平井「豊田屋」夏の豊田屋で一人鍋
あれは
昨年の正月明けぐらいだったか
酒場ナビメンバーで
豊田屋に行き
痛風鍋に魅せられていた
↓
その豪快かつ妖艶な痛風鍋に
ええじゃないかええじゃないか
と 狂喜乱舞していたのだが
今思い返してみると
お店の渋い雰囲気
鍋の前に頼んだシメサバの素晴らしさ
大将の人柄
どれをとっても心地が良かった
痛風鍋に関係なく豊田屋を楽しみたいな・・・
そう思ってしまったので
鍋をやっていない夏のうちに
いってみることにした
盆明けの曇天の夕方
JR平井駅から歩くこと5分
豊田屋は相変わらずの存在感を放っていた
ちなみに
浅草無双という日本酒は
酒屋で売っているのも見たことないし
通販とかでも買えないらしい
豊田屋と浅草の正ちゃん以外で
出しているところを僕は知らない
売ってる酒屋
出してるお店
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら
教えて下さいませ
入ってみると・・・
うわっ!!
お客さんおらへんっ!!
大将も席に座って新聞を広げている
冬場のギュウギュウワチャワチャとした
カオス感とは180度違う
静かに佇む豊田屋がそこにあった
僕以外にお客さんはいない・・・
豊田屋独り占めなんて
なんたる贅沢だろうか・・・
カウンターに陣取り
瓶ビールで喉を掃除する
涼しい夏といえど
ビールの旨さは変わらない
短冊のメニューの雰囲気が堪らない
アンコウや白子がないとはいえ
ココではやはり魚介が欲しくなるので
赤いかさしを貰う
美味しい
クルキュニュクルキュニュ
という食感が心地いい
イワシのさしみも貰う
写真では伝わりづらいが
デカイッ!!
秋刀魚と見まごうぐらいの
立派なヤツだ
裏返しにしてみる
エロ美しいっ!!
「わー 恥ずかしい部分丸見えだよー」
などと心の中で呟きながら
口に入れ愛撫する
旨い!!
ひと切れが大きいので
口中の全ての粘膜に旨みが
ビンッビンに感じる
嗚呼・・・
のどチンコが勃起しっぱなしだ・・・
お酒を下町ハイボールにチェンジ
氷の入ってない三冷タイプ
味も勿論だが
三冷は
ちょっと背伸びしてる感じがしてまたいい
大将に
「今は鍋やってないんですよね」
と聞くと
「ドジョウとアナゴならできるよー」
とのことなんで
アナゴ鍋をお願いしてみる
卓上のコンロで火を入れるのではなく
出来上がったのを持ってきて下さった
甘辛いつゆで煮込まれたアナゴが
食欲をそそる
どうやらゴボウも入ってるみたいだ
トンスイにすくってかっっこんでみる
旨いっ!!
ゴボウがいい仕事をしている
コッテリとしたアナゴのエキスを吸った
ゴボウが素晴らしく美味しい
一緒に咀嚼すると
柔らかいアナゴと
ゴボウのシャキシャキとした感じが
絶妙だ
漫画美味しんぼであった
漫才コンビ
すべったころんだ
が 解散後
柳川鍋をきっかけに
再結成したしたエピソードを
思い出した・・・
幸せな時間が
ゆっくりと流れる・・・
夏の豊田屋・・・
来て良かった・・・
帰り際大将に
なんとなく聞いてみた
「ちなみに痛風鍋っていつからなんですかね」
「今年は9月15日からやるよー」
「えっ!! そんな早くからやるんですか?」
「毎年こんなもんだよー」
「じゃあ9月ってもう予約でいっぱいですよねー」
「あー そういや ひと枠だけあいてたんじゃねぇかなぁ」
「えっ!!」
「ちょっとまってよ あー 9月30日だったらテーブルひとつ空いてるよ」
「えっ!!」
「お兄ちゃん 来るかい?」
「はい!! 女房を質に入れてでも来ます!!」
本当に来てよかった・・・
「いつも 愛して下さって有難う御座います」
と
に心の中でお礼を言って
豊田屋を後にした
豊田屋(とよだや)
住所: | 東京都江戸川区平井6-15-23 |
---|---|
TEL: | 03-3618-1674 |
営業時間: | [月~金] 16:30~22:00くらい 休日の場合、早く閉まります。 [土] 16:00~21:00くらい |
定休日: | 日曜日 |