一番好きなドラマは何か？

 

と聞かれたら何と答えるだろう

 

 

北の国からか・・・

 

古畑任三郎か・・・

 

想い出にかわるまでか・・・

 

高校教師か・・・

 

金八先生の

腐ったミカンの方程式のあたりか・・・

 

半沢直樹もあまちゃんも

王様のレストランも

問題のあるレストランも

最後から二番目の恋も

カルテットも何曜日に生まれたのも

面白かった

 

 

ただ・・・

 

本当に

自分に正直になってみると・・・

 

 

 

 

孤独のグルメ

ですわっ！！

 

 

僕の人生で

生唾飲み込みながら

画面に嚙り付いて

羨ましがる時間の長さよ

 

好きな回を

見返した回数は

他のドラマの群を抜いてる

 

そして何より

実際にその店にいける

嬉しさたるや

 

気になっている

あの2軒を巡礼してみよう

 

 

 

 

1軒目は亀戸の

菜苑

 

五郎さんが

入院明けに

病院から直行した町中華

 

 

 

 

L字カウンターだけの

こじんまりとした店内

 

ランチタイムは

ほぼほぼ行列ができているが

夜は比較的入店しやすい

 

 

 

 

知ってる？菜苑

食べてる！純レバ

行こうよ☆亀戸

 

声に出して言いたい

キャッチコピーだ

 

関係ないけど

苗字と名前の間に☆が入る有名人は

つのだ☆ひろ

だけかと思っていたら

漫☆画太郎

ゴー☆ジャス

SHINGO☆西成　

ギフト☆矢野

も入る模様

 

 

 

 

主役の前に

前座の餃子が登場

 

ドラマの流れ

そのままでいい

 

 

 

 

それにしても

五郎さんが入院してた病院のお医者さん

クレイジーだった

 

病院食の薄味に

飽き飽きした患者に向かって

「酢とコショウで　餃子食うと旨いよ」

なんて言い放つなんて

ドSが過ぎる

 

「餃子を食べるのよーオーベイビー♪」

とか歌ってたしな

 

 

 

 

主役に合わせるのは

ビールよりキツめな酒がいい

 

選択肢は少なし

 

日本酒をお願いしたタイミングで

満を持して

お出ましになられたのが・・・

 

 

 

 

出たっ！！

 

純レバっ！！

 

丼ではなく単品でっ！！

 

 

 

純喫茶の純とは

純粋に珈琲を楽しんでもらう為に

酒類などは置いてないという

意味合い

 

 

純レバ・・・

 

 

純粋にレバーを

楽しもうじゃないか

 

 

 

 

ネギと鶏レバーを

マゼマゼして・・・

 

 

 

 

完成っ！！

 

予想以上のヤンチャ飯っ！！

 

 

作る過程を覗いたら

致死量かというぐらいの

唐辛子を入れてたな・・・

 

相当辛いぞ・・・

 

 

 

 

甘いっ！！

 

そして濃いっ！！

 

 

甘めキツめの甘辛さで

鬼のように濃い味付け・・・

 

よく考えたら

純粋なレバーってレバ刺しだよな・・・

 

これほどまでに

色々味付けしたレバーなんで・・・

 

逆に

不純レバー

ってネーミングでいいのではないかと

思っちゃう

 

 

 

 

日本酒だけではなく

チューハイもないと戦えない

 

 

そういや中野に

不純喫茶

なんてのもあったっけ

 

 

 

 

2軒目は柏

 

柏と一言で片付けていいかは

甚だ疑問だが

住所が柏市なので良しとしよう

 

 

 

 

その店は陸の孤島

 

柏駅東口から東武バスに乗り込み

30分弱揺られて・・・

 

 

 

 

幸田原こうだばら停留所で下車

 

 

ムグ・・・

 

 

だいぶ山奥まで来たな

 

 

 

 

帰りのバスの時間

調べておかなければ・・・

 

乗り遅れたら

めちゃくちゃ待つことになるぞ

 

 

 

 

のどかな風景

 

とても近くに

吞れるところ

があるとは思えない眺めが広がる

 

 

 

 

人っ子一人歩いていない

 

 

神隠しとかじゃないよな

 

 

不安を抱きながら

経路案内を信じ

歩く歩く

 

 

おや・・・

 

あの看板・・・

 

 

 

 

おっ

 

匂うぜ匂うぜ

 

 

 

 

やっと会えたね

いづみ亭

 

五郎さんが

自動車で彷徨ってるときに

見つけた店

 

末枯れた外観が堪らない

 

 

 

 

これが

出汁が出まくっている

って暖簾か

 

色褪あせ暖簾選手権を開催したら

千葉代表間違いなしだな

 

