立石「江戸っ子」22歳の女の子と立石の関所にいってみた
前回と前々回
ユナちゃんという女の子と
立石で呑んだ記事を書いた
今回もそのつづき・・・
ご覧になられてない方は
是非ともこちらから
見て下さいませ
↓
立石「栄寿司~しらかわ」 22歳の女の子と呑んべ横丁のスナックにいってみた
呑んべ横丁の
しらかわ
を後にした僕とユナちゃんは
これまたすぐ近くの
江戸っ子
に入った
コの字カウンターが二つの店内
16時過ぎだというのに
先輩方でほぼ満席だ
名物ママさんも
お元気そうで嬉しい
これは余談なのだが
僕は以前ママさんに
怒られた
ことがある
という芸人の酒友がいるのだが
その男に
「江戸っ子のママさん死んだらしいで」
と 聞かされていて
2年前
カリスマジュンヤとこの店に訪れた時
入店するやいなや
店員のお姉サマに
「ママさんお亡くなりになられたんですよねぇ」
と 言った
すると
お姉サマは
「ママァ この子がママのこと死んだって言ってるよー」
と 振り返って叫ばれた
「えっ? えっ?」
奥を見るとママさんは
どっしり
と椅子に座ってらっしゃった
動揺する僕に近づいてくる
ママさん
そして
笑顔のまま
僕にこう言われた
「いらっしゃいませ どうも幽霊でございます」
額から血が出るぐらい
土下座して誤った・・・
体調を崩されていて
ちょっとだけ
お休みなさってい期間が
あったらしいのだが
その噂を
チャンス大城が勘違いしてたみたいで・・・
大変失礼をしてしまった・・・
因みに
ママさんにチクったのは
ちぃちゃんやったなぁ・・・
「ボールふたつ下さい」
「ボールってなんですか?」
「チューハイに謎のエキスはいったヤツです」
「謎ですか? そそりますー」
改めてユナちゃんと
酒ゴングを鳴らす
22歳の女の子が
バキバキの酒場で
下町ハイボールをすすっている姿は
やはり違和感があるのだが
宇ち多→栄寿司→しらかわ
の流れからの今なので
エラいもんで
見慣れてきてしまった
二人共
満腹に近い状態だったが
煮込みだけはどうしても食べたかったので
お願いした
「宇ち多のも美味しかったけど こっちのも好きですー」
「旨いすね ただ僕 さすがにお腹いっぱいになりましたわー」
「そうですね アタシもお腹いっぱいですー」
そんな会話をしていると
なんと
しらかわと同じく
となりの先輩に話しかけられた
「お嬢ちゃん 若いのにボールたぁ見上げたもんだねぇ」
「あっ はいっ 初めて呑みましたけど美味しいですー」
「お嬢ちゃん 気持ちがいいねぇー」
「ありがとうございますー」
「ママさーん このお嬢ちゃんにキュウリとラッキョ あとなんか串も食べさせてあげてよー」
先輩に三品も頂いた
「えーー いいんですかーー」
「お嬢ちゃん 若いんだからいっぱい食べなきゃ」
「ありがとうございますっ いただきますー」
僕は小声で
「ユナちゃん大丈夫 食べれる?」
と聞いた
「あはっ 望むところです」
お腹いっぱいですー
なんて言っていたユナちゃんが
笑顔でラッキョをツマみ
キュウリをカジり
串を頬張っている
その様は
先輩方の仰る通り
気持ちがよかった・・・
我々酒場ナビ3人は
事あるごとに
なんて言葉を使う
それは
いつも満員で入れない店に行っても
ちょうど人数分の席が空いていたり
残りラスト1つの
おツマミにありつけたり
お店の方に
サービスで一品貰えたり
なんて時に
「酒場の神様が味方してくれたなぁ」
なんて使い方をしている
酒場で初めて会った
先輩にご馳走してもらえる・・・
ユナちゃんの
笑顔 受け答え 立ち振る舞い
が そうさせるのだろう
この娘は
僕が嫉妬してしまうほど
酒場の神様に
愛されている・・・
僕は
伊丹十三監督の映画
あげまん
を思い出していた
もしユナちゃんを嫁にしたら
いや 彼女にするだけでも
凄く運気が上がるのではないだろうか
運気??
そういうものとは
関係ないぐらい
ユナちゃんに惹かれている
僕がいた・・・
「先輩 御馳走様でした」
「ありがとうございましたー ホントに美味しかったです」
「またいつでも来なよ お嬢ちゃん 次は一人でおいでよ」
「わー どうしようかなー」
江戸っ子を後にした
帰りの電車で
会話がもつか不安だったが
今日のおさらいをすることで
なんとか乗り切れた
銀座線が渋谷駅に到着し
二人は下車した
「今日はホントにありがとうございました めっちゃ楽しかったです」
「こちらこそ あの ユナちゃん・・・」
「はい」
「今度 またどっかご一緒して頂けませんか?」
「えーー いいんですかーー」
「もちろんです!!」
「じゃあ」
「はい」
「実は彼氏も大衆酒場好きなんですよ・・・」
「・・・」
「あはっ 今度は連れてきてもいいですか」
「望む・・・ ところです・・・」
時刻はまだ18時前だったが
僕はそうそうに帰宅し
Xビデオをみて寝てしまったとさ・・・
おわり
江戸っ子(えどっこ)
住所: | 東京都葛飾区立石7-1-9 |
---|---|
TEL: | 03-3694-9593 |
営業時間: | 16:00~21:00 |
定休日: | 日曜(月が祝の場合は翌火曜まで休) |