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曳舟「呑も呑も」情報が全くない立ち飲み屋!?謎の国のミッ○ーマウス

 

本格的に暖かい季節が到来。はしご酒も散歩がてらについつい渡ってしまう。

ある夜、久しぶりにメンバーのイカとカリスマジュンヤの三人で東京の下町『曳舟』周辺をはしご酒していると、カリスマジュンヤが京都・福知山弁でいつもの様に叫んだ。

 

「ここなんですのん!?」

 

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『呑も呑も』

 

そこにはずっと見ていると目がチカチカしそうなほど”ド黄色”の看板があった。
写真では分かりづらいが、外壁も黄色一色。一見、何の店なのかが分からなかったが、よく見ると看板には『立呑み処』と書かれている。

 

「わあ!ボクの大好きな立ち飲みやん!ヒャッホーッ!」

 

将来は”立ち飲みが出来るライブハウス”を経営したいと語るほど、立ち飲み屋が大好きなカリスマジュンヤ青年は、誰に断ることもなく店の中へと入っていったのだ。

 

 

 

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「いらっしゃーい」

 

それにイカと付いて入ると、表の派手な看板とは打って変わり、薄明かりの店内は小さなL字カウンターのみのシンプルな造り。だが意外……とは失礼だが客がかなり入っており、結構盛り上がっている。

とりあえず、立ち飲み屋であることは間違いないようだ。

 

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しかしなぜか私たちが入るなり、”何かを感じ取った”のだろう、次々に客が出て行ってしまい結局客は私たちだけ三人の貸切状態になってしまった。
直感で”うるさそうなのが来たな”と思ったのだろうが、何にせよこれで店のマスターにこの”謎めいた店”について聞きやすくなった。ありがとう先輩達。

 

 

 

「先に”金券”買ってね、ハハッ!」

 

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この店は先に1,000円単位で金券購入をして、注文の度にその金券から料金分を差し引いていくシステム。
正直、この小さな店でそのシステムは必要なのか……と思ったが、実は金券は1,100円分ありサービスの為にそのようにしているのだろう。

 

「はいチューハイね、ハハッ!」

 

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まずはいつも通りチューハイで”酒ゴング“を鳴らす。

さて、酒のアテはないかと周りを見渡すと……、

 

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ぺヤング……、いや、『ペヨング』の方があった。

この良い意味で”チープ”な雰囲気の店内に、あえての『ペヨング』。これにはマスターのセンスを買って注文することにした。

 

 

 

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『ペヨング』

 

うん!安定の味っ!

実は初めて『ペヨング』を食べたが、70パーセントくらいに酔っ払っている時に食べるカップヤキソバの旨さは、この下町であっても変わらない。

因みにメンバーそれぞれカップヤキソバの食べ方には拘りがある。

 

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イカは子供の頃から麺を下から”すする”タイプ。彼曰く、味がまろやかになるらしい。

 

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カリスマジュンヤはカップヤキソバに関わらず、麺類を”すする”時には”まばたき”を一度もしない。

 

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そして私は麺を多めに箸ですくってあまり噛まずに飲み込むのだが、その時ちょっと”喉に詰まらせる”感じが大好きだ。
自分でもなぜそう食べるのかが分からないが、物心が付いた時からその食べ方である。

 

 

 

店の雰囲気にも慣れたところでイカがマスターにこの店について聞いてみる。

 

「マスター、この店始めてから長いんでっか?」

「そーね…、8年くらいかなあ、ハハッ!」

「へえ!結構長いことやってはりまんな」

「いやいや、最初は暇でさ、よく寝てて客に起こされたよ、ハハッ!」

 

もうお気づきかと思うがこのマスター、必ず会話の後に「ハハッ!」と笑いが入る。それは夢の国にいる”ミッ○ーマウス”を連想させる。
この日だけ、たまたまだったのかは定かではないが、マスターの乾いた笑い声は続く。

 

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「店名もドストレートな『呑も呑も』って、マスターもよほど酒好きでこの店を始めたんですねー」

「え?いやいや、オレはまったく酒飲めないよ、ハハッ!」

「うせやんっ!?」

 

メンバー全員が叫んだが、そりゃそうだ。

 

「ほんとほんと、だって最初は酒の作り方なんて全然しらないから、レモンサワーもレモン一個丸ごと絞って出したら客に”すっぺーよ!”って怒られたし、ハハッ!」

 

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因みに『呑も呑も』という店名の由来は、

「何となく」

なのだそうだ。

世の中、こういう”楽しい人”がいるから毎日を明るく生きれるってものだ。

 

その後も軽快なマスターのトークを皆で笑っている傍ら、イカがメニュー表から”例のモノ”を発見して叫んだ。

 

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「あっ!ウインナーあるやん!マスター、これ”タコさんウインナー”に出来る!?」

「そんなモン作ったことないよー、ハハッ!」

 

イカは酒場のメニューに『ウインナー』があった場合、必ずタコ型にしてもらう。理由は”カワイイから”だそうだ。(下町タコさんウインナー 88ヶ所巡礼企画を参照)

 

「ちょっと切れ目入れて焼くだけなんでお願いします!」

「分かったよ、ただオレ老眼だし下手だと思うよ?ハハッ!」

 

そう言って、フライパンに火をかけウインナーに包丁で細工しを始めたマスター。

 

「うーん、難しいな、ハハッ!」

「まあ、適当に切れ目入れて焼いたらタコなりまっせー」

 

何度もこんなやり取りをしながら暫く酒を飲みながら待っていると、マスターが私たちの前に出来上がったタコさんウインナーを出してきた。

 

「はい、出来たけどやっぱ下手だなぁ、ハハッ!」

「いやいや、そんなこと……」

 

 

 

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本当に下手だった。

 

ハハッ!

 

 

 

 

 

呑も呑も(のものも)

ジャンル: 立ち飲み
最寄り駅: 曳舟
住所: 不明
TEL: 不明
営業時間: 不明
定休日: 不明

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投稿者プロフィール
miron-201710
【出身地】
秋田県秋田市
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信濃路(鴬谷)
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