大分「こつこつ庵」ホーロー看板酒場で関サバを
特急電車に乗って呑みに行く
道中
呑食してはならない
目的地での
1杯目一口目をより美味しくする為
喉は乾かし
胃袋は空っぽにしなければ
なんたる意志の弱さ
東筑軒のかしわめしを見つけ
もう無意識のまま購入
缶ビールと共にするのは当然
まだまだ修行が足りないな
特急ソニックで
福岡小倉からやってきたのは・・・
おおいた
昔
阪神タイガースの掛布が
テレビのCMで
デッドボールでおおいたけん
と言ってたのを
30年ぶりぐらいに
思い出した
おほっ
おんせん県おおいた
ですとっ!
香川の
うどん県は浸透してる感があるが
こちらは
もうひと踏ん張りだな
風呂犬(フロッケン)
てっ!!
もうひと踏ん張りだな
あはっ
駅トイレは
銭湯の入り口をイメージして
頑張れ
おんせん県おおいた
うわっ!
駅前に
巨大こけし花子がっ!!
花子に会えるなんて
縁起がいい
今日もきっと
いい酒を呑れるぞ
駅から歩いて10分ちょい
電柱に
お目当ての酒場の屋号を確認
心なしか早足になる
僕がいる
うーーわ
絶対アレやん
横顔は
案外薄化粧なんだな
ドキドキしてきた・・・
遂に真正面の顔を拝めるのか・・・
出たっ!!
こつこつ庵っ!!
圧巻のホーロー看板の並び・・・
息をのむ景色とは
このことだ
でも述べたが
僕はホーロー看板を溺愛し
コレクションし
売り払ったという過去がある
蚊取り線香の美空ひばり持ってたっ!
ハイアースの水原弘持ってたっ!
ハイアースの由美かおる持ってたっ!
ハウスカレーの色合いそそるっ!
おたふくわた
のオモシロ顔ときたらっ!
コックソースのキャラの
可愛らしさよっ!
ずっと見てられる・・・
2時間ぐらい眺めて
呑まずに帰ってもいいぐらいだ・・・
呑むけど
郷土料理と書かれた
暖簾をくぐった
うほっ!
店内も煌びやかっ!
丸ポスト・・・
マルサが来たら
隠し財産がないか真っ先にこの中
探すだろうな
福助足袋のヤツ持ってたっ!
古いたばこの自販機シブッ!
ジュークボックスですとっ!
実際に音鳴るのかしらっ?!
イカン・・・
このままやったら
いつまでたっても呑まれへん・・・
一旦誘惑を断ち切ろう
「すいませーん 予約してた亀山でーす」
因みに亀山とは
僕の酒場予約ネームです
なんとか席に着き
メニューをジロジロ
大分の郷土料理が
ズラズラリ
りゅうきゅう・・・?
ゴマサバみたになもんかな・・・?
あっ
大分のシイタケっ!
太田和彦が
こつこつ庵の椎茸ステーキを
絶賛してたのを思い出したっ!
むむっ!
椎茸ぎょろっけっ?!
この二つから攻めてみるか
りゅうきゅう出てくんの
早っ!
ビールとほぼ同時やんっ!
お通しかと思たっ!
カンパチのお刺身が
めんつゆ風の汁に浸かって
ネギとゴマ
うん
醤油で食べるより深みがある
これ
宇和島鯛めしのごたる
卵黄絡めても調和するぞ
知らんけど
ギョろっけっ!
あはっ
インパクトあるなっ
肉厚で
でっけぇ椎茸の傘の中に
魚のすり身を入れて
こんがり揚げてるのか
食感が
パン粉のサクッ
椎茸のキュッ
すり身のグニュッ
っと移り変わっていく
おほっ!
椎茸とコロッケとちくわを
いっぺんに口に入れて
咀嚼してるかのよう
オモロウマイぞ
椎茸ぎょろっけ
ビールからの焼酎といくか
せっかくなんで
大分の芋で・・・
のみちょれ
炭酸割りにしてみた
これに合わすのは
何にしよう
ほう・・・
とり天か・・・
たしか
別府が発祥の
大分名物だよな
練りからしを溶かした酢醤油で
食べるのか・・・
むっ
もっとワンパクにいってみよう
チキン南蛮
男性ブランコ的に
白米を食べたいがためだけの
ガチ飯
僕的には
のみちょれが呑みたいがためだけの
ガチツマミ
だ
そういや
タルタルソースの日って
11月14日だったな
11月21日がカキフライの日で
カレンダーで見ると
14日は21日の真上にあり
上からかける
からだとか
ショートケーキの日と同じ手法だ
チキン南蛮の日って
あるのかなあるのかな・・・?
南の7
蛮の8で
7月8日ですって!
なんて
わかりやすい美味しさなんでしょう
鶏を揚げて
三杯酢で味付けして
なおタルタル付けて食べるなんて
背徳めし日本代表だなチキン南蛮
関係ないけど
四つ木の町中華に
ライス入り焼きそばカレーがけ
ってメニューがあるが
アレも代表メンバーに選出しとこう
おんやっ!
アッチのブースにも
ホーロー看板飾ってないか・・・・
喫煙所かな・・・?
わっ!
コッチもド派手っ!
ボンカレーの松山容子のヤツ
持ってたっ!
店主さんに
こんなに沢山どうやって集めたんですか?
って聞いたら
ひな形があるかのように
言われるんだろうな
こつこつ集めたんだよ
と
東筑軒の件もあり
まぁまぁお腹いっぱいだ
が・・・
気になって仕方無い
メニューが・・・
関サバ関アジッ!
お噂はかねがねだが
人生で一回も食べたことがない・・・
旨めぇんだろな・・・
でも・・・
刺身1780円
寿司2200円
いいお値段だな・・・
一本造りに至っては
7700円という
天文学的な数字
今日はやめとくか・・・
って
じゃあ次っていつやねんっ!
二度こないチャンスかもしれへんやんっ!
そのツマミが超高額だったとしても
惹かれたのであれば借金してでも頼め
いったらんかーーーい
とは言うものの
一本造りには尻込み
関サバのお寿司
それでも2200円と高級品
これが関サバか・・・
初めましてっ!
こんな色してるんだな・・・
洗剤のCMじゃないけど
驚きの白さだ
質感も
よく見るサバの
やわらかなソレとは違い
硬さを感じる
慎重に箸で口に運び
ゆっくりと咀嚼・・・
プリップリッ!
いや
コリッコリッ!
食感
僕の知ってるサバとは全くのベツモノッ!
これホンマにサバか・・・?
味も違う・・・
サバの味の延長線上ではない・・・
パニックか・・・
豚トロ食ってる気分になってきた・・・
ビックリ仰天
関サバもオモロウマイぞ
こつこつ庵っ!
ムグ・・・
倒れそうなぐらい満腹・・・
腹引きちぎれそう・・・
もう当分
何も食われへん
でも
久々の西日本だし
帰りのソニックでは
カール食べちゃった
こつこつ庵(こつこつあん)
住所: | 大分県大分市府内町3-8-19 |
---|---|
TEL: | 050-5872-5312 |
営業時間: | 11:30 - 14:30×17:00 - 22:30 |
定休日: | 日曜日 |