秩父「今井屋~やきとりハウス久保商店」今 ”裏秩父” が熱いっ!!
特急に乗って呑みに行く
現地での酒 飯を
より美味しくするために
車中呑食してはならぬ
でも・・・
特急呑み好きなんよなぁ
国技館やきとりも・・・
コレを買うために
JR上野駅経由で
京成立石から池袋に来た
ハナっから誘惑に
負け戦
を挑み結果幸せ
西武池袋駅から
窓の大きな特急ラビューに乗って
やってきたのは・・・
西武秩父
秩父呑みと言えば
いえいえ今回は
裏秩父
に向かいます
西武秩父駅から
徒歩5分
秩父鉄道の御花畑駅へ移動
可愛らしい電車で
1つお隣の・・・
影森へ
ライドオン
ここが僕が勝手に言ってる
裏秩父の玄関口
田舎の駅ななーー
駅前にはコンビニすらない
誰だ
秩父は涼しい
なんて言ったのは
歩き出して
15秒でうなじに汗がにじんできた
古い建物が並ぶ道を進む
この食堂
やってるうちに
出会いたかったぜ
おっ
あれか
Googleストリートビューだと
フォークとナイフの記号が見えてくる
あの感じ
出たっ!
今井屋っ!
何屋さんかはハッキリしないが
とにかくクセの強そうな
バキバキショップ
味がある・・・
いや
味しかない外観だ
やきそば
みそポテト
かるめ焼
単語
3つのうち2つは
知らない言葉だゾ
アド街
旅サラダ
ケンミンショーではなく
ケンミンシウ
アピールしますね
見せつけるかのように
干してある洗濯物
アピールしますね
ビールありますは
嬉しいお知らせ
店内の感じは
どんなんかなぁ~
「いらっしゃ~い」
「わっ 出たっ!」
「出たって なんじゃ」
「すいません ビックリしちゃって」
「ちょっと 出かけるからぁ~」
「えっ?」
「お金そこへ入れといてぇ~」
「えっ?えっ?」
「ごゆっくり~」
「えっ?えっ?えっ?」
入店しようとする僕と
入れ違いに女将さんは
車に乗って消えていった
店内に人影は無し
野菜の無人販売所は見たことあるが
惣菜の無人販売所て・・・
ビールがあっるってことは
もはや
無人酒場
シビれますねぇ
おほっ!
ぬほっ!
店内イカツいなぁ・・・
裏登録有形文化財
に指定しよう
この雑多感・・・
くまなく探せば
絶対お宝眠ってるぞ
秩父出身のアルフィー桜井の
初めて引いたギターとか
転がってないか
テーブルに敷き詰められた
茶色たち
右は焼きそばだが
左の茶色は初見です
これが件の
みそポテトだろう
むぅぅぅぅぅ
僕
50歳にもなって恥ずかしいが
マックフライポテト以外のジャガイモ
あんま好きじゃないんだよなぁ・・・
量もタップリだし・・・
残したりしたくないしなぁ・・・
どうする・・・
無理はしない
焼きそばをチョイスした
みそポテトは宿題
60歳ぐらいになったら
ジャガイモが好きになってるかもだし
探っても探っても
豚バラ1枚見つからない
具はキャベツのみの
ドシンプル焼きそば
ただそれがいい
このイカツい空間で
高級具沢山海鮮焼きそば
とか出されたら
脳と舌の整合性が取れずに
ベロパニック
になってしまう
今井屋の焼きそばは
こうじゃないと旨くない
喧嘩すると出入り禁止ですか・・・
こんなのどかなとこで
喧嘩なんかあるのかな・・・?
アルフィーの桜井が
他のお客に
「おめぇ目が離れてるからグラサン取らねぇんだろ」
と 言われてブチギレて
みそポテトを
「メリアーーン」
と 叫びながら
その客に投げつけた過去があったのかしら
600円を缶に入れて
お金ちょうど無かったらどうするんだろう?
と思いながら
今井屋を後にする
裏秩父
の魅力はココだけではない
影森駅と反対側に
さらに進む
道中
怪しい建物を発見
このアーチ感・・・
うん
豆タイルもあるってことは
おそらくこの辺りは昔
遊郭だったであろう
今じゃ発売していない
2リットルや3リットルの
ビール自販機を通り過ぎると・・・
出た出たっ!
久保商店っ!
こちらも
裏登録有形文化財
にしたい外観
秩父唯一の角打ちだそうな
しかもカワキモノだの缶詰だのの
角打ちではなく・・・
やきとりハウス
と銘打っている
国技館やきとりからの
焼きそばからの
やきとり
焼きが続きますねぇ
今日は
木材のガラス引き戸が
美しい
いざっ!!
コンクリの床
色づいた天井板
ホーロー看板
入店しても美人揃い
おっ
奥に進むと・・・
シッカリとした
飲食スペース
角打ちというより
ちゃんとした酒場のソレ
よっ
これですね
やきとりメニュー
「すいませーん 焼き鳥頂きたいんですがぁ」
奥から
マスターが出てこられた
「焼き鳥は5時からだよ」
「えっ?」
「今の時間はカワキモノとか缶詰だけで・・・」
「・・・」
「・・・」
「一旦ソレで 呑らせて下さい!」
そうだったのか・・・
現在15時・・・
あと2時間か・・・
他の観光地でも行ってみるか
あの花の
聖地巡礼をしようとしたが
車内で居眠りしてしまい
結果どこにもよらず影森駅へ戻ってきた
旧秩父橋も宿題だ
駅前の散髪屋さんの時計は
5時
再び久保商店へ
レッツラゴー
秩父の田舎酒場に
1日に2回も来る
自分が好きだ
いざいざっ!!
「また来たの??」
マスターを
驚かすことができている
自分がまた好き
焼き鳥をテイクアウトなさってる
先輩がいる
注文はシートに記入して
お渡しするスタイル
こんな感じかな・・・
「あっ タンとつくねはやっぱり塩でっ!」
本日3回目のビールだが
まじりっけなしの旨さ
裏秩父の夏は
喉が渇く
「とりももとレバー おまちっ!」
「うまそっ!」
とりももレバー共に
100円とは思えない美味しさ
こいつら
ブランド豚だったり
ブランド地鶏なんじゃないか・・・?
秩父豚とか
秩父コーチン
とかあるのかも
カシラもめちゃ旨
こりゃ
金華秩父豚と呼ばれる
ブランド・・
少し大袈裟だな・・・
過剰すぎる表現は
やめておこう
タンも旨し
これも
SAITAMAX
と呼ばれる
裏秩父にしか流通していない
幻の豚・・
イカン!!!
言ってるそばからやっちまった
タンだけに
タン元も乾かぬうちに
お後がよろしいようで
「ホント 来てくれてアリガトねぇ」
マスターの笑顔に後ろ髪を引かれながら
久保商店を後にした
帰り道
今井屋の前を通りかかると・・・
女将さんが戻ってらっしゃてたので
挨拶して
駅へ向かいましたとさ
あっ
女将さんに
お釣りの件聞くの忘れた
表秩父もどうぞ
↓
今井屋(いまいや)
住所: | 埼玉県秩父市下影森173 |
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