嘘んっ!高知の屋台文化が無うなるやとっ!
知らなかった・・・
高知の屋台が
減っていく一方ですって・・・
ムググ・・・
もうあの場所に
明かりは灯ってないのだろうか・・・?
去年
高知呑みした時
何軒かの屋台にいけてて良かった
思い出に浸ってみよう
1軒目は
じゅんちゃん
高知駅から高知橋を渡り
ちょいと行った
グリーンロードに佇んでいた
ちょうどいい感じに
中が透けて見えていやらしい
コレを素通りできる
呑兵衛がいるだろうか
店内は広い
隣のお客さんと膝を付き合わせて
とかではなく
ちゃんとしたお店だ
奥には
広場の段差を利用した
小上がりまであるぞ
これらを
組み立てたり撤収したりなんて
大仕事でしょうに
ありがてぇ
広島のお好み焼き屋さんに
○○ちゃん
という屋号が多いのは
戦地から帰ってきた旦那さんに
ココに居るよ
と それを経営している奥さんが
アピールするためと聞いたが
高知でもあるのかなそんなの
ラーメンの
マヨネーズですとっ!
それも気になるが・・・
この湯気を浴びてしまった
もっと
この暖かさに包まれたいっ!
おでんクゥ~
なんていい眺めなんでしょう
厚揚げ
大根
シラタキ
さつま揚げ
一見地味だが
あなた方の実力は百も承知
映えてますよ皆様方
真冬の屋台で
熱々おでんをハフハフし
キンキンのビールをキュー
屋台での旨さは通常の3倍
嗚呼幸せ・・・
また来ます・・・
えっ!
撤退したんですか・・・
残念です
2軒目は
松ちゃん
こちらも
ジュンちゃんのお近く
グリンロードで光っている
やはり中が
うかがい知れるスケスケ具合
素通りできないぜ
赤だの青だの
派手な店内
出会ってくれて
くっついてくれて
きもちくしてくれて
心からありがとう
って手紙を書いた女優が
帰郷すると
必ず立ち寄る店だそうな
メニューは
ギョウザ ラーメン おでん
んっ?
おんやっ?
王貞治と松坂大輔
一緒に松ちゃんに居るやんっ!
そっか
ダイエーホークスも西武ライオンズも
高知で秋季キャンプ
やってたんだもんな
二人は
どんな会話をしたんだろう
「松坂君」
「はい 王監督」
「ウチの実家はね」
「はい」
「八広で五十番というね」
「はい」
「中華屋を営んでたんだよ」
「はい」
「その中華屋は もう無いんだけどね」
「はい」
「その流れを引き継いだね」
「はい」
「50BANという洋食屋さんがね」
「はい」
「今も八広にあるよ」
「・・・」
「・・・」
「監督・・・」
「何だい・・・?」
「野球の話がしたいです・・・」
「・・・」
「・・・」
「福岡に らるきい っていうスパゲッティの」
「監督っ!!」
みたいな会話
してないか
ここでは
おでんはスルーして・・・
ギョウザと熱燗
屋台で背中を丸めながら
熱燗すすってる僕
画になってるだろうな
ギョウザは小ぶりで
揚げてる感のパリパリ食感
餡もパンチが効いて
旨めぇ
勢いに乗ってラーメンも
屋台での旨さは通常の3倍
もっと倍率を上げれるシチュエーションって
どんなのか
イメージしながら食べてみよう
2日間
呑まず食わずで登った冬山の頂上に
松ちゃんがあったら
入店するだけで天国
冷え切った
空腹すぎる体に・・・
ズボズボズボズボーーー!
ヘーイ
通常の100倍っ!
極楽浄土っ!
また来ます・・・
えっ!
撤退したんですか・・・
残念です
3軒目は
壱番街商店街
22時頃から
大丸百貨店の前に
どこからともなく現れる
和楽路屋(わらじや)
コッチは
トラックを改良した
小さめサイズ
マスターが
屈託のない笑顔でお出迎え
人柄の良さは
居心地の良さに比例する
入店した時点で
もう大当たり
和楽路屋のメニューは
うどん
そば
おにぎりのみ
あ・・・
お酒も無いんだ
さんざん呑んで来ての今だ
無問題
酔うと
財布の紐が緩くなる
スペシャルうどん
頼んじゃった
寒空の中
うどんのダシをすする幸せ
カツオのパンチを
しっかり感じれるダシが
僕を包む
三谷映画バリの
豪華キャストの具たちを
ムシャムシャーー!
うどんを
ズボズボズボズボーーー!
うーん
気持ち良し
また来ます・・・
えっ!
撤退したんですか・・・
残念です
因みに
3軒とも
今は店舗を構えて
営業してるみたいです
安兵衛は
営業してるとのこと
他はどうなんだろう・・・?
高知の現役屋台事情
ご存じの方教えて下さいませ
こちらの
伝説の屋台もどうぞ
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