佐野「小暮食堂」ここも最強の呑める魚屋だっ!!
店名『小暮食堂』(佐野)
佐野にラーメンを食べに行った帰り
主役を食う酒場が駅前に飯と酒がうますぎるのに折れてしまうくらいの腰の低さとオヤジとママさん
それでいて酒場世間話を繰り広げるオヤジの魅力
魚屋さんとの兼業ゆえのこだわりもあり、迷ったら出すなという刺身の数々
そしていい酒場には猫がいるというルールさえも、酒場猫のはまちゃんによって満たされているという完璧さ本当は紹介したくない店ではありますが、
店主に酒場ナビに紹介したら、食べログに書いていい?と聞いた時の反応の鋭さを鑑みてこちらにて推薦をさせていただこうと思います。kelly さん
いつもお世話になっております
呑める魚屋・・・
店主さんの人柄・・・
猫ちゃん・・・
そして
教えたくない店・・・
が
抑えられませんでした・・・
ってことは
の佐野実のラーメン屋がある街か・・・
えっ??
佐野ラーメンと佐野実って関係ないの??
お隣の
佐野市駅
での車内アナウンスでは
「この駅は両毛線の乗り換えは出来ません」
って何度も繰り返してた
佐野って・・・
ややこしいんだな・・・
駅から10秒
出たっ!!
小暮食堂!!
うん
いいすがれ具合だ
左側にまわってみると
お魚屋さん
冷蔵庫には
お魚以外に
缶ビールや玉子もお見受けできる
ユルそうで・・・
何よりです
正面に戻って
店内の情報調査
張り紙の字体が可愛らしいな
ほろよいセット
ですと・・・?
いいんですか・・・?
まだ午前中ですが・・・?
ぬほっ!!
親戚の家のリビングやんっ!!
うっすらと
ちっちゃいおばあちゃん
が
座っているようにも見えるが
錯覚か?
「いらっしゃ~~い 電話くれた人しょ~?」
お父サマにお出迎え頂く
腰が低いというか
太陽のような笑顔と嬉しそうな声
この口調や雰囲気・・・
誰かに似てるぞ・・・
あっ!!
黒板五郎だ・・・
北の国からの田中邦衛だ・・・
ホタルやシュウが
予告なく丸太小屋に尋ねた時の
五郎さんのあの優しさが
滲み出ている
「いらっしゃ~~い 奥どうぞ~~」
お母サマも素敵だ
包み込んでくれるかのような
柔和な表情が堪らない
さながら・・・
雪子おばさんだっ!!
竹下景子だ・・・
佐野って・・・
温かいんだな・・・
メニューの見やすい特等席だ
刺身盛り合わせが魅力的か・・・?
ほろよいセットって
マグロ タコ イカ
からの選択肢か・・・
否ッ!!
「すいません アジ刺しと瓶ビール下さいっ!!」
お得さに惑わされずの
好きなモノ単品でタップリと・・・
珍しく
ブレてない注文ができたぞ・・・
お通しは
マグロの煮付けとお漬物
自宅からは
2時間半かかったか・・・
喉の渇きと
ボリュームのあるお通しで
633が一瞬で空になった
しょうちわー
を
炭酸で割るお酒を頼んだら
タイミングよく・・・
「はい~ 長崎のアジだよ~」
デカいっ!!
切り方もダイナミックッ!!
うん
我ながらいいチョイスができたぞ
旨いっ!!
海なし県の刺身が
めちゃめちゃ旨いっ!!
流通の素晴らしさと
お父サマの包丁術に感服しながら
舌鼓を打った
刺身の次は
焼き魚
いきたいな
僕より
少し後に入ってこられた
ご夫婦らしきお二人が
「マスター ブリカマある?」
と 聞かれている
「あるよぉ~」
と お父サマ
反射的に・・・
「もう一つあれば 僕にも下さいっ!!」
「あるよぉ~」
やってしまった・・・
「お兄ちゃん どっから来たのぉ~?」
「あっ 東京からです」
「遠くからありがとねぇ~ これ能登の 切り昆布サービスね」
「ありがとうございます」
これは・・・
ぬる燗いきますか・・・
海の幸は全国からだが
日本酒は佐野の地酒
開華
甘くなく
ツマミの旨さが引き立つ
これいいな・・・
ビッグサイズ
のブリカマがここで登場
ド迫力だ・・・
ぬる燗がススみやがる・・・
贅沢に大きく頬張り
口いっぱいにブリを泳がし
開華を
ツィーッ
っと
幸せは旨い酒と共にあり
旨い肴で深まっていく
日本人でよかった・・・
泥棒してよかった・・・
「お兄ちゃん 旨そうに食べるねぇ~?」
「あっ 凄く美味しいので」
「ありがとねぇ~ これ和歌山の しらすサービスね」
「ありがとうございます」
サービスが止まらない・・・
嬉しい楽しい大好き・・・
なんというか・・・
今日ドンドンいけるぞ・・・
よし・・・
「すいません カサゴの煮付け下さいっ!!」
勢い余って
頼んでしまった
刺身からの焼きからの
煮付けという
魚フルコース
本日
太平洋咀嚼満喫日和なり
小骨を外しながら
チビチビと
この
めんどくさい作業が
ココでは苦じゃない
食べきったらココが
終わってしまう
チビチビ・・・
チビチビでいい
骨を全て取り除き
こんな仕上がり
旨い煮付けの汁と少しの身が・・・
ん・・・?
この光景
どっかで見た記憶が・・・
あっ!!
「すいません 半ライス下さいっ!!」
孤独のグルメで
井之頭五郎が
煮付けの汁にご飯を放り込む
っていうシーンがあった
行儀はあんまりだが・・・
いつかやってみたかったんだ・・・
混ぜちゃって・・・
ご飯に美味しさの黒いマントを羽織らせ・・・
文句なしの旨さだっ!!
カサゴの残り汁からめ飯・・・
これは
常識を超えた先に現れた・・・
幸福だ
「オレンジ食べなぁ~ これサービス」
「ありがとうございます」
デザートまで頂けるのですか・・・?
至れり尽くせり
ありがとうございます
12時も過ぎ
お昼ごはんのお客様がチラホラ
名残惜しいが・・・
「すいません お会計して下さい」
「お兄ちゃん~ これお土産~」
「まだ頂けるんですかっ!!」
「塩辛嫌いかい~?」
「好きです」
「ありがとねぇ~ また来てねぇ~」
「必ずっ!!」
小暮食堂を後にした
帰りに
魚屋のほうを覗くと
噂の猫ちゃんが
「あっ お母サマ この子が はまちゃん ですか?」
「タマちゃんだよぉ~」
「タマちゃんですか 可愛いですね」
「そんなことより これお土産ぇ~」
「まだ頂けるんですかっ!!」
kellyさん・・・
ありがとうございます・・・
紹介したくない店っていう意味・・・
わかります
皆様
おススメの酒場
教えて下さいませ
↓
こちらもどうぞ
↓
小暮食堂(こぐれしょくどう)
住所: | 栃木県佐野市若松町356 |
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TEL: | 0283-22-0618 |
営業時間: | 【月~土】10:00~20:00 |
定休日: | 日曜日 |