 

辺りに

人が全然いないってことは・・・

 

 

店内ガラガラだろう

 

 

 

 

否っ！！

 

満満席っ！！

 

 

外の静けさとのギャップ

ハンパねぇ

 

人いるやんか

柏市鷲野谷

 

 

 

 

運よく

小上がりのお客さんが帰られ

席を確保できた

 

一旦正座して

品書きと向き合おう

 

 

 

 

お目当ての2品発見

 

タレもチャーシューメンも

食べたくなって身悶えするが

ここはブレずに初志貫徹

 

五郎さんは

3品食べてたが・・・

 

僕は2品にしとこう

 

 

 

 

なんやかんやで

家から2時間かかってる

 

やっとのこさのビールが嬉しい

 

あっ

 

図書館まんがチェックも忘れずにね

 

 

 

 

わっ！！

 

今日は

漫画より日刊スポーツが

輝いているゾ

 

 

 

 

胴上げされてる

どんでん

 

阪神

ホンマに優勝したんやな

 

昨日の興奮が蘇る

 

余談だが

ビールかけに使用するビールは

常温です

 

冷えてると

派手に泡立たないのだと

 

 

 

 

小上がりに戻ると

 

 

出たっ！！

 

ネギレバ炒っ！！

 

単品でっ！！

 

 

いきなりの主役の登場・・・

 

1番サード佐藤輝明

ぐらいの興奮だ

 

 

 

 

潔いほどその名の通り

レバーとネギだけ

 

その仕上がりは

つゆだく

と表現していい汁具合しるぐあい

 

ムグ・・・

 

まだ一口も食べてないが

炒め汁絡め飯

をやりたい衝動にかられるぜ

 

 

 

 

レバー

アホほど旨いっ！！

 

 

レバーのクオリティの高さよ・・・

 

天下泰平のレバーをデッカく切って

炒めたかのような・・・

 

 

願い叶うなら

刺しで食ってみってぇな

いづみ亭のレバー

 

 

「アレのアレは日本一ってことですか？」

みたいな合言葉をいえば

「コチラへどうぞ」

と奥にいざなわれたり

しないかしら

 

 

 

 

ネギも旨いんかいっ！！

 

 

レバーの出汁をシュンだ

クタクタのネギが

もうっ！！

 

 

日本ネギレバ普及協会

速やかに設立すべし

 

 

 

 

青ネギラーメン青っ！！

 

 

青ネギの満員電車やぁ

 

 

 

 

およっ

 

 

 

 

およよっ

 

 

 

 

ナルト　メンマ　チャーシューが

ネギの下に隠れてやがる

 

ラーメンの宝探しやぁ

 

 

 

 

ラーメンのお味は

アリランラーメンのような

こってりニンニク・・・

 

 

否っ！！

 

普通の醤油ラーメンっ！！

 

 

まぁ

ネギレバの後なら

これぐらいがちょうどいいか

 

 

 

 

スープに浸った青ネギが

これまた旨い

 

いちいち

旨いネギ食わすなぁ

 

言うならばココは

レバーの皮をかぶったネギ食堂

だ

 

 

 

 

ふぅ

 

ほろ酔いで

お腹もいい感じ

 

お会計してもら・・・

 

いや

バスの時間まで

ちとあるな

 

そんな頻繁に

来れる場所でもないし

 

ウイスキーもある模様

 

 

 

ならば・・・

 

 

 

 

鶏皮餃子と

ハイボールを頂きました

 

これで

五郎さんの３品

完全攻略

 

 

 

 

独特な形をしてるな・・・

 

 

ビームスが

鶏皮餃子のデザインのウエストポーチ

とか発売してくれたら

絶対買うのだが

 

 

 

 

パリッとと思いきや

モッチリと

 

酢コショウ味と

酢醬油ラー油の

２種類味で頂きました

 

 

 

 

インスタントコーヒーは・・・

 

 

まぁいっか

 

 

 

 

帰り際

店員のお姉サマにこう言われた

 

「おめでとうございます・・・　でいいのよね」

 

 

僕は一瞬意味が分からなかったが

あっ　

と気づき

 

「ありがとうございます　18年ぶりなもんで」

 

と返した

 

 

 

 

その時僕は

こんな帽子を被ってたんです

 

 

お姉サマ・・・

 

ちゃんと見て下さってる・・・

 

 

もう

肝臓レバー鷲づかみに

されたじゃないですか

 

いや

心臓ハートか

 

 

 

 

 

こちらの孤独のグルメ酒場もどうぞ

↓

清瀬「みゆき食堂」みゆきちゃんという女の子と みゆき食堂にいってみた