「炒肴酒飯店010」板橋に甦りし創作中華やんぐっ!!
昨年末
大山の名店
鏑屋
が閉店したのは記憶に新しい
カリスマジュンヤが
閉店前日に信頼出来る酒友二人と
最後の鏑屋を楽しんだ模様は
こちらから
↓
32年の歴史に終幕。板橋区民が愛したソウルフード(煮込鍋)の行方は・・・
その
信頼できる酒友のお一人が・・・
向井さん
カリスマジュンヤに
鏑屋呑みのレクチャーをしていた
向井さんと
ひょんなことから今度は
僕が呑みに行こうという展開になった
「板橋に 激狭でオモシロい町中華があるんですよ」
「町中華っ! いきたいですっ!」
「じゃあ予約します」
「その前に どっかで1次会呑りませんか・・・」
「それだっ! 喜多八にしましょう」
「いいすね」
「20時 ちょっと過ぎそうなんですが・・・」
「20時に先行って 呑み待ちしときまっ!」
20時板橋
なんて言ったものの
待ちきれず19時に到着
1次会が喜多八なら
一人0次会を
喜多八が発祥のキッカケになった
加賀屋チェーンで呑ってやろう
喜多八の創業者さんが
地元石川県から東京に友達を呼び寄せ
その人が
後の加賀屋チェーンの代表になったのは
有名な話
石川県だから加賀って屋号
昭和40年に開業した加賀屋1号店は
板橋だったという
ニュー加賀屋板橋店は
1号店の流れを承継してるだろう
そりゃココ来るなら
一張羅の加賀屋Tシャツで
おめかしするよね
そして
このキャラクターのデザインが
ってのも有名
ゴルゴのシリアス感とは
180度反対のキャッチーさよ
酒場ゴールデンタイムで
店内大盛況
こりゃ
「兄ちゃん そのTシャツどうしたんだよ!」
って話しかけられまくって
僕 大人気だぞ
加賀屋と言えば
スタミナ焼き
ハラミだったり
コメカミの肉だったり
店によって違うらしいが
甘めのニンニクダレで仕上げられた
歯ごたえのいい肉が
まあ旨い
噛めば噛むほど
旨味が湧き出るようで
コレだけでだいぶ
もつ
二つの意味で
0次会だし
ツマミはこれだけにしとこう
アレ・・・
おかしいな・・・
誰も
話しかけてくれないゾ・・・
そんなもんか・・・
時間も迫ってきたし・・・
人気者は諦めよう・・・
「お会計して下さい」
「アッ オニイサンッ!」
おっ
店員さんやっぱ食いついてきましたね
「なんですかーー!?」
「カバン ワスレテルヨ」
「あっ あっ すいませんっ!!」
無念さを噛み殺し
待ち合わせの喜多八に到着
風格と味のある
看板と暖簾
見ごたえのある外観とは
このことだ
「ういー どやさー」
「きば美!なんでおんねん?」
「ムーちゃんに聞いてん」
「ムーちゃんて 向井さんのことかいな」
「ウチも参加するわいや」
「いや 予約とか大丈夫なんかいな」
「ムーちゃんが やってくれてるやろ」
「馴れ馴れしいな ムーちゃんて」
「中華と 育成選手は人数多いほうがええやん」
「ソフトバンクの思想かっ!」
人にビールを注ぐことなく
手酌でゴキゲンなこの女が
通称きばみと呼ばれる
元女芸人の
べんざきば美
芸人を辞めて
今は
エスカレーターの手すりを拭く仕事をしてる人の
汗を拭く仕事をしているらしい
コイツいつのまに
向井さんと知り合ってたんや
向井さんを待ちながら
やはりもつ焼き
タンハツ塩と
ホルモン焼
加賀屋で
ホルモン焼きといえば
テッポウの大串だが
喜多八ではハラミの玉ねぎダレ
ハラミでネーミングが逆なのは
なぜだろう
「バリ旨いやん!」
「おん」
「天下一品ぐらい コッテリしてて」
「・・・」
「551の豚まんぐらい ジューシーで」
「・・・」
「自由軒の名物カレーぐらい 後引くわ」
「大阪帰れやっ!」
そんなこんなで
向井さん登場
今宵も
笑顔100万ドル
「向井さん 激狭中華の予約・・・」
「三人で取れました」
「王将 楽しみや~」
「大阪帰れやっ きば美っ!!」
レバもシロも豚バラも
煮込みも食いたいが
胃袋に余裕を持たせとかないと
トリワサだけペロッといって
いざ激狭中華へっ!
