船橋「花のや」船橋三大美人女将酒場 その1
美人女将
なんて魅力的な響きだろう・・・
童顔巨乳
と肩を並べる
一番好きな四字熟語じゃなかろうか・・・
スナックとかと違い
大衆酒場の料金は
酒やツマミやサービスのみに対して支払うので
その容姿にお金が発生することはない
すなわち・・・
タダで美人を見れるのだ
楽しくお話出来るかもしれない・・・
支払いの時に手を触れるかもしれない・・・
ゴクッ!!
会いにいこう・・・
船橋市地方卸売市場
灼熱の太陽の中
日陰を探しながら
船橋駅から歩いて来た
若干の疲れは
市場の雰囲気が治療してくれる
あああああ
この感じ好きやぁ
時刻は11時半
もっと早く来てたら
活気
を見れただろうな
あ・・・
狭い通りに飲食店が並んでる・・・
築地場内が懐かしい
ん??
美人の香りがするぞっ!!
追っかけて
たどりついた先には・・・
出たっ!!
花のや
ここを
一人で切り盛りされてる女将さんが
美しいとの噂を聞いていた
香るぜ・・・
クンクンと
鼻息荒く暖簾をくぐった
四人掛けのテーブルが二つと
L字カウンターの店内
魚市場の食堂で
黒人の方が呑んでる様が不思議だが
スグにそれを上回る
違和感
が
「いらっしゃいませ~~」
若いっ!!
女将さん若いっ!!
えっ・・・?
20代前半ではないか・・・?
「あっ あっ 女将さんでいいんですよね・・・?」
「はい いらっしゃいませ」
「お若いですね・・・」
「あはっ そうなんです」
「あっ お お綺麗で・・・」
「えっ?」
「いや あの マスクとってく・・・」
「えっ? えっ?」
「あっ ビール下さいっ!!」
「はい かしこまりました」
ノスタルジック食堂に
まさかの
美人若女将
いい意味での
ちぐはぐな感じ
にゾクゾクさせられる
美人若女将のいる店に
今いる
これだけで今日はもう勝ったようなモノだが
尚
呑んで食べれるという幸せ
ココ来ただけで
丸儲けやな・・・
せっかくなんで
お魚を
若女将曰く
煮魚の煮汁は先代から受け継いだ
継ぎ足し継ぎ足し汁
だとのこと
メヌケの煮付けと
本まぐろの中おちを
単品でお願いした
マグロも美人だっ!!
このツヤッツヤでピッチピチの質感
太田和彦さんなら
「女性に例えるなら 西野七瀬だねぇ」
と仰りそうな色っぽさ
とろけるっ!!
このビジュアルだ
旨さは言わずもがな
こんなに美味しいお刺身を食べたのは
久々だ
お値打ち価格だし・・・
改めて
市場飯の素晴らしを
教えてもらった・・・
添えてあるワカメも
また旨い
「女性に例えるなら 若き日の黒木香だねぇ」
とは思わなかった
お酒を
芋の水割りに変えたところで
メヌケ登場
メヌケ・・・
赤魚みたいだな・・・
うひょひょっ!!
甘じょっぱい
受け継がれし煮汁がシュンだ
お魚が絶品
芋焼酎がススんでススんで
空いてしまう
ならばお次は・・・
日本酒を所望!!
銘柄とかは知らない
冷のコップ酒がちょうどいい
旨い煮汁の魚とお酒が
揃ってしまったってことは・・・
半ライスを頂戴し
それを・・・
煮汁の皿にドボンッ!!
井之頭五郎直伝
煮汁絡め飯
でございっ!!
やっちまった・・・
行儀は悪いが旨くて
仕方がない
後ろの外人の方が
変な日本人がいるぞ
みたいな目でコッチを見ている
「モストデリシャスジャパニーズライスッ!!」
と お伝えしておいた
元々は
船橋駅の近くで営業していた
花のや
船橋市場の開設と共に
ここに移ってきたらしい
若女将は4代目
先代のママさんが一人で切り盛りしていた時の
お客さんだったそうで
ママさんが引退するタイミングで
「継がせて下さいっ!!」
と 懇願し今に至るという
その行動力・・・
カッコいいな・・・
美人だし・・・
「このグラス可愛いですね」
「相当古いモノみたいですよ」
そんな会話をしながら
お会計をお願いした
帰り際若女将は
僕に飴と
紙に包まれた何かを下さった
包みを開くと
可愛いデザインのグラスだった
「あっ!! いいんですかっ!!」
「はい」
「ありがとうございます!!」
「はい」
「またきます!!」
「・・・」
花のやを後にした
若女将が8月いっぱいで
花のや
を卒業すると知ったのは
つい最近だ
もう一回会いに行きたいな・・・
女将さん・・・
あのグラス
大事に使わせて頂いております
花のや(はなのや)
住所: | 千葉県船橋市市場1-8-1 |
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TEL: | 047-423-2481 |