東日本橋「江戸政」お金がないっ!!絶体絶命無銭飲食してしまうのか・・・
酒場にいて
動揺してしまう
ことが稀ある
「このクーポン使えますか」
と意気揚々に店員さんにチラシなんか出して
「期限切れてますね」
と返された時は
恥ずかしすぎておたおたしてしまう
ジョッキを倒してしまい
周りのお客さんや店員さんに迷惑かけてしまった時は
焦りに焦ってあたふたしてしまう
後ろのテーブルで呑ってる人が
あまり会いたくない知り合い
だと気づいた時は
落ち着きを失い
あわあわと狼狽えてしまう
他にも・・・
両国橋のふもと
江戸政
やってきた
呑兵衛を夢中にさせている
例のツマミ
が有名な名店
酒場ナビメンバーの味論が
以前訪れていたのでなんとなく未入店だったが
ネットの写真を見ていると
ヨダレが出過ぎて脱水症状になってしまったので
治療
しに来てしまった
日頃の行いの良さか・・・
常に長蛇の列と聞いていたが
奇跡的に待ち人ゼロ
本日も
首を垂れます
長っ尻御免の立ち呑みスタイル
活気のある店内を
ご夫婦であろうお二人が
切り盛りされている
お客様とマスターの会話を盗み聞き
マスターは49歳になったらしい
「呑みモノだけ先払いです」
と女将さん
510円か・・・
そういや小銭が沢山あったな・・・
ちょうどあります
「コースを一通り出すんで」
と女将さん
そうだった・・・
コースで出てくるって味論が言ってたっけ・・・
「タタキは生か?焼き」
「生で!!」
女将さんの質問に
食い気味で答えてしまった
出たっ!!
拝みたくて拝みたくて堪らなかった
生タタキ
が遂に目の前に・・・
美しいぜ
この
見目麗しさはどうだ・・・
写真では幾度となく
拝見させて頂いてたが
実際に直視してみると質感が艶っぽく
なんとも助兵衛
まとったタレもそれを煽る
おおおおううううう
なんて濃厚な生鶏様なんでしょう・・・
初体験の気持ち良さだ・・・
舌と脳が
前例がありません
と 戸惑っている程の旨さ・・・
想像を超えてきた
ワサビもいい
不思議と逆に甘みが増して
こっちの味も桁違い
願いかなうなら
酢飯に乗せて食べてみたいな
続いて
串が2本
焼いた鶏も絶品
旨味溢れる肉汁・・・
嘘だが
溢れすぎて店内の床はもう
汁浸し
だ
嘘だが
生タタキのタレとワサビにも絡めて
旨味倍増
願いかなうなら
炊き立てのご飯に乗っけて
食べたいな
お次のピーマン肉詰めも当然
甘美の逸品
至福のひととき・・・
ビールをもう1本所望
「510円です」
と女将さん
そうだキャッシュオンか・・・
うわっ!!
財布を見て肝を冷やした・・・
510円払ったら・・・
あと千円札が2枚しかない
もう少し入ってると思っていた・・・
コースって幾らなんだろう・・・?
改めて店内を見回してみる・・・
ムグ・・・
お酒の値段は表記してあるが
コースの料金はどこにも見当たらない・・・
2000円で足りるのだろうか・・・?
「追加でレバー出せますけどどうします?」
女将さんは笑顔で僕に聞いてこられる
「あ・・・ 今日はこれぐらいにしとこうかな」
コースの値段がわからないのに
追加をお願いする勇気はない
動揺してきた・・・
足りるかな・・?
いくら絶品焼き鳥とはいっても
串2本とタタキとピーマン肉詰めで
2000円はしないだろう・・・?
いやするかもしれない・・・
女将さんに「幾らするんですか?」と聞くか・・・?
なんかそれも恥ずかしいな
あっ いつの間のか店の外にはお待ちのお客さんの行列が・・・
焦ってきた・・・
もし足りなかったらどうなるんだろう・・・?
「ちょっとATMいっておろしてきます」
で大丈夫だろうか・・・?
いや その時点で無銭飲食ってことで
お縄
かもしれない・・・
うわぁぁぁぁぁぁ・・・
冷や汗かいてきた・・・
あっ 食べログの口コミとかに値段載って・・
うおっ!!
マスターと女将さんの顔が
「追加しないんだったら さっさとスペース空けろや」
みたいな顔に見えてくる・・・
どうする・・・
どうする・・・
ええいっ!!
もうどうにでもなりやがれっ!!
酒場ナビイカ
酒場で死ぬなら本望じゃいっ!!
「お会計お願いします」
「1500円です」
耐えたーーーー-!!
レバー頼まないところがダサかったな
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江戸政(えどまさ)
住所: | 東京都中央区東日本橋2-21-5 |
---|---|
TEL: | 03-3851-2948 |
営業時間: | [月~金] 17:00~20:00 [土] 17:00~18:30 |
定休日: | 日曜・祝日 |