京成高砂「もつ焼ひらの」これが酒場でのカッコいい振舞い方だっ!!
京成高砂
印旛日本医大行きなら
立石から
乗り換え無しで2つ目の駅
下りのホームには
都そばの
出汁のいい香りが漂っていて
食欲をそそる
駅を降りると
立ち食いそば新角の
出汁の香りが漂い
食欲をそそる
そんな
高砂駅の
すぐ蕎麦
いや
すぐ側に・・・
なんの加工もしなくても
セピア色な
渋い酒場がある
もつ焼ひらの
石を投げれば
もつ焼き屋さんに当たる葛飾区
ここも無視できないと
酒友に聞かされやってきた
入り口は二つあり
もつ焼
と書かれた暖簾と・・・
確実に
中に入れば酒を煽れる
安心な文字の暖簾
酒の店
のほうの
扉を開いた
店内は
L字カウンターのみ
マスターが
お一人で切り盛りされているのだろう
「いらっしゃい」
この風貌
この声色
マスター昔は
ヤンチャ
なさってたのではなかろうか・・・?
焼き台は
カウンター内ではなく
入り口横に設置してある
こんな感じだったな
マスター
一日に何往復もなさるんだろう
恐れ入ります
何はともあれ
まずビール
マスターにお願いをすると
ドブ付けの瓶を
取り出して頂けた
添えられた
イカリ豆が嬉しい
奥歯でガリガリと砕き
アサヒのグラスに
キリンのビールを注ぎ
そう
で 流し込んだ
やはり
もつ焼きは頂戴したい
テッポウ
カシラ
レバ
を タレでお願いをした
と
そこに
常連さんであろう先輩が
一人
また一人と入ってこられた
カッコいい・・・
何がカッコいいかというと
別に
お二人がイケメンだとか
そんなことではない
先輩が・・・
注文を・・・
しなくても・・・
お酒が目の前に置かれるのだ・・・
マスターは
何気ない会話をしながら
お一人には瓶ビールを提供し
もうお一方には
サーバーから謎の液をグラスに入れ
炭酸を注ぎ
ボールを完成なさった
そこに
お酒の話など一切ない
昨日今日でできる
関係性ではない
この一連の流れ・・・
カッコ良すぎる・・・
ボールが羨ましくなり
お願いをする
マスターは
僕にも
炭酸を注いで下さる
始めた来た僕に
有難う御座います
そして
ヤンチャしてたって
勝手に決め付けてすいません
近くで見たら
菩薩のような
優しいお顔をなさっているではないですか・・・
タイミングよく
串も焼きあがった
うわぁ
旨そうやなぁ
僕は
タレが好きだ
塩のほうが肉の旨味が堪能できるってもんだ
という
ご意見をよく聞くが
僕は一貫してタレだ
タレだと同じ味で飽きちゃうよなぁ
そんなことはありません
肉が旨ければ
バレンティンの本塁打記録ぐらいの
本数は食べれます
塩で食うのが大人だよなぁ
子供で結構
僕は少し甘いほうが好きなんです
テッポウを一口
うんまい
脂の旨味とタレの甘さが
絶妙にマッチして
口の中が
至福極楽お祭り騒ぎ
コッテリしたところに
ボールを投入し
スッキリさせて
また一口
おおっ!!
ホンマに60本ぐらい
いけるんとちゃうやろかっ!!
あれっ・・・?
ニヤニヤしながら
バクバクゴクゴクいってるところに
ある
違和感
が
なんだこの変な感じ・・・?
あっ・・・
そうか・・・
先輩方は・・・
何もツマミを取ってらっしゃらない・・・
以前
「酒はいい だって噛まんでええやろ」
と
名言を放たれた特殊先輩がいたが
そのそれとは違う
お二人とも
歯はしっかり装備なさっている
ただただ
マスターと相撲部屋のお話などをし
それをツマミにチビチビ呑ってらっしゃる
スマートやなぁ・・・
急に自分が恥ずかしくなってきた・・・
アホみたいな顔して・・・
バクバクゴクゴク・・・
タレで・・・
確実に・・・
カッコよくはない・・・
今からでも
カッコつけるにはどうしたらいい・・・
いやっ!!
メニューを凝視!!
すく決断!!
「すいません 湯豆腐とボールおかわり下さいっ!!」
待つこと5分・・・
出てきた
湯豆腐に薬味を絡め
ワシャワシャシャー!!
ご上品な
豆腐を取るヤツなど
こざかしいっ!!
醤油と薬味が入った容器に
豆腐をブチ込み
ワシャシャシャシャーー!!
ボールを
グビビビビーー!!
ふう・・・
気持ちい・・・
別にカッコ良くなくてもいい
本能のままに
旨く食べ吞みするのが
一番だ
もつ焼き ひらの(ひらの)
住所: | 東京都葛飾区高砂2-36-8 |
---|---|
TEL: | 03-3659-4651 |
営業時間: | 17:30~21:00 |
定休日: | 日曜日・祝日 |