千葉「八角本店」幾らだと思いますかっ?この時価の和牛サーロインステーキ
千葉の名店を巡るシリーズ
京成立石から京成津田沼で乗り換え
千葉中央駅
へやってきた
その名店の最寄り駅は
モノレールの葭川公園だそうだが
わざわざ乗り換える距離ではない
ヘレンケラーって美人だったんだな
そんなことを思いながら
歩くこと10分
出たっ!
八角本店っ!
千葉を代表する
老舗もつ焼き屋さんっ!
お噂はかねがね・・・
佇まいに・・・
自信がみなぎってらっしゃいますね
開店時間は16:45
現在16:00
入店の
流れ
を少し予習してきた
16:20ぐらいに店員さんが
店頭に記名用紙を出すので
それに名前を書いて
更にファーストオーダーを伝えるとのこと
この様子だと・・・
用紙の一番上に名前を書けるのは
僕のようだ
16:17
三分開きだったシャッターが
七分開きに
時は来た
カメヤマ
と 僕の酒場予約ネームを記入
「最初の注文 聞いときまーす」
と店員さん
「瓶ビールと 上白モツみそ漬けと・・・」
「はい」
メニューも予習した
アレはどうしようか・・・?
値段は時価だったよな・・・
ムグ・・・
退かぬっ! 媚びぬっ! 省みぬっ!
「和牛サーロインステーキ下さいっ!」
時価のモン頼んじまった・・・
10万円と言われても
従うしかない・・・
アカンッ!
ちょっとコワなってきたっ!
一旦店前を離れ
古着なんぞを
見るともなく見て
16:45に再び店頭に
今か今かと開店を待つ
お客さんで鈴なりだ
「カメヤマさーん」
一番に先に呼んで頂ける
優越感よ
店内は狭くない
いくつかのテーブルと
L字カウンターと
わっ!
オモロッ!
席に既にお酒が
セッティングされてるっ!
サラダとか冷奴とか
冷たいモンももう出てるっ!
こいつはいい
座った瞬間に
呑み食いできますやんっ!
カウンターの一番奥の
席を頂けた
やはり
瓶ビールが既にスタンバイ
焼き場ガン見席で
マスターのオンステージも
ツマミになるぞ
振り向くと
開店わずか3分なのに
蜂の巣をつついたような
ワチャワチャ感
店内に運動会のBGMの
が流れてるようだ
上白モツみそ漬け
マッハで登場
入店してからの
テンポ感が
速い速い
うーん
味噌のいい香り
で
食欲イッキに急上昇
うわぁ
上品な濃厚さ
この味噌と上シロの相性
吉村由美と大貫亜美ぐらい
バツグンッ!
こりゃ絶品だゼ
ステーキはオーダー中だが
その後を見据えて
品書きを一瞥
余裕があれば
煮込みも串も
頼みたいところだが・・・
むむっ!
そうだった
お酒の予習も
してきたんだった
ビールも空いたしアレお願いしようか
赤ワインと焼酎を混ぜた
アカ
ってお酒に惹かれた
炭酸割りで頂戴します
「ステーキ焼き始めます!」
マスターが
大きい声でキッチンに伝えた
ややっ?
ヤツは
僕のステーキ肉に違いない
あの色姿かたち・・・
ムフフ
50男が
こんなにもワクワクしちまって
恥ずかしい
マスターが焼くってことは
この場所で焼くってことか
網に挟んで炭火の焼き台に
豪快にドン
何回か裏返して
育てる育てる
マスターが焼きあがった
ソレをまな板に置くと
キッチンの方がカットして
キャベセンの敷かれた皿に並べる
この一切無駄のない
流れるようなチームワーク
ドラマ
観てるかのようだ
「お待たせしましたー」
「キャーーーーーー」
50男の喉から
乙女のような声が出ちまって
恥ずかしい
何たる美しさ・・・
ずっと見てられる・・・
このステーキの写真をTシャツにして
ソレを着た女の子と
一夜を共にすることになったら
脱がしたいのに脱がしたくない
という複雑な気持ちに
なっちまうな
断面も
ヒャッホーーイ
最近ビジュアルの良さを表現するのに
お気に入りの言葉がある
美人過ぎて
ステーキくぱぁ
できるだけ近くで凝視してから
口へ運ぶ
ぬはあああ
とろけるううう
甘さ旨味を
ほとばしりながらああ
これが
時価の和牛の実力か・・・
立石愛知屋の
100グラム1100円の松阪牛並み・・・
いや
それ以上か・・・
僕・・・
このステーキには
幾らでも払えるぞ・・・
嘘だけど
16切れもあるので
食べきるには時間がかかる
後半は冷めてしまったが
それでも美味しく食べれる
八角のステーキ
大満足です・・・
欲を言えば
時価を頼んだ勇気を称して
酉の市で高めの熊手買った時の
みたいなのを
店員さん総出でやって下さったら
もっと嬉しいです
正直これで帰っても
満ち足りているが
もうちょっとだけ
「レバとタンを塩で下さい」
大ブリの串が男前
梅酒と焼酎を混ぜた
キイロ
と共に映えている
ダボほど旨いっ!
あっ
旨すぎて思わず故郷の
神戸弁
が出てしまった
うん
店を出たら
実家のオカンに
自慢の電話したろかな
「今日 八角本店って名店に行ったんやで」
って
帰り際マスターに
ひとつだけお聞きした
「なぜ 八角 っていう屋号なんですか」
マスターは
うちわをあおぐ手を止めることなく
「創業者の名字が ヤスミ だったんですよ」
と仰った
お忙しいところ
失礼いたしました
さぁ
本日のクライマックス
時価が幾らかの判明タイム
「すいませーん お会計お願いします」
「こちらでーす」
ドキ・・・
ドキ・・・
ドキ・・・
4600円也!!
いやぁ
値段もご立派
八角本店
十二分に堪能させて頂きました
ありがとうございました
カリスマジュンヤに相談して
来月のスマッシュのシフト
増やしてもらおうかしらん
こっちの千葉の名店もどうぞ
↓
成田「まるのや」山越え陸の孤島の もつ焼きはやはり絶品だった
八角本店(はっかくほんてん)
住所: | 千葉県千葉市中央区中央1-10-1 |
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TEL: | 043-222-4415 |
営業時間: | 16:45 - 22:00 |
定休日: | 日・祝 |