菊水(北海道)「焼鳥 いっぷく」日本一目指して頑張れ!フャイターズ!!
先日筆者(カリスマジュンヤ)は12日間のロング北海道TOURを敢行してきたのだ。
野球好きなので、勿論『札幌ドーム』へ日本ハムファイターズの試合を観戦しに行ってきた。
この日はリーグ優勝を賭けた大事な三連戦。
ファンの皆さんも早い時間からドーム入り。
そんなフャンの皆さんそっちので『札幌ドーム』に興奮し、明らかに浮かれてる筆者であった。
これはテレビでも見た事があるドーム横の移動式のサッカー場である。
こんな大きなモノが自動で動くのであるのだから、興奮は高まる一方だ。
早速『札幌ドーム』に突入し、選手たちの練習姿を観戦する。
こんなに沢山のフャンの人たちに見られながら、大きなドームでプレイ出来るって最高なんだろうな〜なんて思いながら
1本足打法SHOTをキメる。
選手たちの練習姿を見ながら、行きしなの『セイコーマート』で買った北海道限定の焼酎「大自然」と「長次郎」をカチコンだ。
(※セイコーマートとは北海道が誇るランドマーク的コンビニなのである。)
この「大自然」と「長次郎」どちらも安いのに、とても美味しいのだっ!!
実はファイターズのグッズよりもこの焼酎のグッズが欲しかったものだ。
すぐに試合は始まり、終始日ハムのペースで試合は進み、地元『札幌ドーム』だけあって盛り上がり方も凄まじかった。
この日「3番指名打者」でスタメン出場だった大谷選手。
ズームで大谷選手。
“なまら“デカかったのである。
見事日ハムはロッテを14対6で圧勝し、試合後はドーム内で風船や花火などスゴい演出であった。
『札幌ドーム』のエンターテイメントのレベルの高さには脱帽だ。
こんな特等席もあったので、今度札幌ドームに来る機会があったらこの席で見れると良いな〜って思ったり。
というわけで、興奮しっぱなしで『札幌ドーム』をあとにしたのだ。
※日本ハムフャイターズの皆さん、リーグ優勝おめでとうございます!
酒場ナビでは(特にカリスマジュンヤ)、日本ハムファイターズの日本一を心の底から応援してます!!!
というわけで前置きが長くなりましたが、ここからが本番である。
勿論北海道へ来た理由は単なる旅行だけではないので、しっかり酒場放浪の仕事もこなしておかないといけませんから。
野球の打ち上げも兼ねて、道民の知り合いに教えてもらった渋い焼鳥屋へ流れ込んだのだ。
札幌市白石区菊水にある『焼鳥 いっぷく』という焼き鳥屋へIN。
駅前という好立地にも関わらず、こんな渋くて大きなお店・・・
どうやらこの店長いな?と感じた。
この「焼鳥」の文字の字体がカッコよすぎて、この看板のロゴTシャツが欲しいくらいだ。
さすが北海道だけあって、提灯にも当たり前のようにジンギスカンの文字が。
この暖簾も年季が入ってて渋いですねぇ。
ここで読者の皆さんに質問です!
この暖簾に
【焼鳥・ホルモン・成吉思汗】と書かれてるのだが・・・
「成吉思汗」とは何と読むか分かるであろうか?
感の良い人なら分かるかな?
正解は
「ジンギスカン」です!!
というプチ情報も得られたので、早速入店。
分かっていたけど、店内もやっぱり渋くて酔いっ!
店入って、一瞬で酔い店だと感じさせるのは名店の証である。
座席はカウンター席8席ほどと、お座敷が2つあったので
多人数でも家族連れでも来れそうである。
座席にメニュー表は無くて、壁に垂らされたメニュー表を見るスタイルで
メニュー数も少なく、選び易くなっていた。
カウンターの椅子は安っぽいあのパイプ椅子である。
そう、これで良いのだ。
酔い酒場の椅子はこれが正解なのだ。
乾ききった喉を潤す為に、チュウハイ(巨峰)を一気飲みする。
焼酎、ソーダ、シロップの割合が絶妙すぎやしねぇか、おやっさん!!!
