西成「やまき」これが西成の立ち呑みだっ!!
日本最大のドヤ街
大阪西成
いわゆる
がうようよ
いらっしゃるのだが
どんな街かというと・・・
500円で
泊まれる宿があったり
ラーメンしか炊けない
部屋のある
宿があったり
路上で
いろんな物を売ってたり
賞味期限切れのジュースを
10円で買える自販機があったり
コインロッカーを
ゴミ捨て場と思ってる人がいたり
誰が何を取んねん!!
と ツッコませてくれたり
とにかく
香ばしい
街だ
そんな西成にある
スーパー玉出を横切り
南海萩ノ茶屋駅に向かう
細めの路地に入ってすぐのところに
その店はある・・・
やまき!!
路上に鉄板を出して
ホルモンを焼き
それを特殊先輩の方々が頬張る
先日カリスマジュンヤが潜入した
もディープだが
ここもかなりなもんだ
この日は
西成初見参の味論と潜入
西成に着いてすぐは
「ここは日本じゃないっぺよー」
と 怯えていたが・・・
この前に
一杯引っ掛けてきたので
免疫ができたのだろう
「やまきの一番乗りの客になるっぺよー」
と 遊園地にでも来たかのような
テンションでいらっしゃる
「開店まで もうちょつと待ってなー」
と 言う大将に
「準備してるところ見せてけろー」
と 興奮気味の味論
やまきは大将が焼いてくれた串を
客自らがこの
おどろおどろしいタレ
につけて食べるスタイル
どんなレシピなんだろう・・・
いや 知らない方がいいかもしれない・・・
ご覧の通り
メニューはこれだけ
ホルモンがシロで
キモがレバーって塩梅だ
缶チューハイを貰い
「オラだちに キモとホルモン2つおぐれ」
と 興奮で秋田弁が加速する味論
「すぐ焼けるからな もうちょい待ってや」
と 大将
コテさばきが見てて楽しい
焼き上がりの待ち遠しさが
増すばかりだ
「はいお待たせー」
と 大将が
コテで肉たちを僕らの前に
持ってきてくれた
おどろおどろしい
タレにつけて・・・
食らいつく味論
「うめえっぺよ うめえっぺよ これ魔法のタレっぺよー」
と 叫んでらっしゃる
たしかにそうなのである
ニンニクがガツンと効いた甘辛い味が
舌の旨みを感じる場所を
刺激して仕方がない
同じ西成の
にしてもそうなのだが
肉も美味しいが
タレの旨さが際立っている
おそらく
この街でしか出回ってない
西成粉
みたいな調味料が
あるに違いない・・・
「西成楽しいっぺよー 最高っペよー」
と ハシャいでいる味論
ご満悦なのはいいことだ
ただ・・・
そのよく通る大きな声と秋田弁が
横にいる先輩を刺激してしまったのだろう
先輩にこうカマされたっ!!
「おいワレッ!! それワシのホルモンやないかいっ!!」
「えっ? なんだべ??」
「ワシが先頼んだホルモン何食うとんねん!!」
「んだことねえべさ オラのほうが先だっぺよー」
「なんやコラッ 調子のっとったらイテまうど!!」
「わー ごめんクサー でもオラ でもオラァ」
「ああーーん!!」
「ごめんクサーーー!!」
先輩にビビリまくる味論
これは味論は先輩にシバカれるんじゃなかろうか
なんて流れだが
僕はほくそ笑んでいた
なぜなら先輩が
遊んでいる
空気を感じていたからだ
よそ者が自分達の縄張りでハシャいでいる
ちょいとカツでもいれたろかい
ぐらいのモンなのだ
ただその空気を感じれない味論は
震え上がっている
「ワシのホルモン返せコラッ!!」
「返せって もう食っちまっただよー」
「返せっ!!」
「どうしたらいいっぺよー」
「こうしたるわー!!」
なんと先輩が
味論の口に手を入れて
ホルモンを取り出そうとしたっ!!
「うげーー うげーー やめろっぺよー」
僕も含め
周りのお客さん達が
大爆笑
になった
「うげー ごめんクサー ごめんクサー」
皆の笑顔とは裏腹に
味論は縮み上がっている・・・
流石にそれを見た先輩が
「すまんすまん 冗談やんかお兄ちゃん」
「怖いっぺよー おぞろしいっぺよー」
「仲直りしようやー」
フラフラヨレヨレの味論と
やまきを後にした
その日はずっと
「西成なんて二度とこねえがらな」
と 仰ってました
西成「島ホルモン」噂の 女やまき とはこの店のことだっ!!
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やまき 今池店(やまき いまいけてん)
住所: | 大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-2-7 |
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TEL: | 06-6634-3535 |
営業時間: | [月~金] 14:00~21:00 [土・日] 11:00~21:00 [冬季] 13:00~21:00? |
定休日: | 不定休 |