 手作りのモンはないわな・・・」
「アタシ焼き鳥の缶詰食べたことない~」
「ほな それツマもう」
焼き鳥缶とバタピーを買い・・・
やっとこさ
本日初の酒ゴング
時刻は朝の8時半・・・
場所は西成の中心・・・
目の前には美人・・・
こんな最高な朝酒を
僕は他に知らない・・・
「カーー!! 旨いなぁー!!」
「うん~ アタシ焼き鳥食べた~い」
「せやね あっ 箸ないなぁ」
「オラ 売店で貰えるか聞いてくるっぺよー」
「おおきにー」
「貰えたっぺよー!!」
「やったー!!」
「しかも!! しかもっぺよーー!!」
「ん?」
「わーー 軽い箸やーー!!」
「食堂とモノは一緒だったぺな」
「軽っ アミちゃんも持ってみー」
「うん~」
「ホンマや~ 軽い~」
「せやろー」
「タンポポの綿毛ぐらい軽い~」
「んだんだー」
「軽いから 上手に焼き鳥 食べられへんかもしれへんな」
「食べれた~」
「オラにもおくれっぺよー」
「・・・ん」
「味論・・・」
「焼き鳥全然食べてへんやん・・・」
「オラはアミちゃんの舐めた箸 ネブるだけで幸せだっぺよ~」
「きしょ~い」
アミちゃんとの
西成珍道中
つづきます・・・
西成「小島商店」お嬢様だって立ち飲みたい!美人の立ち飲み初体験
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あいりん労働福祉センター(あいりんろうどうふくしせんたー)
住所: | 大阪府大阪市西成区萩之茶屋1丁目3−44 |
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