お通しとは別でサービスでゆで卵も頂いた。
さすが北海道、サービスに抜かり無し。
そしてこの方が、本日我々を酔いの世界へ導いてくれるベテランシェフのおやっさんである。
如何にも!って感じのおやっさんで安心して身を委ねる事が出来たのである。
まずは「ホルモン」を頂いた。
弾力が強くて、味も濃かったので
ずっと噛んでられて、飲み込むタイミングが難しかった覚えがある。
そして次にこの店のイチオシの「手羽先」を頂いた。
手羽先は焼き台を使わずに、オーブンで焼くという焼き鳥では珍しい調理法であった。
普通の手羽先なのだが、単純に使用してる素材が良いんだろうなという旨さで
ここに来て北海道の焼き鳥のレベルの高さを感じたのである。
手羽先の旨さにヤられてしまい、今宵も強い酒でキメに入る事を決意し・・・
北海道限定焼酎「SAPPORO SOFT」を梅割りで頂く。
なんともセンスのある色使いからか、今宵は我らが金宮焼酎より輝いて見えてしまった・・・。
(そいいえばこの色合い、看板と同じだ。細かい拘りが酔いですね。)
金宮ちゃんよ・・・
今宵だけは浮気を許してね。
そして北海道にも梅割りという飲み方(焼酎ストレートに梅シロップを少し入れる飲み方)があったんだ、と関心しながら
グラスなみなみに焼酎を注いでもらった。
一緒に訪れた北海道在住の歌唄い「音道青心」こと、音ちゃんは見ての通り教科書通りの飲みっぷりであった。
梅割りは口からイくんです。
そう、女性に優しくキスするかのように・・・
東京で飲む梅割りとこの店で飲む梅割りの違いは、焼酎(SAPPORO SOFT)も梅シロップもキンキンに冷やしてる所である。
筆者が知ってる限り、東京の梅割りを出すお店は焼酎も梅シロップも常温で出してるような気がする。
梅割りは常温の方が美味しく頂けるから、あえて常温で出してるんだと思っていたが
ここ『焼鳥 いっぷく』のようにどちらもキンキンに冷やしてる方が、筆者は飲みやすかった!
飲みやすいのだから、勿論1杯で終わるわけもなく
2杯目、3杯目とおかわりをしたのだ。
しかしこの飲みやすさが後々恐ろしい事になるって事も重々承知なのだが・・・
飲みやすいがために、どんどん飲めちゃう。
そうか、梅割りという飲み物は飲みやすくしてはいけないのか。
梅割りを提供してるお店はあえて常温で出してるんですね。
(どなたか関係者の皆さんその辺の詳しい事情知ってる方居ましたら、教えてください!)
梅割りを提供してるお店は、よく注意書きで「お一人様3杯まで」と書かれてるのをよく見る。
それほど梅割りという飲み物は危険な飲み物なんだなぁ〜って考えてみたり。
しかしもうすでに時遅し。
我々は4杯目の梅割りに優しくキスをしてる最中であった。
気づけばいつものように、隣の席に座ってたおじさんに絡んでみたり
おやっさんも心開いて何でも話してくれたり・・・
ここは日本、いくら初めて来た北海道だからといっても酒を交わせば、そこにもう壁なんて無いのである。
おやっさんと話してると、どうやら東京に住まれてた事があるらしい。
どおりでメニューに焼きとんやホッピーや梅割りがあって、東京の下町感を感じたのか。
多分ではあるが、ほろ酔いになった筆者はおやっさんに偉そうに東京の酒場事情を語ってたと思う。
「立石のモツ焼きはあそこがうまいんすよ〜」
「下町ハイボールにこだわってる店はあそことあそこだ〜」
なんて
恐らくこんな感じで。笑
プロ野球観戦終わりの打ち上げでちょっと1杯だけのつもりが
やっぱりこれだ・・・。
美味しい焼き鳥たちにあまり宿題は残す事が出来ないなと思い、更に焼き鳥を注文した。
見た事ない姿で串打ちされた「砂肝」。
プリップリの「ひな皮」。
やはりどちらも絶品であった。
ジンギスカンもいきたいところであったが、昼間にたらふく食べたんで、ここは自粛しておいた。
なので昼間に頂いたジンギスカンの写真だけでもどうぞっ!
(日本最北端の町稚内市の温泉『豊富温泉』の食堂で食べたジンギスカンである。)
東京で食べたジンギスカンと比べると臭みが全くなく、肉の厚さもケチ臭くなく厚かったのである。
本当に美味しかった!!
話は戻って・・・・
普段はこんな感じでプロ野球を観ながら呑む事が出来る。
おやっさんも相当な野球好きみたいで
良い場面になると作業そっちのけでテレビ中継に夢中になられるのだ。
その辺のゆる〜〜〜い感じも筆者は大好きである。
飲食店は回転率が大事だとか、注文から提供までの時間は1秒でも早く!みたいな経営方針は
渋い酒場には似合わない。
ゆる〜〜〜く行きましょう。ゆる〜〜〜〜〜く。
北の大地で酒場放浪。
いつもとは違う環境でも、バッチリ酔い酒場でうまく酔っ払えたので、またこれで「酒場人」としてのレベルは上がったのではないであろうか。
今回の酒場遠征で
もっと地方の酒場もどんどん攻めていきたいなと思ったので・・・
地方の読者の皆様!
「うちの近くには、こんなヤバい呑み屋があるぞ!」
「是非とも、あの酒場を酒場ナビで突撃取材して欲しい!」
というのがありましたら
酒場ナビHP上の「お問い合わせ」、もしくは個人的に→ charisma_n_j@yahoo.co.jp までご連絡くださいっ!!!
というわけで
また北海道に行った際には、ここ『焼鳥 いっぷく』へ立ち寄りたいと思います!
なのでおやっさんっ!
それまで梅割りの焼酎とシロップはキンキンに冷やしておいてね!!!
焼鳥のいっぷく(やきとりのいっぷく)
住所: | 北海道札幌市白石区菊水三条2-5-22 |
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TEL: | 011-823-4976 |
営業時間: | 16:30~ |
定休日: | 日曜・祝日 |