はやり病はまだまだだけど

ようやく出歩けるように

 

すると　

また　あの暖簾に引き寄せられる

 

久しぶりなのに妙に落ち着くソコは

そう　俺たちの聖域

町中華

 

食欲をそそられる鍋の音

６３３に心も弾む

 

さあ　安心安全を心掛けつつ

とことんやろうぜ

 

 

 

今回は

町中華で飲ろうぜで

紹介されてた店を

５軒ほど巡礼してみまして・・・

 

 

 

 

１軒目は阿佐ヶ谷の

開々亭(かいかいてい)

 

 

活気のある商店街から

住宅街に進み

ぼんやり

と佇む古き良き店

 

 

 

 

おっ！！

 

いきなりお二人がお出迎え

 

 

よく呑み

沢山食べる女性が好きだ・・・

 

 

 

 

切り盛りなされてるのは

ご夫婦であろうお二人

 

 

ほう・・・

 

 

猫ちゃんが沢山いらっしゃるな

 

 

 

 

小さい料理

なんてメニューが可愛らしい

 

 

これらをチョコチョコつまんで呑みなさい

というメッセージを

行間に感じる

 

 

望むところです

 

 

 

 

感じるどころか

しっかりと

酒のつまみに　酒の友に

の　キャッチコピーが

 

 

海老チリ少少３００エン・・・

 

 

可愛らしい・・・

 

 

 

 

安さにこだわり

レバかつと玉子焼き

をチョイスしてみた

 

 

大人の義務教育

６３３もモチロン頂戴し

いざっ気道確保！！

 

 

 

コポコポコポ

 

ンゴッンゴッンゴッ！！

 

 

 

「カーーッ　阿佐ヶ谷パールセンターーー！！」

 

 

 

 

玉子２個は使ってるだろう

中に挽肉を

ドッシリ感じれる玉子焼き

 

 

 

 

野菜も敷かれてる

４個のレバカツ

 

共に２００円だから驚きだ

 

 

 

ただ・・・

 

 

開々亭の安さの魅力は・・・

 

 

これだけではなくて・・・

 

 

 

 

 

金曜日ラーメン２００円っ！！

 

 

 

西成のあの店ではない・・・

 

 

週１とはいえ

令和の東京で２００円で

ラーメンが食えるなんて

 

 

夢か・・・？

 

 

 

今日って何曜日だっけ・・・？

 

 

そう

 

 

金曜日だ

 

 

 

 

ちゃんとしてる・・・

 

置きにいった

ラーメンではない

 

幻か・・・？

 

 

 

 

毎日食べれる

いわゆる東京ラーメンの味

 

ラーメンだけ食べて

２００円置いて帰るお客さんがチラホラだが

女将さんは笑顔で

 

「ありがとうございま～す」

 

と　明るく仰る

 

なんたるボランティア町中華

 

 

 

ん？

 

耳を澄ますと

 

「ニャァ～　ニャァ～」

 

と聞こえてきた

 

 

 

裏に

本物の猫ちゃん居そうだな・・・

 

 

 

 

２軒目は

北綾瀬の珍満

 

 

放送では

亀有編で登場していたが

実は北綾瀬駅のほうが近い

 

 

 

 

酒を頼んでない客はいない

 

との情報だったが

事実その通り

 

 

先輩方ではなく

若手のお客さんが

軽宴会

をなさっている

 

 

皆様

ガキの頃から通ってマス感

がプンプンだ

 

 

 

 

アジフライなんかがあるのが

呑兵衛には嬉しい

 

相撲取りが食べれば何でも

ちゃんこ

 

珍満で出されたら

アジフライも中華料理だ

 

 

 

 

この

チャーハンのシンプルなこと

 

 

何故チャーハンを頼むのか？

それは旨い米を味わいたいから

 

そう再確認させられる一品

 

食って尚

テイクアウトしようかと思わせやがる・・・

 

 

 

 

大将とおネエちゃんとの

距離が近い・・・

 

 

関係性が気になるところだ・・・

 

 

 

 

３軒目は荻窪の

ことぶき食堂

 

 

荻窪とは言え

環八まで出てちと歩く

 

 

 

 

