町中華で飲ろうぜで放送されてた店を訪れ

4軒ずつ掲載していくという

巡礼企画

 

 

板橋　杉並

墨田　江戸川と幅広く

 

 

 

 

1軒目は

かさま

 

チャーハン激戦の板橋区

 

板橋本町駅から

そこそこ歩いた旧中山道沿いに

輝く黄色いテントが美しい

 

 

 

 

食品サンプルの周りに

キュートなフィギュアが

散りばめられている

 

こりゃ店内も

可愛らしい雰囲気だろうな

 

 

 

 

裏切りの

激シブッ！！

 

コンクリの床　色褪せた赤いテーブル　茶色すぎる椅子

 

そのギャップに

シビれるあこがれるゥ

 

 

 

 

ラーメン480円は安いなぁ

 

チキンライスとオムライス

同じ650円なんですね

 

 

むむっ！！

 

 

 

 

ソースカツ丼ですとっ！！

 

そういや

ソースカツ丼って

今まで一回も食べたことがない・・・

 

これも何かの思し召し

 

 

「すいません　ソースカツ丼のアタマ下さいっ！！」

 

 

 

 

これがソースカツか・・・

 

甘酸っぱい香り・・・

 

 

 

 

旨っ！！

 

揚がったカツを

ウスターソースと醤油ラーメンのスープを

混ぜたようなタレに泳がせてるのだろうか

 

酸味と甘さのバランスが

絶妙

 

中濃ソースより

こっちのほうが口に合うぞ・・・

 

かさまさん

ありがとうございます

 

好物が一つ増えました

 

 

 

 

カウンターに来られた先輩は

ビールをキュッと流し込むと

おもむろにスポーツ新聞を広げた

 

 

町中華呑みの教科書があれば

表紙にしたいぐらいの

画になる背中ですね

 

 

 

 

2軒目は新高円寺の

櫂かいちゃん

 

マスターは

新中野の尚ちゃんラーメンで

修行なっさたお方だ

 

 

 

 

尚ちゃんラーメンには

思い出がある・・・

 

 

 

 

確か定食を頼むと

ライスのおかわりが何回でも

無料でできたと記憶する

 

 

 

 

若手芸人達はハラヘラシ

 

ハチャメチャに

おかわりをしてた

 

 

 

 

芸人が芸人を呼び

おかわりが止まらず

度が過ぎたのか

 

ある日

おかわり無料サービスは辞めました

とメニューに表記されたのを見て

涙した

 

 

 

 

因みに櫂ちゃんの場所は

以前伝説の

牛乳ラーメン万福があった

 

あのラーメン

また食ってみてえな

 

 

 

 

3軒目は本所吾妻橋の

下総屋

 

2021年の大晦日に

孤独のグルメで

ざわっとしたのは

記憶に新しい

 

 

 

 

年越しそば食って帰ろ

と　心でつぶやいて　

井之頭五郎が入ったのがココ

 

3人居た先客が

なぜかサンボマスターだった

 

 

 

 

ボーカルの山口隆に

「焼肉ラーメン　旨いっすよね」

 

と話しかけられ

それをオーダーする五郎さん

 

めちゃめちゃ

旨そうだった・・・・

 

 

 

 

出たっ！！

 

その焼肉ラーメンっ！！

 

 

コイツを食いにやってきたぜ

下総屋

 

 

 

 

圧巻のビジュアルだ

 

麵が見えないほど

丼一面に綺麗に敷かれた

豚の生姜焼

 

ダイナミックかつ繊細・・・

 

葛飾北斎の作品かのようだ

 

 

 

 

生姜焼きデカッ！！

 

食べ物にこんな例えが

適切かどうかわからないが

夜用のナプキンぐらい

大きいぞ

 

 

 

 

ワンパクな味だぜ

 

麺と生姜焼きに

口の中を占領される幸せ

 

その幸せが消えていく切なさ

 

ライスも頼のみゃ良かったか・・・

 

それにしても

五郎さんて

ラーメン食べる時の

麺を持ち上げる高さが高いよな

 

 

 

 

最後4軒目は小岩

 

フラワーロードから

少し入った路地に

ひっそりと佇む

福福

 

 

 

 

餃子の店

と表記されてるが

違うモノが目当てで

暖簾をくぐった

 

 

 

 

千客万来座れるか？

 

なんとか椅子取りゲームに

勝つことができた

 

ご夫婦で

切り盛りなされてるご様子

 

 

 

 

ほう

 

鍋振りはママの

担当なんですね

 

マスターはワンタンを

器用に仕上げてらっしゃる

 

 

 

 

ん？

 

1660円？？

 

いい値段するな・・・

 

えっ　半分で頼めるんですねっ！！

 

赤身と脂身も選べるんですね・・・

 

 

「焼豚半分っ！　赤身脂身半分ずつで下さいっ！」

 

 

 

 

「コッチが赤で　コッチが脂だよ」

「ご丁寧に　ありがとうございますっ！！」

 

 

 

 

タレとネギとカラシに化粧された

焼き豚を凝視

 

ぶつ切りなんだな・・・

 

1枚ではなく

1個とかひと塊かたまりと称さねばの

形状

 

不揃いな感じがヤンチャっぽくて

旨そうだ

 

 

 

 

赤身はあっさりしながらも

肉の味をしっかり感じれて

ハァォチィー

 

塊なので歯ごたえ最高

 

噛みしめるたびに

旨味と出会えて

ウォーアイニー

 

 

 

 

脂身旨っ！！

 

この口いっぱいに広がる

コッテリとした甘みたるや

 

脂身だけでも良かったな・・・

 

ハーフじゃなく

1人前でも良かったな・・・

 

1人前じゃなく

1匹分

でも良かったな・・・

 

 

 

 

ママ「ビールはキリン　アサヒ　サッポロあるけど」

客「あ　キリンで」

マスター「選び間違えてないかい　俺の嫁選びみたいに」

 

 

客「注文入ってから　餃子の皮伸ばすんですね」

マスター「そうなんだよ」

ママ「知らなかった　アンタ　鼻の下以外も伸ばせたんだ」

 

 

 

 

客「2人なんですけど」

マスター「満席だよ　ごめんね狭い店で」

ママ「アンタが外いきゃ　もちっと広くなるのにねぇ」

 

 

客「玉子チャーハン下さい」

ママ「腱鞘炎なっちゃうよ　手首休ませなきゃ」

マスター「もうすぐ　永遠に休めるよっ！！」

 

 

 

この漫才ツマミがタダなんて

お値打ちやな

 

 

 

 

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