船堀??「もつ焼きしみず」 陸の孤島+酒場炭水化物探偵がいく 焼きそば編 その1
陸の孤島酒場を目指す時
大事なのは
道中も楽しめたら
ということ
そこに一番近い駅を
選ぶ必要はない
都営新宿線船堀駅へ
やってきた
お目当ての酒場は
東西線葛西駅が一番近いらしいのだが
ざっとストリートビューを見たところ
こちらからのアプローチのほうが
景色が良さそうだったので・・・
船堀街道を西葛西方面に
歩み進めると
おっ
東京を代表する
だ
アイドリングしてから・・・
まぁまぁまぁ
陣屋橋通りに入ると
おっ
渋い銭湯
セント酒・・・
先が長いから湯冷めしそうだな
わっ!!
吸い込まれそうな町中華っ!!
我慢我慢・・・
優先順位を意識しろ
などと
葛藤を楽しみながら
文化遺産のような魚屋さんを
横目に・・・
新川を渡り
住宅街を
キョロキョロしてると・・・
出たっ!!
もつ焼きしみずっ!!
予想を裏切られた・・・
綺麗だな・・・
陸の孤島酒場は
と決めつけていた
うん
これはこれで
全貌が気になるぞ
いざっ!!
カウンターと
テーブルが二つの店内
こちらも
清潔感があり
居心地良さそう
切り盛りされているのは
年配のご夫婦と思しきお二人と
若手の男性
息子さんかしら・・・?
冷え込む季節とは言え
ビールは旨い
お願いした串が焼けるのを待ちながら
キューっと始めた
スピードメニュー
ガツ刺しと共に
マスターは
ごま油と味の素と一緒に
出して下さった
ごま油と味の素・・・
こんなもんキャンドレぐらい
何につけても旨くなる
幸せの調味料だ
お酒をバイスに変えて
よっ!!
待ってましたっ!!
カシラ2本と
シロレバをタレで・・・
焦げた香りが
鼻を刺激しやがるぜ
だ
味も絶品っ!!
ふくよかなモツ達が
甘じょっぱいタレを纏い
ご馳走感ハンパない
これは・・・
止まらんヤツやっ!!
タレが旨すぎるので
いつもなら塩で頂戴する
タンハツをそれで
おほっ!!
タレで正解っ!!
噛めば噛むほど
濃くなる旨味
もう
飲み込むのが持ったいない
それでも
喉を通るあの感触を味わいたいから
勿論飲み込む
ングッ!!
おや・・・
あいみょんの曲の替え歌が頭に浮かぶ
いま~わたし~モツを食ている~♪
ハツタンの串~抱えて~♪
今日はココを皮切りに
何軒かハシゴする予定だ
名残惜しいぐらいが丁度いい
幸せの余韻を
噛みしめながら
お暇・・・
んんっ??
桑川焼きそばとなっ??
屋台の味・・・?
聞くだけ聞いとこう・・・
「マスター 桑川焼きそばってどんなんですか?」
「あっ 近くにね 桑川地区ってのがあってね」
「はい」
「そこのお祭りとかで出してるヤツで」
「普通のと どう違うんですか?」
「作りましょうか?」
「う・・・」
「・・・」
「すいませんっ!! また来ますっ!!」
後ろ髪を引かれながら
しみずを後にした
しかしあの焼きそば・・・
気になるな・・・
気になるのならってことで・・・
後日来ちゃった!!
たかが
焼きそばの為だけに
陸の孤島を再び目指す
自分が好きだ
いきなり
焼きそばってのも
ガッついてる感じで粋じゃない
あぶスキ鍋で
少しじらそう
油揚げと水菜
そういや
太田和彦さんが
家呑みでこの鍋作ってらっしゃったな
マスター・・・
そこから
セレクトされたメニューですか・・・
お好きですね
380円の鍋のボリュームが満点
チューハイだけでは戦えず
日本酒を頂き
いい気分
うん・・・
仕上がったな・・・
メニューを
改めて凝視して・・・
「すいません 桑川焼きそば下さいっ!!」
これがそうなのか・・・
パッと見は
何の変哲もないが・・・
具は豚バラとキャベツか・・・
おっ
よく見ると乾燥エビも
散りばめられてるな
百見は一口に如かず・・・
「いただきますっ!!」
旨い・・・
細めの麺のソース味で
これも止まらないヤツだが
他との変わりはさほど・・・
んん??
噛んでると
深みのある肉肉しさが口中に広がる
何だこの風味・・・?
知ってるぞ・・・
あっ!!
これ油かすじゃないかっ??
行儀悪く
箸でゴソゴソして見つけた
それっぽいぞ・・・
「マスター これ カス焼きそばってことですか??」
「・・・」
「・・・」
「・・・企業秘密です」
気になる方は
是非訪れてみて下さいませ
旨さは保証いたします
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浦安「かづさや」陸の孤島にある歴史ありそうな酒場ほぼ名店説 その3
しみず(しみず)
住所: | 東京都江戸川区中葛西2-7-1 |
---|---|
TEL: | 03-3680-7341 |