烏丸御池「にこみ 鈴や」 世界よ、これが京都の古民家酒場だっ!!
久しぶりの酒場遠征
若干の二日酔いを引きずりながら、新幹線で向かうは
我がKYOTO CITY。
京都駅を降りて、早速七条通りへ。
京都駅近くにあるレトロな呑み屋街「リド飲食街」
よかった、まだ現役バリバリのようだ。
大学生の時、ボクはこの近くに住んでたのだが
この飲食街で呑んだのは
多分だが、1回だけ・・・
大学生の時のオレよ、何してんだっ!!
って怒りたくなるところですが
まぁまぁそんなもんでしょう。人生なんて。
まだ潰れてないんで、これから通えばいいだけなんですよ。
リド飲食街のお店はまだオープンしてなかった為、北上する。
「道広くなったなぁ〜」
「餃子の王将、リニューアルしてるやんっ!!」
「え!?ドン・キホーテって、いつから出来てたん!?!?」
京都へ来る度に変わりゆく街並みにビックリさせられる。
京都の街並み・・・
最高のセンスです。
さてさて、京都へ行くのだから
京都酒場をリサーチするのは当たり前の事。
新幹線の中で、前から気になってた酒場を改めてチェックしてみた。
「ニューオーモン」
調べてみると、週に2日しかも2時間だけという超ショートスタイルの激レア酒場だ。
奇跡を信じて、本日の営業を確認してみると・・・
やっぱり休みだったか。
しかしですよ
系列店は営業してるじゃありませんか。
ボクはダッシュで烏丸御池へやってきた。
こ、これだな・・・
「にこみ 鈴や」
圧巻の外観・・・
この暖簾がなかったら、普通の古民家だ。
こんな外観の酒場・・・
まだ入店してないけど分かるぜ
絶対働いてる側も楽しいだろうな。
しかも住所は
京都府京都市中京区姉小路通新町東入南側二軒目
住所までカッコいいぜ・・・
店内へライドオンすると
外観に負けじと、オシャレな空間。
そしてお客さんたちも若い女の子が多いぞ。
すっかり体調は戻り、喉がアルコールを欲してるぞ。
さぁメニューはどんな感じなんだい・・・
アルコールメニューは意外にもシンプル。
日本酒なんかいってみたいところですが
まだまだお子ちゃま野郎なんで・・・
「チューハイレモン」
まずは可愛らしい店員さんの京都弁をツマミにチューハイを啜る。
東京に住んでもう10年以上経つが
京都弁って・・・
可愛いな。
さぁ、お通しもなさそうなんで
急いで料理を注文するとしますか。
こ、これは・・・
なんてこだわりを感じるラインナップなんだ・・・
このメニューを見て
「旬野菜の白和え、鯖のゆう庵焼き、すっぽん出汁あんかけをお願いします」
って噛まずにすぐに言えたら
「コイツは上級者だな」
と思われただろうな。
しかしオレはこう見えて慎重派だ。
偏らないオーダー、お腹の減り具合、このあとのハシゴ酒
を考えて組み合わせを考える。
ダメだ、難し過ぎる・・・
焦った挙句
豚足、豚バラ、豚軟骨の豚3連発をかましてしまいそうだ。
どれを頼もうか・・・
ここ最近で一番頭を抱えたかも知れない。
悩んだ挙句、なんとか店員さんに注文出来た。
が・・・
なぁぁにぃ〜〜!!
メニュー裏面もあったのか・・・
そうか目の前にはおでん鍋があるもんな。
夏とか関係なしで酒場のおでんの誘惑ってのは強いぜ。
「さっきの注文はやっぱり無しで、もう一回考え直していいですか?(汗)」
なんて口が裂けても言えない・・・
おでんはあとで追加注文するか。
「牛あご肉ポン酢」
牛あご肉・・・
この部位を人生で何度食べたことがあるだろうか。
思ってたより食感が強めで
「これは”面白い味”ですねぇ〜」
と、イキったコメントを残しておきましょうか。
「さわら塩たたき」
これはもうねぇ
”塩たたき”というメニューを頼んだ自分に酔いしれてます。
さわらを塩、わさび、レモンで
もう間違いない。
よくあのメニュー数の中で
こいつをチョイス出来たもんだ。
京都ハシゴ酒、最高のスタートをきれてるな。
店内はなぜか
浜ちゃんの「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜」が流れている。
完全に京都の時代は動いている。
絶品の料理と雰囲気と音楽で酒が進むぜ。
「麦ソーダ割り」
ボクが座った席は入り口すぐのおでん鍋が一望出来る酔き〔酒場アリーナ〕だ。
今まさに目の前で店員さんがおでんをよそっている。
これを無視することは出来ない・・・
「おでん 豚軟骨軟骨柔らか煮」
最初に頼んでた豚軟骨のおでんがやってきた。
これがなかなかのボリュームである。
その名の通り、柔らかくて1人でもこの量を余裕で食べることが出来たのだが
このあとのハシゴ酒を考えると
これ以上食べると胃袋の限界を超えそうだ・・・
豚軟骨の皿に残った汁をすすったのだが
もうちょっと汁を飲みたい・・・
ここが西成なら
「ねえちゃん、おでんの汁だけくれへんか?」
って言えたが、ここでそれを言う勇気はない・・・
時間の都合もあったので、滞在時間30分くらいで
泣く泣くお会計をお願いした。
おでんもやけど、店名に「にこみ」って書いてあるくらいだから
煮込みも注文すべきだったな。
宿題を2つ残して、チェックアウト。
まぁあのラインナップだし、どんなオーダーをしても宿題は残るだろうな。
これぞ、京都って感じの酒場
こんな感じの酒場が京都にはまだまだあるって考えると
やっぱり京都酒場のレベルって高いんだな。
浅草も酔いけど、京都もやっぱり酔いな。
そんなこと分かってたけど。
古民家酒場か・・・
いつかボクもやってみたいなぁ。
いや、無理だろうな・・・
こちらの京都酒場も是非↓↓
◆京都酒場ナビ一覧◆
にこみ 鈴や(にこみ すずや)
住所: | 京都府京都市中京区姉小路通新町東入南側二軒目 |
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TEL: | 075-708-3178 |
営業時間: | 16:00 - 23:00 |
定休日: | 月曜日 |