闇太郎と同じく

江口寿史先生がこよなく愛す

でも有名な店

 

 

それにしてもあんなに可愛い

ひばりくん

は　男の子なんだよな・・・

 

 

 

 

 

ことぶきでは何といっても

ブタカラ

 

 

杉並区で

一番ビールに合う食べ物との

呼び声高い

 

 

 

 

特製ダレがかかったコイツで

呑っていると

大将が客席のテーブルに

新聞を広げ

ニンニクの皮を剥き始めた

 

 

 

ほっこりとした

時間が流れる・・・

 

 

 

 

ブタカラと言えば

コチラも

 

 

４軒目は糀谷の

朋友(ぽんゆう)

 

 

同じ漢字で

パンヤオ

って読んだコンビが懐かしいな・・・

 

 

 

 

糀谷では

万福

という店も記事にした

↓

糀谷「万福」酒場炭水化物探偵がいく チャーハン編 その１

 

 

玉袋師匠が

入ろうとしては入れなかったってのが

なんか誇らしい

 

 

 

 

こちらも

絶品のブタカラ

 

 

穏便に瓶ビールを貰い

機嫌よく呑っていると

一人の先輩が入って来られた

 

 

 

 

先輩は

カウンターに座ると

 

「ラーメン一つ」

 

と　女将さんに注文なさった

 

 

 

 

僕は

五目チャーハン(グリンピース抜き)

とウーロンハイに進み

夢見心地

 

 

ただ・・・

 

 

違和感が少し・・・

 

 

 

 

いつまでたっても

先輩のラーメンが出てこないのだ

 

しばらくすると

先輩は

 

「また来るねー」

 

と　帰っていかれた

 

 

何も食べずに・・・

 

 

何故か・・・？

 

 

理由は

次回酒場ナビのイベントをやる時お話します

 

 

 

 

最後５軒目は

東武東上線のときわ台駅から　

そこそこ歩く

楓林飯店

 

 

 

うわぁ・・・

 

 

マジで渋いな・・・

 

 

 

 

扉を開くと

出たっ！！

 

 

赤い絨毯を

赤いガムテープで補修している

この床

 

 

もう

一周回って神秘的

 

 

酒場ナビでは

テーブル名鑑

というのをやってはいるが

床名鑑

もやりたくなってきちまったぜ・・・

 

 

 

 

曜日は日曜

時刻は１３時

 

なんとなくそんな気はしたが

真昼間から

先輩方がご満悦中

 

皆様

めちゃめちゃ楽しそうだ

 

 

 

 

 

ジョーディマジオの嫁だった女性を眺めながら

席を確保

 

向かいには

先輩が・・・

 

 

おっ！！

 

 

 

 

先輩っ！！

 

テレビに出てた

紅鮭焼やないすかっ！！

 

 

よく見ると

隣の方も紅鮭つまんでらっしゃる

 

 

ホンマに大人気なんですね・・・

 

 

 

 

注文したのは

五目チャーハン(グリンピース抜き)

 

 

チャーハンの向こうに

鮭で喉を汚し

ビールで洗浄する先輩

 

 

画になってるな

 

 

 

 

意外といっては失礼か？

美しい五目チャーハン

 

２３区で

一番チャーハンのレベルが高いと噂の

板橋区

 

そういや

丸鶴

も　板橋だったな

 

 

ゴクリっ！！

 

 

 

 

「近々またチャーハン食べに来ますっ！！」

 

 

あっ　

間違えた

 

めちゃめちゃ旨いっ！！

って言おうとしたら

その先の先の先に言うだろうセリフが

追い抜いてきた

 

 

 

すなわち・・・

 

 

 

旨さの向こう側五目チャーハン(グリンピース抜き)

だ

 

 

 

板橋区恐るべし・・・

 

 

 

 

「お兄ちゃん　一番左のヤツかっこいいだろ？」

 

 

お一人の先輩が

壁に貼ってある写真を指差しながら

僕に聞いてこられた

 

「はい　シュッとして男前で」

「４０年経つと　こうなるんだぜ」

「へっ？？」

 

 

先輩は

僕の隣の方を指差していた

 

 

 

 

楓林飯店の鮭・・・

 

 

カロリー高そうやな・・・