向井さんに
これでもかってぐらい細い路地に
いざなわれ・・・
「着きました」
「わっ 車のナンバーのような看板」
「それが 店名です」
「なんて読むんですか?」
「ゼロイチゼロです」
「国際電話の詐欺番号のような」
「かつて近くに 神町中華がありまして」
「かみまちちゅうか・・・」
「惜しまれながら閉店したんですが」
「はい」
「復活しましたっ!」
「ヒャッホーイ!」
暖簾をくぐると
4席しかない店内
しかも満席
「予約してた向井です」
「上どうぞー」
上・・・?
2階に
テーブルが二つっ!
秘密基地感が
エグいぜっ!
「あはっ 一度は食べて頂きたいレバニラッ!」
「そんなオツマミシリーズ あったような」
「あははっ 二郎の上だけっ!」
「もうオモロいっ!」
「すいません レバニラと」
「山椒茄子のフリット!」
「肉玉チャーハン!」
「台湾焼きそばっ!」
「あと・・・」
「一旦 こんなもんにしときましょ」
「うわっ レバニラ色艶最高っ!」
「ちょいと カタクリでトロミつけてるやん!」
「これは 味が絡んでますね」
「こんな旨いレバーある??」
「噛み応えバツグンですね このレバーッ!」
「新鮮さが伝わるレバニラなんて 初めてっ!」
「ウチも食うぅぅ」
「バリ旨いやん!」
「おん」
「このニラとモヤシ」
「おん」
「神座のラーメンの野菜ぐらいシャキシャや!」
「大阪帰れやっ!」
「茄子を 揚げてっ!」
「山椒と あら塩で味付けっ!」
「茄子 サクサクのトロトロッやっ!」
「なんてメニューやったっけ?」
「歌うたいのバラッド」
「山椒茄子のフリットじゃ」
「うぎゃぁぁぁぁぁ」
「想像超えてきたな肉玉チャーハン」
「バカチャーハンですねっ!」
「かし亀のソレを彷彿とさせやがる!」
「めくってもめくってもっ!」
「チャーハンにたどり着かないですね」
「ある種こっちも二郎系っ!」
「単純にチャーハンのみ で旨いっ!」
「よなかそばのソレを 彷彿とさせるっ!」
「チャーハンにもチャーシューゴロゴロ入ってるやん!」
「チャーシューのワンパクさよっ!」
「濃い味で ホッピーがススムススムッ!」
「食うても食うても 無くならへん喜びっ!」
「台湾焼きそば
チャーシューサービスでーす」
「マスター なんですと???」
「豚一頭 食べさす気ですかっ!」
「板橋に甦りし伝説の神中華」
「具が挽き肉とニラて~」
「おん」
「名古屋の味仙のラーメンみたいやな~」
「大阪ちゃうんかいっ!!」
激旨バカ中華料理に
狂喜乱舞
ただ・・・
まぁまぁの年齢の三人・・・
食べ切るのは無理だった・・・
可愛い箱に入れて頂き
テイクアウト
やった!
明日も朝から
ゼロイチゼロ呑みやぁ
向井さん
ありがとうございました
余談ですが
向井さんが着ている
ナニコレ食堂のTシャツをイジってたら
きば美は
シレーっと向井さんの乳首イジってました
アイツ
食欲だけやなく性欲も満たしやがって
こちらのきば美もどうぞ
↓
(顔出しアリ)美人半額ブス無料のスナックに美人とブスと一緒にいってみた
炒肴酒飯店 010(いためさかなさけはんてん ぜろいちぜろ)
住所: | 東京都北区滝野川6-86-10 |
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営業時間: | 月・火・木・金・土 18:00 - 01:00 日 15:00 - 21:00 |
定休日: | 水 |