2017年4月30日。

 

 

筆者(カリスマジュンヤ)は昨年に引き続き、同じ日に沖縄へ上陸した。

 

 

 

 

完全ノープランなこの旅を「沖縄クレイジージャーニーTour」と題し、沖縄らしい酒場を回る事にした。

 

 

 

 

 

まず最初に訪れた沖縄の飲み屋街はDEEPSPOTで有名な「栄町市場」である。

 

(ちなみにこれは去年の写真)

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの日は日曜の遅い時間という事だけあって、ほとんどの店が閉まっていた。

 

 

 

 

栄町市場をぐるぐる回ったのだが、これと言って面白そうな酒場が見つからなく

人っ気も少なく去年ほどの興奮も無くで・・・

かなり雲行きが怪しくなって来たのだが、そんな時一人の先輩方が我々に声をかけて来てくれたのだ。

 

 

 

「兄ちゃんたち、俺と一緒に飲もうよ！」

 

 

 

 

せっかく街の先輩が誘ってくださったので「モラ・カフェ」で一杯頂く事にした。

 

 

 

“なんでかね？飲む店”

 

全く理会出来ない店のキャッチフレーズである。

 

 

 

 

 

 

音楽好きの方がよく集まられる酒場で、店内はビートルズのライブ映像が流れてたり

すぐ近くのライブバーでライブを終えて飲んでらっしゃる方もちらほらいらっしゃった。

 

 

 

 

 

 

ムッシュかまやつさんに追悼してから

まずは沖縄らしく、オリオンビールで喉を掃除した。

 

 

 

 

 

 

 

酒のアテは勿論”ザ・沖縄料理”のゴーヤチャンプルーで。

 

 

 

 

 

 

オリオンビールから泡盛に切り替えた所で、我々を呼んでいただいた先輩に一枚のこの写真を見せた。

 

 

 

「先輩！この写真を見てください！ボクら去年も同じ日にこの栄町市場で飲んでたんですよ！この写真の方々でお知り合いの方はいらっしゃいますか？」

 

 

 

するとすぐにこの写真に一人ずつ指さし

「この人(常連客Aさん)は隣の店で飲んでるよ」

 

 

 

 

 

「この人(常連客Bさん)はさっきまで、この店で飲んでた。また後でここに来るかもね」

 

 

 

 

 

「それでこの人は〜・・・・ってこれ俺じゃねぇかよ！！！」

 

 

 

「なんだ、兄ちゃんたち去年俺と飲んでるじゃん！あっはっはっは〜！」

と歯の無いキュートな笑顔で答えてくれたのだ。

 

 

 

これにテンションの上がった我々は

「良かったら、泡盛飲んでください」と奢らせて頂いた。

 

 

 

しばらく飲んでると

先輩がおもむろに立ち上がり「○○さ〜ん！こっちこっち！」と友人らしき方を呼び止めた。

 

 

 

 

その呼び止められた友人の方は筆者の横に座るやいなや

「ちょっとここで一緒に一杯いいかい？」と物凄い近い距離感で来られた。

 

 

相当酔ってらっしゃるようである。

 

 

 

この立派な胸毛も沖縄男児っぽくて素敵だ。

 

 

 

「兄ちゃんたちどっから来たの？」

 

「東京と大阪からです！」

 

「また派手なとこから来たねぇ〜」

 

 

「実はボクたち、去年も同じ日にこの栄町市場で飲んだんですよ」

 

そう言って先ほどの去年の写真を見せた。

 

 

「へぇ〜そうなんだ〜すごいね〜みんな元気だね〜」

と写真をじっくり見る姿に、他の常連客の方が

 

「ちょっと、〇〇さん！何言ってんだよ！この金髪の兄ちゃんの横に座ってるの○○さんだよっ！！」

と筆者もびっくりのカミングアウトが。

 

 

改めてみんなでじっくり写真を見てみると・・・

 

 

 

「去年もボクの横で飲んでたーーーー！！！！！！！！！！」

 

 

 

先輩！こちらこそ気づかなくてすみませんでした。

 

 

テンションの上がった筆者はここでも

「良かったら泡盛飲んでくださいね」とべろべろの胸毛マックス沖縄男児の先輩に泡盛を奢る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

さらにもう一つ確認したい事があって、もう一枚の写真を常連客の皆様に見せた。

 

 

 

「この方も去年一緒に飲ませて頂いたんですよ！自称栄町のドンって言ってらっしゃったんですけど、勿論皆様はこの方をご存知ですよね！？」

 

 

しかしウキウキの筆者が想像してた返答は返って来なかった・・・。

 

 

「う〜ん、誰やろ」

 

「俺は知らんで〜」

 

「いや見た事無いなぁ」

 

 

 

 

「あいつ誰やってんっ！！！！」

 

っと静まり返った栄町市場の街に筆者の声が響き渡った。

 

 

 

 

そしてそんなプチ事件も束の間に・・・

なんと隣の店に居られた、去年我々と飲んだ常連客Aさんが姿を現したのだ。

 

 

 

こうなってしまっては、もう我々は泡盛を奢るしかない。

 

 

 

 

そして更に更に・・・

さっきまでこの店で飲んでらっしゃった、常連客Bさんまでもが我々に会いにまたカムバックしてくれたではありませんか。

 

 

 

「もういくらでも泡盛飲んでください。」

そう常連客の皆様告げ、泡盛を振る舞いまくった。

 

 

 

そしてまだまだ現れる常連客の皆様たち・・・

はしご酒でこの店に現れた左の方(あっちゃん)に関しては、去年我々と一緒に飲んだ事も覚えてらっしゃったみたいで・・・

 

そりゃあもう早速泡盛で乾杯しか無いわけで。

 

 

 

 

おもむろに立ち上がったあっちゃんは「泡盛のお礼」という事で、いきなり首のマッサージをしてくれたのだ。

 

 

 

この後に筆者もやってもらったのだが、これがめちゃくちゃ気持ち良かったので

もし栄町市場であっちゃんと出会ったのなら、泡盛を奢ってマッサージをしてもらう事を推奨する。(ちなみにあっちゃんはマッサージ師ではない)

 

 

 

 

聞いてみると、常連客の皆様はほとんど毎日ここに飲みにきてるらしく、家みたいなものだとの事でした。

 

 

結果的には、去年この栄町市場で飲んだほとんどの先輩方たちと再会してるという驚愕の事実。

 

 

 

 

 

 

 

栄町市場の先輩の皆様！またこの街に遊びに来るんで、一緒に泡盛呑みましょうね！！！