今年のGWも無事西成に”帰って”きた・・・

 

 

 

もうすっかり観光スポットで大人気の西成シティ。

 

 

 

事前にリサーチしてた酒場へ向かうも、どこも満員御礼で店に入る事が出来ず

改めて西成の人気を身をもって感じた。

 

 

 

日が明るいのに３、４軒もフラれてしまったので

すかさずヤツの出番がやってきた。

 

 

「俺の出番」

 

 

今年の正月、西成で酒場難民になってた時もお世話になった立ち飲み屋だ。

 

 

 

今はやってないが、卵食べ放題の昔のメニューが如何にも労働者の街って感じが出てて酔い。

 

 

 

 

そんな大好きな「俺の出番」は運良く入れて、今回も助けられた。

 

 

 

 

「ほんまここはいつ来ても空いてて、良い呑み屋やなぁ〜」

 

なんて早速高速ジャブをかましてやると

 

「それ褒めてんのっ！？」

 

なんて気持ちいいツッコミが返ってくる。

 

 

しかも初対面の客のオッサンからだ。

 

 

 

 

まだ出会って、リアルに１０秒くらいやのに

距離の縮まり方が嘘みたいに早い。

 

 

これが立ち飲みの、そして西成の最大の酔いところだ。

 

 

 

 

西成は出来る限り、ハシゴ酒したい・・・

 

 

 

 

早々に名物の「ヤバ谷園酎ハイ」で〆て・・・

 

 

 

 

萌え萌え酒「ちくちゅ〜」で、異性に〔酒場セクハラ〕をこなした。

 

 

 

@charisma_neet コレが合法の［酒場セクハラ］だっ！！！🐙😻 #カリスマジュンヤの酒場放浪記 #酒場ナビ #俺の出番 #西成 ♬ オリジナル楽曲 – カリスマ・ニート ジュンヤ

 

 

 

 

やり残したことはもうない。

 

 

「どっこも入れへんかったらまた戻ってきな〜」

 

店員さんではなく、初対面のおっさんがそう言って見送ってくれた。

 

 

 

 

 

小雨が降る中、やっぱりどこも満席でたまたま見つけたコチラへ

”雨宿り”感覚でライドオンさせていただいた。

 

 

「なると屋 りゅうちゃん」

 

 

 

初めてみる酒場だ・・・

 

最近出来たのだろうか。

 

 

 

ラム肉ジンギスカン、ホルモンと書かれた看板の文字と

ドラム缶テーブルに期待が持てる。

 

 

 

残念ながらさっきの俺の出番みたいに

”オモロいオッサン”は居なかったが、ここはディープ西成。

 

 

 

後から入ってくるお客さんが居たら、今度はボクたちがあのオモロいオッサンになればいいだけさ。

 

 

 

 

 

立ち飲みの店だけど、座っていいですよとの事で

ビールケースを椅子にメニューを吟味。

 

 

 

ほほぅ

お酒類は普通だが、おつまみの数が・・・

 

 

 

店内をどこを見渡しても、おつまみはこの４品しかなかった。

 

 

 

４品って・・・

 

 

「ウインナー」、「焼きそば」、「ポテトサラダ」の３品はまだ分かる。

 

みんな大好きなメニューだから戦えるはずだ。

 

 

しかしそれよりも

遥か大きく書かれたもう１つが「イノシシ肉」ってっ！！

 

 

 

本日はイノシシ肉やけど、明日は「鹿肉」とか

そんな事があるってわけ！？

 

 

 

っていうか

ラム肉ジンギスカンとホルモンないんかいっ！！

 

 

 

さすが西成、毎度どこでもハラハラ感をありがとう。

 

 

 

 

「酎ハイ」

 

 

西成の立ち飲みは絶対にプラカップでいい。

 

 

って言うか立ち飲み屋自体がグラスじゃなくて、割れないコップが良い。

 

 

これなら安心して騒げるからね。

 

 

 

 

 

 

「ポテトサラダ」

 

 

 

「このポテサラ、ボクが作ったんですよ」

 

 

そう言って提供してくれたのは・・・

 

今世間的にはあまりイメージの良くない

西武ライオンズ山川穂高似の愛嬌ある青年だ。

 

 

 

「お兄さんら、どこから来たんですか？」

 

「ボクは東京からっすねぇ〜」

 

「東京と比べて、西成の人らまだマスクして多いでしょ。なんでやと思います？？」

 

「・・・空気が悪いから？」

 

「指名手配されてるから、いつまで経ってもマスク取らんのですよ」

 

「ギャハハハ〜！！」

 

「それだけじゃないんすよ。歯ない人もマスク取らんから、結果みんなマスクしてるんす」

 

 

 

客は我々だけなのに、一気に湧き上がる店内。

 

 

 

軽快なトークをブッかましてきた山川穂高似の青年はそう言って

雨の西成へ客引きの掛け声を頑張っていた。

 

 

 

西成の呑み屋が頑張ってるのに、チンタラ呑んでるわけにはいかない。

 

 

 

「マスターっ！！イノシシ肉１頭分くださいっ！！！」

 

 

 

見た目がイカつめのマスターはマスク越しでも分かるくらいに

優しく微笑んでくれた。

 

 

 

 

鉄板でイノシシ肉が焼かれるのを見ながら酎ハイをすする。

 

 

なんとなくだが

雨が止んだとしても、まだここで呑んでいたいと純粋に思った。

 

 

 

 

 

「イノシシ肉」

 

 

ジビエ料理と言って良いのだろうか。

 

塩胡椒で強めに味付けされたイノシシ肉はなんの癖もなく、普通にウマッシュっ！！

 

 

これならウインナー、焼きそば、ポテトサラダ同様に

誰でも美味しくいただけるだろう。

 

 

 

イノシシ肉のおかげで酎ハイは加速力を増したのであった。

 

 

 

 

楽しい時間はあっという間・・・

 

限られた時間での西成は

とにかく『ハシゴ酒』が酒場ナビとしての使命なのだ。

 

 

 

ちょっと名残惜しいけど

大丈夫さ、ココはまたすぐに来ればいい。

 

 

 

 

お会計をお願いして、いつものように記念撮影。

 

 

 

って言うかリトル穂高よ・・・

 

 

あんだけ西成の先輩イジっといて

最後の最後まで自分はマスク取ってくれへんかったな・・・

 

 

 

やっぱり歯無いからなんかな・・・・・・