「吉祥寺のあそこへ行ったことはありますか？」

 

そう言ってスマホの写真を見せてくれた我がオアシスSMASH!の常連さん。

 

 

「なんじゃこりゃぁぁあ！！」

 

ピンクに染まる昭和アダルトな世界観

 

こんな異世界スナックが吉祥寺にあるだって・・・？

 

 

 

これは早めに解決しないといけないぞ・・・

 

久しぶりに楽しい中央線に乗って、吉祥寺駅までやってきた。

 

 

駅を降りて、東口へ

 

キャバクラのキャッチをスルーして、奥へ進む。

 

 

 

雑居ビルの１階奥で、ピンクに輝くあちらが

どうやら今回目的の酒場だ。

 

 

 

 

 

「おみごとスナック 御美娘」

 

 

おみごとスナック 御美娘おみこ

 

素晴らしい店名だ。

 

看板もこの通り可愛らしいぞ。

 

 

 

 

今宵新たな扉を開くことになることを覚悟し

店内へライドオン！

 

 

 

すげぇぇぇ！！！

 

興奮のあまり思わず叫んでしまった。

 

昭和感全開でピンクな店内

 

まるで熱海「秘宝館」のようだ・・・

 

 

壁のイラストもこの通り、センス抜群で

どこにもない独特の雰囲気である・・・

 

 

 

昔は酒場に対して、安くて旨いツマミがあれば

店の作りなんて何でも良いじゃないかって思ってた時期もあったが

今は酒やツマミよりも店の作りを見てしまったりする。

 

 

酒場で呑むということはそう言うことだ。

 

家呑みと同じ酒を使ってるけど、雰囲気で味を変えてしまう・・・

 

これが酒場の最大の醍醐味じゃないのか。

 

 

 

まだお酒を一口も呑んでないが、最高の夜を確信させてくれたママに感謝だ。

 

 

こちらのキュートな方が

令和のDr.スランプ アラレちゃんこと「おみこママ」で

みんなからは「おみちゃん」と呼ばれているようだ。

 

 

本名（苗字）が「おみ」とのことだが・・・

生まれ持った才能ってあるもんなんですね。

 

 

 

おみちゃん

出逢えてよかったです。

 

 

 

さてさて、それでは呑むとしますか。

 

 

 

ドリンクメニューはこの通り、レベル高めのヤバそうなヤツ。

 

ここで生ビール、ハイボール、芋麦を呑むのはなんだか勿体無い気がするな。

 

 

 

なるべく宿題は残したくない・・・

 

よし、気になるヤツは全部呑もう。

 

 

ちなみに全品５００円という値段設定も破格なんで、それもおみごとっ！！

（もうちょいしたら値上げするかもとの事です）

 

 

 

呑んだヤツ、全部レポしたいところですが

ネタバレ&どれがどれかを忘れてしまったので、写真だけでお送りさせていただきます。

 

 

まずはこの赤まむし瓶がぶっ刺さったヤツ！

 

 

もつ焼きの名店「ウッチャン」系列なんかでよくみるオロナミンCハイに似たブッ刺しスタイル。

 

オロナミンCはエナジー系、赤まむしは精力増強・・・

 

ボクはこっち派かな。

 

 

さぁビンビンになってくる前にドンドン行こうじゃありませんか。

 

 

 

 

スナックなので、おつまみはほとんどないですが

唯一ある「本日のおつまみ」がこれまたレベル高い。

 

 

 

おみこママ特製の本日のおつまみは

「手羽元と玉子を生姜で煮たヤツ」だ。

 

 

どんなツマミにも合いそうにない赤まむしドリンクと仲良く出来る唯一のおつまみは

やっぱりおみこママしか作れないだろう。

 

 

 

 

っていうか実際はツマミなしでも

この店内の雰囲気で充分酒のアテになる。

 

ずっと居れるなぁ〜この雰囲気。

 

 

素敵な提灯バックの似顔絵「八重」さんは

おみこママのおばあちゃんとの事だ。

 

良いですねぇ〜

 

 

ボクも自分のお店におばあちゃんの写真飾ろうかな〜

 

最近実家に帰れてないし、そろそろ帰っておばあちゃんの顔でも見に行くか〜

 

 

 

 

２１時開店とほぼ同時に来たので、おみこママとカウンター越しに色々お話が出来た。

 

 

お店始める前は

元々高円寺で間借りスナックをやってたり、アクセサリーを作ってたらしく

現在も主張スナックをやったりなど、お店の運営以外でも精力的に活動されている。

 

 

 

なんて話をしていたら、続々と訪問されてくるお客さんたち・・・

 

おみこママとゆっくりお話したいなら、開店と同時に訪れるのがオススメかもです。

 

 

 

そしてなんと言ってもここはスナック

誰かがデンモクを持つと、それは今宵のスタートの合図なのです。

 

 

 

 

ボクはというと、宣言通り気になる怪しい酒をひたすら注文するだけなのだ。

 

 

 

お酒とカラオケですぐに店内はヒートアップ

 

こちらのカラオケはどうやらアダルトのリミッターを解除してるらしく

カラオケが上手かったら、画面のAV女優さんがどんどん脱いでいくというシステムになっている。

 

 

 

 

 

 

歌声で脱がすことが出来る男って素敵。

 

そんな美声、ボクも欲しいな・・・

 

 

 

 

 

 

伝統ある渋い酒場で、静かにしっぽり呑むのも勿論酔い

 

ただ酒場というのはやっぱり笑える〔酒ポット〕でありたい。

 

 

 

おバカな夜に救われることだってある。

 

 

今日仕事でやらかしちゃったなぁ〜

 

明日からの仕事辛いなぁ〜

 

 

そんな人こそ、こんなおバカな酒場で呑んで騒いで欲しい。

 

案外救われたりしますから・・・

 

 

 

古き良き昭和の酒場遺産をイメージしてくれてる御美娘

 

 

しかし最近ではそんな伝統的な昭和酒場遺産がどんどんなくなっているのも

これまた事実だ。

 

 

立石の再開発

高円寺高架下の工事

大阪難波味園ビルのお別れ

 

 

 

始まりがあれば終わりがある

 

終わりがあれば始まりがある

 

 

・・・そう、始めれば良いのです。

 

また自分たちで歴史を作り出せば良いのです。

 

 

 

 

自分たちで大好きな昭和を残そうとする御美娘の雰囲気に

心奪われました。

 

 

奪われたので、〆に一番ヤバそうなドリンクを注文してみた。

 

 

おバカな空間で、ちょっぴりエッチなお酒を呑んで

アダルトな夜を堪能出来たかな。

 

 

 

もう普通の酒場では興奮することができなくなってしまった酒場人の皆様

新しい扉を開ける勇気、必要かもですよ。

 

 

 

おみこママが素敵な夜をお届けしてくれるでしょう。