中目黒「雷神堂」初体験っ!美人揃いの呑める煎餅屋さんっ!
中目黒に来たのは
何年ぶりだろう
10年・・・
いやもっと前だ
20代の頃
ちょいとお芝居をカジったタイミングで
中目黒の小劇場に立ったことがあった
もしかしたら
あの時以来かもしれない
あの劇場
まだあるのかな
そうだ
目黒銀座
この商店街の奥のほうに・・・
あった
ウッディーシアター中目黒
「今度お芝居やるから観においでよ」
と 誘われ
行ってみるとオモシロく
その劇団のワークショップに通い
次の公演に出れたんだっけな
あの公演の台本・・・
まだ持ってます
と
昔を懐かしむ為に
中目黒に来た訳じゃない
目的はモチロン酒場巡り
先日
幡ヶ谷スマッシュの昼呑みの際に
hashigo_sake_mtさんから
聞いた情報
「あの煎餅屋 怪しいんですよね・・・」
過去に幾つも
呑める○○屋さん
を攻めてきたが
呑める煎餅屋さん
なんて存在するのか・・・?
怪しいのなら・・・
ハッキリさせようじゃないの
ここか・・・
手焼せんべい雷神堂
パッと見
何の変哲もない
言うならば
町煎餅
時刻は昼の13:40
呑めるとは到底思えない眺めだが・・・
ん?
せんべい
の文字が
せんべろ
に見えてきたので
期待しよう
おじゃまします
店内には
様々な煎餅が並べらび
見る目を飽きさせない
これは
お好みのメッセージを書きますよシリーズ
なんだろうな
おんやっ!
カウンターがあって椅子がある・・・
煎餅売ってるだけなら
必要じゃないぞこんなスペース
怪しい・・・
「いらっしゃ~い」
「わっ! 美人っ!」
思わず声が出てしまうぐらい
美しい店員さんがお出迎え
煎餅屋さんて
おばあちゃんしかいないと
決めつけていた
ドラマ新参者で
阿部寛に
「いらっしゃ~い」
と微笑んだシーンを思い出した
「お姉サマ つかぬことをお聞きしますが・・・」
「なんでしょう」
「ここの煎餅屋さんですね・・・」
「はい」
「お酒が呑めるって・・・」
「・・・」
「巷で噂になってるんですが・・・」
「・・・」
「・・・」
「呑めますよ」
「やたっ! 13時45分確保っ!」
タレコミありがとうございます
「お酒は どんなのがありますか」
「ひととおりありますよ」
「じゃあビール下さい」
「はい」
煎餅屋呑み初体験
ビールは缶かな?
「うわっ! 生ビールじゃないですか」
「ウチのオーナーがお酒好きなんですよ」
「オーナーさんが」
「ビールはやっぱり生じゃないとって」
「こだわってらっしゃる」
オーナーさん・・・
勝手に想像・・・
七味煎餅みたいな
赤ら顔のオヤジさんだろうな
「割れ煎餅おツマミにどうぞ」
「ありがとうございます」
おふぅぅぅ
煎餅とビールのマリアージュが
新鮮でいい
カウンターの前で
お姉サマは煎餅を焼いてらっしゃるので
視界に入るのは必然
目黒川沿いの桜見酒もいいが
雷神堂の美人見酒も
ゴキゲンだ
あはっ!
明星が置いてあったりするのか
わっ!
ミスターもいらっしゃる
スター揃いだな・・・
となると・・・
国民的スターを見ながら
国民的スターに似た煎餅で緑茶ハイだ
緑茶ハイも
缶とかではなく
お姉サマのお手製で嬉しい
可愛らしいお顔を躊躇なく
パキッとな
ほう
顔を描いている赤や黒は
甘いんですね
しょっぱさと甘さが調和して
さながら
緑茶ハイがススムじゃないの
お茶請けって言葉があるが
コイツは
抜群のお茶ハイ請けだ
「あら 昼から呑んでいいわね」
「あ 失礼してます」
これまた
キレイな女性が入ってこられた
中目黒の美人率
大谷翔平のOPSぐらい高いな
「アタシもビール貰お」
女性はカウンターに座ると
お姉サマのからビールを受け取ると
キューっといかれた
お姉サマが仰る
「コチラさっきお話ししてた・・・」
「えっ」
「お酒好きのオーナーです」
「・・・」
「・・・」
「ええええーーー!!」
まさかの美人オーナー・・・
七味煎餅みたいなオヤジだなんて
とんでもない・・・
真矢みきの凛とした感と
高岡早紀の妖艶さを持ち合わせたような
美しさ
この方が
呑める煎餅屋の
仕掛け人か
色々聞きたいな
「オーナーさん すいません」
「なぁに」
「おツマミって 売り物の煎餅だけですか?」
「向かいのお惣菜屋さんね」
「はい」
「ココの系列なの」
「そうなんですか」
「アソコで買ってきて ツマんでもいいわよ」
「ヒャッホイ 行ってきます!」
清潔感のある店内に
大皿で並んでる料理たちが
出番を待つ
「すいません ハンバーグと蒸し鶏くださいっ!」
雷神堂に戻って
ハイボールと合わせる
おほっ!
ホントにココ煎餅屋さんですか?
「オーナーさん」
「なぁに」
「ずっと前から呑めたんですか ココ?」
「今年の2月ぐらいからね」
「あっ 最近なんですね」
「何だっけ 酒屋で呑むアレ・・・」
「角打ちですか」
「そう あんな感じにしたくてね」
「素晴らしいっ!」
「冬になったら おでんやろうと思ってんの」
「冬が待ち遠しいです」
「あと とっても美味しい餃子を作れるんだけど」
「とっても美味しい餃子ですとっ!」
「それもやるつもり」
「やりましょうやりましょう」
雷神堂の今後の展望を語るオーナーさんは
実に楽しそうだ
「実家の母に煎餅を送ろうかと」
「これとこれを合わせるといいわよ」
「ありがとうございます」
「必ずお喜び頂けるから」
むっ
自信みなぎる接客ですねオーナー
「オーナーごめんなさい」
「どうしたの」
「シャツに赤ワインこぼしちゃったよ」
「ハイター染み込ました テッシュ用意するわ」
「ありがとう」
「それでトントンするから」
む
お店と関係ない相談も瞬時に対処する
目黒銀座の頼られレディ
オーナー・・・
かなりのやり手とお見受けいたす
こりゃ
角打ち雷神堂
当たるぜぇ
来年ぐらいに
中目黒美人煎餅屋女将物語~
角打ちとおでんと餃子の行方
と題して
2週ブチ抜きで放送される日が
来るに違いない
待ち遠しいナ
雷神堂とびきり情報
煎餅を焼いてる美人のお姉サマの出勤曜日は
火曜日と水曜日だそうです
雷神堂(らいじんどう)
住所: | 東京都目黒区上目黒2-44-6 |
---|---|
TEL: | 03-3719-5438 |
営業時間: | 11:00 - 19:00 |
定休日: | 不定休 |