湊川「稲田串かつ」神戸美人の”あげる”串カツと奇声
神戸 湊川
関西以外の方は
ピンとこない地名だとは思いますが
このあたりは
福原
と呼ばれる
お色気色の強い一角が・・・
殿方達を
ワクワク
させてくれり・・・
ミナエンタウンという
かつて東銀座にあった
のような
商店街ビルがあったりと
まぁ
香ばしさプンプン漂う街だ
湊川公園駅から
その福原と反対側には
渋い商店街がある
東山商店街
精肉 鮮魚 青果
惣菜 生花 飲食店
などが
おおよそ150軒ぐらい
密集していて
商店街好きには
堪らない空間・・・
世界で一番
ドラえもんの前掛けが似合う
店員さんの眺めも堪らない
その東山商店街を
奥へ奥へと進んでいくと・・・
カラフルな
テントが目に入ってくる・・・
出たっ!!
稲田串かつ
地域密着型すぎる
立ち食い串かつ屋だ
オレンジ 黄色 緑の
縦縞が可愛すぎる
稲田に
お酒は置いていない
呑みたい人は
勝手に持ち込んで
呑んだらええやんスタイルだ
串カツとなると
やはり冷えたビール
近所の酒屋さんの自販機で
缶ビールを買い
再び可愛いテントに舞い戻る
それにしても
この下半身だけ見えている
後ろ姿は滑稽だ
短パンの菜々緒が
ココで食ってる後ろ姿見たら
興奮するやろなぁ・・・
バカなことを考えながら
テントを押した
まず
目に入ってくるのが
この串カツ達の並び
うーん
いい眺め
これも
に加えよう
コイツらを
勝手に好きなだけ頬張り
最後に串の本数で
会計を計算するという寸法だ
串は
いやジュースに至っても
全て90円
これは計算がしやすい
でも
うすら玉子
ってなんだろうか・・・
「あっ お兄ちゃん~ やっぱり来はったんやね~」
そう僕に言葉を下さったのは
店員の綺麗なお姉サマだ
「えっ? なんでですか?」
「ウチ ちょっと覗いて酒屋さんいったやろ~」
「はい!!」
「そういう人は 缶ビールもって戻ってくんね~ん」
「見てたんスね」
「あ~ ロング缶や~ん ぎょうさん食べる気やなぁ~」
安田美沙子系の
おっとりした関西弁が
心地よすぎる
お店の方はこの日
皆様女性
神戸美人の
こさえた
串カツが楽しみだ
数あるラインナップの中でも
まずはやはり
牛
肉といえば牛やろ
と 言わんばかりの
にく
というプレートが愛おしい
ソースにつける
いや
泳がすぐらいジャブジャブにして・・・
バグリッ!!
旨いっ!!
ラードの香りがビンビンに伝わる
粗めのパン粉の中から
こってりとした牛肉の旨みが
飛び出てきて
もうっ!!
すかさず
それが
まだ残っている口に
ビールを流し込む
ンゴッンゴッンゴッ!!
ぷしゅーー
うん・・・
ロング缶にしてて良かった・・・
イカ ピーマンも美味しい
タイミングを見計らい
揚げたてに手を伸ばす
テクニックを身につけた
そして
気になっていた
うすら玉子
旨いっ!!
うずらの玉子によく似た味だ・・・
それにしても
1串90円て・・・
この店が
家の近所ではないので
僕は痛風にならずにいられるのだろう・・・
揚げてない串を
持ち帰る方もいる
「いも にく あじ いか 4本ずつー」
と注文するお客さんに
お姉サマは
「16本 1440円です~」
と 間髪入れない暗算をなさっている
流石です・・・
むう・・・
こういう早見表もあるのか・・・
「お姉サマ ご馳走様でした」
「いやーん もういきはんのぉ~」
「すいません もう1軒いきたいとこあるんで」
「そうか~ ほんなら お腹おいとかなあかんなぁ~」
「あっ 記念に写真撮ってもらえませんか?」
「アタシと~? 嫌やわ 恥ずかしい~」
「じゃあ おばあチャマ 一緒に撮って下さい」
「アタシも嫌じゃ 恥ずかしいー」
「お願いします!!」
「嫌や~」
「恥ずかしわー」
「いきますよ!! ハイチーズ!!」
「キャーー アカーーン!!」
「ヤメー ヤメテンカーー!!」
お二人共・・・
まぁまぁ
カメラ目線ですやーん
安くて美味しくて
何より居心地が良すぎる・・・
正直
酒屋とココを
あと何往復かしたいぐらいだ・・・
後ろ髪を引かれながら
稲田を後にした
ただ
この後
僕の人生の中でも
最上級と言っていいぐらいの
後ろ髪引かれ酒場
に 巡り会うのだが・・・
その
模様はまた後日に
こちらもどうぞ
↓
稲田串カツ(いなだくしかつ)
住所: | 兵庫県神戸市兵庫区東山町1-12-16 |
---|---|
TEL: | 078-531-0409 |
営業時間: | 10:00~18:00 |
定休日: | 水曜日 |