南砂町??「もつ焼としちゃん」陸の孤島にある歴史ありそうな酒場ほぼ名店説 その4
最近
陸の孤島酒場巡りに
陶酔
仕切っている
駅から遠ければ遠いほど
もう
血湧き肉躍る
ただ・・・
駅から酒場に向かう
その道中にも
楽しみ
を 持てるとしたら
2倍楽しいのではないだろうか?
なんて思ってみたりもする
マップを見ていると
おっ!! これは・・・
という酒場を見つけれたので
僕なりの戦い方で
いってみることにした
東西線
南砂町駅
こっちサイド
から攻める戦法を取ると・・・
駅前から
バスに乗ること10分で
ご存知
砂町銀座商店街
に たどり着ける
惣菜天国
砂町銀座
歩いているだけで
ワクワクする
歩数と同じ数だけ
ツバを飲み込んでしまう
そいつをツマミに
ちょいと呑れるスポットも数多あるので・・・
やきとりおか田
で 串をチョイスし・・・
横の立ち呑みスペースで・・・
缶ビールで流し込むっ!!
よっしゃ
一旦
喉と体を浄化させておくことで
この後の
長い道のりも苦にはなるまい
キレイな体と心になって
改めて
歩みを進める
古めかしい文房具屋さん
町工場
下町感バキバキの
住宅街を彷徨うこと15分
出たっ!!
としちゃん
開いてて良かった・・・
この看板の色・・・
渋いなぁ・・・
趣深い深緑色・・・
デビルマンの血でも浴びたのだろうか・・・?
もつ焼きの
主張が強い入り口
つい今しがた
串を3本平らげたが
へっちゃらだい
この店のもつ焼きなら
串を縦に並べたら
カリン塔の頂上に届くぐらいの
本数を食べれる気がする
いざっ!!
L字カウンターだけの
ほっこり
とする店内
先輩方に
ご迷惑にならなそうな
席を探すと
やった!!
焼台の目の前の席を
頂戴できた
焼台の前だったり
マスターが鍋を振る姿を
一番よく見える席だったり
はねた出汁がかかるぐらい
おでんの鍋の近くの席のことを
僕は
酒場アリーナ
と 呼んでいる
ステージ
にいらっしゃるのはママさん
どうやら
ソロ
でやられてるみたいだ
瓶ビールを貰い一息
一番搾りの瓶に
サッポロのグラスという
この
が堪らない
大型犬に子猫がなついてしまった
あの画を見てるようだ
メニューはシンプルだ
目移りしなくて
すぐに決めれる
「すいません コブクロ刺しとレバとカシラ」
「はい」
「それとスタミナ下さい」
スタミナってのは
おそらく
ハラミのニンニク味のヤツだろう・・・
「お酢かけても美味しいよ」
うわっ!!
コブクロ刺しが美しい
花が咲いたような艶やかさが
葉っぱの形のお皿で提供された
お酢ですか・・・?
先ずは
ショウガを溶いた醤油で一口
やわらかい・・・
コブクロ特有の
コリコリ感を保ちながら
グンニャリと噛み切れる
そして
味が濃い
そこには
ハズレの時の臭みなどまるでなく
子宮の尊さすら
感じさせてくれる
ママさんおススメの
お酢も試さない手はない
これも旨い・・・
酢の刺激で
今まで寝ていた旨味成分が起床し
倍の美味しさに
これは・・・
永遠に食べれる
目の前で
パフォーマンスして頂いた
焼きも
当たり前のように旨い
特にレバの若焼きは
噛むと甘みが噴出してきて
夢見心地
もう一本
アンコール
をお願いしてしまった
やはり
ここは名店だ
この説・・・
留まることを知らない・・・
「ラッキョもう食べれるーーー?」
声の大きい
お姉サマが
お一人で入店なさった
聞き耳を立てていると
どうやら
ママさんが先日漬けた
ラッキョがそろそろ食べ頃じゃないか
とのこと
「もう いけるでしょ」
と ママさん
「ビールとそれね」
お姉サマは
ママさんにそう告げると
僕の隣に腰を下ろされた
「お兄ちゃん ゴメンね テレビ見にくいね」
お姉サマは
僕にそう仰る
確かに
お姉サマの向こうにテレビがある
「いえいえ その分 お姉サマをずっと眺めれるんで・・・」
とっさに
口から出てしまった・・・
変なヤツと思われてしまっただろうか・・・
気を悪くなさってはいないか・・・
お姉サマは・・・
「キャーー そんなの言われたの生まれて初めてーー これ食べなさい」
「いいんですかっ!!」
ラッキョを手に入れた
これが素晴らしい
あのツンとくる
嫌味さはなく旨味しかない
流石 ママさんの手作り
コイツには・・・
日本酒だ
ママさんが
モッキって
下さる
ラッキョと日本酒が
いい感じだ
お姉サマ
ありがとうございます
お礼ついでに
世間話でも出来れば・・・
「黒木瞳さん あっ!! 間違えた お姉サマ本当にありが」
「キャーハッハ お兄ちゃんコレ好きなのツマみなさい」
「いいんですかっ!!」
おしんこを手に入れた
コブクロ同様
盛り付けが美しい
ミョウガを頂戴し
日本酒を啜った
もらってばかりでは
申し訳ない
何か
お返しをしなければ
「吉瀬美智子さん あっ!! 間違えた 何か頼ん」
「キャーハッハーー コレ食べなさい」
「いいんですかっ!!」
はんぺん焼きを手に入れた
皆様
このブルーザーブロディのような
髪型覚えておいて下さいませ
上手くいけば
ツマミ代いらないかもです
浦安「やきとんかづさや」陸の孤島にある歴史ありそうな酒場ほぼ名店説 その3
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としちゃん(としちゃん)
住所: | 東京都江東区東砂1-6-6 |
---|---|
TEL: | 03-3648-3634 |
定休日: | 水曜日 |