春日原「酒のにしきや」ディープを求めて・・・婚前旅行呑みは”酒場ナビ酒訓”にのっとって その3
日本で開催される全ての朝市で呑め
前日
佐賀県唐津で
太田和彦酒場巡りを決行した
僕とユナちゃん
日本五大朝市
ってのがあれば必ず含まれるだろう
呼子の朝市が
唐津から近い
酒訓にのっとってレッツラゴー


唐津駅から
バスに揺られること30分

やってまいりました
呼子の朝市

日本三大朝市って
堂々と謳ってるじゃないですか
残りは2つ・・・
飛騨高山は・・・?
あっ 館鼻岸壁朝市は・・・?
諸説ありそうだな

道には万国旗が掲げられ
パラソルたてた商店がポツポツ
トキメくぜ

ぬほっ!
お母サマその魚はっ?

カサゴですか
こんな怖い顔してるけど
身は美しい純白なんですよね

出たっ!
呼子のイカッ!

地ベタでたたき売りなんて
なんたる豪快さ
本場猟師
惹かれる4字熟語ですね

一夜干しが旨そうだ

肴は炙ったイカがいい

イカンッ!

磯の香りを放たれたら
我慢ならんっ!
ツマめて軽く一杯やれるトコは
どこだっ?

さかな市場
店頭の湯気や煙が

うほっ!
中はゆったり広々
二人占め
ユナちゃん
呑めるかどうか
聞いてきてくれっ!

はいはい
そのお姉サマに聞くんやね・・・
って
全然オモんないやん
ユナちゃんっ!

缶ビールがあるとのことで
イカの天ぷらと共に

クゥ~
朝市で朝酒
クゥ~

ねっとりと
果汁グミぐらい柔らかい食感
熱が加わり引き立つ甘さ
刺身もいいが
火を通しても堪りまへんな
呼子のイカ

朝市だけじゃないぞ
呼子の魅力
マリンパル呼子
遊覧船ですか
バスの時間までまだまだあるし
乗っちゃいましょう

7つの洞窟と海中展望の
2種類
洞窟巡りのほうが人気っぽいな
逆に海中いってみるか


貸し切りじゃないですかっ!
贅沢すぎやしませんかっ!


お魚の数エグッ!
マリンちゃんも登場しそうなぐらいの
圧巻魚群っ!
想像をはるかに超えて来たぞ
海中展望船ジーラ

唐津に戻ってきて・・・


もういっちょ船へ


海上タクシーに
揺られること10分

高島へ到着
この島には・・・

宝に当たると書いて
宝当神社という
いかにも宝くじが当たりそうな
屋号の神社が
となると・・・


作りますよね
宝くじ売り場

せっかくなんで
ちょっとだけ買っちゃった

んっ
猫ちゃん

えっ?


猫だらけやんこの島っ!

この子は
宝くじが当たるように
祈ってくれる猫ちゃんですとっ!
取材も来たんですか
要チェックや


海っぺりにに食堂があれば
入るっきゃない

まぁまぁのオオバコに
先客ゼロ
今日は行く先々が貸し切りだ




お刺身といかしゅうまいを
またまた缶ビールで
んっ?
何?ユナちゃん?

ボタンエビの食感と掛けまして
DIAMONDSなどのヒット曲を持つ
女性バンドと解く・・・?
って
その心聞くまでもなく
全然オモんないやん
ユナちゃんっ!

佐賀県の海を堪能して・・・
満たされ・・・
否っ!
ぬるいっ!
生ぬるいっ!
ディープが足りないっ!
観光地は
森高千里の曲に出て来そうな
OLに任せておこう

今日は佐賀を後にして
福岡の久留米に向かう予定
途中下車しよう
西鉄線の
春日原駅
予習して来て良かった
ディープ酒ポットは
この街にある



チャーミングすぎる看板の
焼鳥屋さんを通り過ぎ

あれだな・・・

出たっ!
酒のにしきやっ!
プンプン漂ってるぞ
香ばしさがっ!

やったっ!
奥のテーブル先輩方が
酒盛りやってらっしゃる
「蒼井優って 春日市出身なんやじぇ」
「蒼井優って誰とね?」
「映画フラガールに 出とった娘ばい」
「あぁ セクシーな衣装で踊っとった娘か」
「腰振っとー時ん ケツがスケベやったっちゃんな」
「南海キャンディーズと 結婚したっちゃんな」
「山里つったっけ」
「そういやボクシングやっとらんかったっけ?」
「しずちゃんやろ やっとったやっとった」
「パンチ打っとー時ん ケツがスケベたいな」
「オマエ そりゃあっかりじゃねぁか」
「ママ おケツんソーダ割りくれん」
これこれーーっ!
このディープを味わいたかった
嗚呼・・・
満たされていく

先輩方の会話を酒場BGMに
手前の立ち呑みカウンターに
陣取らせてもらおう


世界のミフネ・・・
船との関わり合いも
多いな今日は

スネ夫のママを彷彿とさせる
ザーマスメガネの女将さん
カワキモノや缶詰じゃない
手作りのおツマミありますか?

ゴーヤチャンプルを頂けた
やっぱりツマむなら
ヌレモノ
がいい

美味しいっス女将さん
愛情こもってますね
その柴田理恵のような
明るさと温かみ
心と胃袋を
鷲掴みにされちゃいました

「お姉ちゃん 大宰府行ってきたと?」
先輩方が
ユナちゃんに話しかけてくるのは
想定内
さぁどう切り返す

「大宰府行ってないです」
「どっから来たと?」
「東京です」
「東京から?なしてこの街しゃぃ?」
「えっと・・・」
「・・・」
「アタシたち角打ち巡ってるんです」
「ほんなこつ?」
「ココ来てみたかったんです」
「珍しかねアンタたち しゃっちが東京から」
「学問の神様じゃなく・・・」
「ん」
「先輩方みたいな・・・」
「ん ん」
「酒場の神様を 参拝しに来ました」
「ヒャヒャヒャッ! よかねお姉ちゃんっ!」
めっちゃオモロイやん
ユナちゃんっ!
これは
いい感じに転がりだすゾ

「博多に クリヤ酒店ってのがあって」
「あっ 昨日行きました」
「クイズ出してくるオヤジ おらんやった?」
「あはっ 似顔絵描いてもらっちゃいました」
「中州に 吉武酒店ってのが・・・」
「あっ 僕行ったことあります」
「ゴチャゴチャしとったやろ」
「カオスでした」
「もう のうなっちゃたんばってん・・・」
「はい」
「三喜屋酒店ってのが・・・」
「ミキハウスッ!いったことあります」
「あれ お客しゃんやったて思うっちゃけど」
「カウンターの中で働くオジサンですか」
「懐かしかねぇ」
アカン気持ち良すぎる・・・
酒場ドーパミンダビダビだ

「二人はこん後どこ行くと?」
「久留米に行きます」
「そっか・・・」
「・・・」
「じゃあしゃ・・・」
「・・・」
「小郡に 秘密ん角打ちがあるっちゃん」
「おごおり・・・」
「特別に教えちゃあよ」
「いいんですかっ!」
「酒場ん神様って 言われてしもうたらね」
「ありがとうございますっ!」
二日後
ぼくとユナちゃんは
究極の角打ちに行くことになるのだが
それはまた別の話

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