昨年末の大阪

 

 

西成も酔いがやはりこの「裏なんば」と呼ばれる一帯も雰囲気があって何度来ても興奮する。

 

 

 

建物が古かったり、ネオンが光り輝やいてたりまだまだ昭和感が抜けない。

勿論酔い意味でだ。

 

 

 

 

良さげな雰囲気な酒場が沢山立ち並んでて、吸い込まれそうになるが

日本橋で予約してたホテルへチェックインする為に、一旦裏なんばはスルー。

 

 

 

 

チェックインを終え、さぁ～再び裏なんばあたりへ繰り出しますかぁという事で歩いてると

日本橋でリサーチしてた立ち飲み屋がすぐ近くにあったので

まずはそちらでウォーミングアップをする事にした。

 

 

ていうかこの辺り結構ノーチェックやったけど

立ち飲み屋さん多いんやなぁ～。

 

 

 

 

 

「みぞぐ」

 

ライドオン成功すると

早速店内に飛び交う関西弁が耳に入ってくる。

 

う～ん

これですよ、これ。

 

大阪へ来たなぁ～って思わせてくれる。

 

 

そしてなんと！

ヤングガールが多いっ！！

 

 

 

階段を上がり、２階にある立ち飲み屋さん。

 

１階じゃなくて、２階で勝負する辺りに自信満々さが伝わってくる。

 

 

 

 

まとめられた店独自のルールをしっかりと読む。

 

書かれてる事は全て間違いないと思う。

みんなが気持ちよく呑む為、お店がうまく経営出来る為

これは改めてしっかりと心に刻んでおきたい。

 

 

可愛いヤングガールが集う立ち飲み屋さんだが・・・

店のルール上ナンパは禁止である！！

 

という事は我々メンズに残された道は

数パーセントの可能性を秘めてる「逆ナン待ち」という事か・・・

 

 

スマートじゃないナンパ野郎のおかげで、世知辛い酒場事情になったってわけだが

そこはしっかり受け止めるしかない。

 

 

 

 

「ココはじめてですか？メニューはこちらのQRコードを読み取ってください！」

 

メニューを探してると店員さんが教えてくれた。

 

 

背後からいきなり若い女性店員さんに話しかけられたものだから

「早速逆ナンっ！？」

と思ってしまったボクはまだまだ可愛い童貞スピリッツを持ってる証拠だ。

 

 

 

 

そして早速言われた通りにQRコード読み取ってみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホ画面にメニューが出てきた。

 

これなら紙面でメニューを用意する必要もないし、メニューの変更も気軽に出来そうだ。

 

本日のオススメをホワイトボードに書いたり、紙に書いてそれをコピーして各テーブルに置いたりって作業・・・

意外とめんどくさそうですしね。

 

 

 

 

気になるドリンクメニューを即座にターゲットにし

料理メニューを吟味。

 

 

メニュー名からでもセンスをビンビンに感じる料理たち。

 

「１、２回の来店で当店を知った気になるんやないぞ？？」

と思わせてくれるラインナップである。

 

 

 

 

「ガリ酎ハイ」

 

大阪という事でまずはガリ酎ハイをチョイス。

 

 

みぞぐオリジナルグラスが可愛い。

 

 

 

大阪だが、しっかりキンミヤ焼酎を使ってるあたりも好印象だ。

 

 

 

テーブルに置かれたグラスもとても可愛い。

 

 

メニュー名のセンスの良さと言い、このグラスといい

大阪谷町六丁目のネオ大衆食堂「大衆食堂スタンド そのだ」にどことなく似ているような気がする・・・

 

 

（ていうかここ最近本当に”ネオ大衆酒場”が増えて来てますね）

 

 

 

 

「酒の肴３種盛り」

 

一人呑みには嬉しいちょい盛り。

 

 

右から「揚げナス煮浸し」

 

 

 

続いて「漬けブリ」

 

 

 

最後に「燻製ちくわとうずら」

 

 

バランスの取れた３種盛りはどれも絶品で

マスターの料理の腕の良さがこれだけで伝わってくる。

 

 

 

 

 

「ガイトート」

 

いわゆる「タイ風鶏の唐揚げ」

 

 

なんやこの唐揚げ・・・

めちゃくちゃ旨いやんけ・・・

 

 

この歳になって、まだ鶏の唐揚げの旨さにビックリする事ってあるんやね・・・

 

 

とにかくめちゃくちゃ旨かったんで

これはマストで注文すべきですね。

 

 

 

という事で

ガイトートにテンションぶち上がったそのままの勢いで気になってた変わり種ドリンクをコール。

 

 

 

 

 

「カツオダシチューハイ」

 

ぶったまげましたね。

 

果たしてこれを「酎ハイ」というジャンルだけで終わらせて良いんでしょうか。

 

 

 

インスタ映えすぎるこんなモノ

自信持って口説いてる女の子をココに誘う事が出来ますね。

 

 

通りでヤングガールも多いわけだ。

 

 

 

他の変わり種ドリンクもめちゃくちゃ気になるところ・・・

 

また来たいって存分に思わせてくれるのは名店の証だ。

 

 

 

「追いチューハイ」

 

残ったカツオ節が勿体ないんで、追いチューハイチョイス。

 

 

もし自分が店を出す事があるのなら

こちらの「カツオダシチューハイ」はパクらせていただきところだ。

 

 

新たな出逢いがあるのもネオ酒場の醍醐味である。

 

 

 

古くて汚い酒場も最高だが

こういうオシャレなネオ酒場も新しい発見があって最高だ。

 

 

なにより女の子を誘いやすいですしね。

 

 

 

多分ですが

ボク、口説いてる女の子を渋すぎる酒場へ連れていってしまい、取り逃した夜、悔しい思いをした夜・・・

これまでの人生に何度かあったと思います。

 

 

ここならそういう悔しい失敗をせずに、女の子と呑めますね。

 

 

 

増え行くネオ酒場・・・

 

 

「こんなの大衆酒場じゃない！」

と思う方もいらっしゃると思いますが、若者が酒場に興味を持ってくれるという事は良い事だと思います。

 

 

ボクは進化し続ける酒場にビックリさせられるのが楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

酒場選びで同じ失敗をしないように

東京へ帰ったら『ネオ大衆酒場リスト』を作成しようと心に強く誓った大阪の夜・・・