鶴見「レストランばーく」他 第1回ハムカツ選手権開催
ハムカツって好きやー
あの
ほとんど駄菓子やん
お子様のオヤツやん
ってぐらいの
チープな感じ
ジャンクな感じが堪らない
煮こごり 甘露煮 衣かつぎ
なんて 渋いモンをツマミながら
「あぁ こんなんが旨いと思えるのは 大人になったご褒美やなぁ」
とか
いっちょ前のこと言いい
その10分後
舌の根も乾かぬうちに
「あっ ハムカツあるやん!! ハムカツお願いしマース」
と 懇願し
その旨さを再確認し
自分のベロ いつまでたっても子供やなぁ・・・
と 思わされ
なかなか
ツマミ黒帯
になれないのは
僕だけではないだろう
魔法の食べ物ハムカツ
今回は
僕が最近いった
11店舗のそれを
形状 味 値段などを比較してみて
僕の独断と偏見で優勝を決める
酒場ナビ恒例選手権企画
ハムカツ選手権
を やってみます
1軒目は
朝10時から呑める
パラダイス
ご存知
大宮のいづみや
ド駅前なのに
こんな大箱で
バキバキな雰囲気の店が
他にあるだろうか
そんな
いづみやのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型薄切りハム2枚
ハムの厚さ2ミリ
衣も薄め
半分にカットして4切れで提供タイプ
いわゆる
オーソドックスな
昭和のハムカツ
ハムの
土俵の綱の部分の
真っ赤な色が
衣から透けて見えて
ジャンク感も一際だ
下品にソースをドバドバかけて
かぶりついてみる
いい意味での
油のベシャベシャを感じる
そう いい意味で
ハムカツは
悪いモン食うてるなぁ
って思わされるぐらいでいい
いや それがいい
キャベセンにレモン
パセリにカラシが添えられて
お値段300円
二人できたら
2人前頼んでまいそうやなぁ・・・
2軒目は
こちらも昼から呑みまくれる
新丸子の三ちゃん食堂
真昼間から
このカオス感はどうだ!!
そんな
三ちゃん食堂のハムカツが・・・
こちらっ!!
四角型薄切りハム1・5枚
ハムの厚さ2ミリ
衣も薄め
3切れで提供タイプ
おそらくハムカツ用に
あらかじめカットされたモノを
3枚揚げるのだろう
キャベセンを敷かれて
お値段250円也
かじると
店内に響き渡らんばかりの
サクッ!!
という音を放ちやがる
衣食ってる感がいい
衣とハムのバランスが最高だ
旨いっ!!
分厚いハムカツもいいなー
なんて思っていた僕に
やっぱりハムカツは薄くないとアカンなー
と 感じさせてくれる一品だ
3軒目は
辰巳新道の入口にある
立ち呑み
門前仲町のニューもつよし
所狭しと人がひしめきあう
激安立ち呑み
ニューもつよしのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型薄切りハム1枚
ハムの厚さ3ミリ
衣ちょい厚め
4分の1にカットして4切れで提供タイプ
キャベセンは敷かれてないが
ちょっと厚めのハムにカラシも添えられ
お値段150円也
こいつでチューハイ3杯呑んでも
1000円でお釣りがくる
安さも
ハムカツの魅力やなぁ
4軒目は
去年7月オープンの
今回一番
店歴史のない
松戸のホームベース
歴史が無いといっても
お客から見える位置に
煮込みの鍋がある店は
いい店に決まっている
店主さん
わかってらっしゃる
そんな
ホームベースのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型薄切りハム1枚
ハムの厚さ3ミリ
衣も薄め
半分にカットして2切れで提供タイプ
お値段190円也
安い!!
そしてネーミングが
肉屋のハムカツ
そう
揚げ物を作っている
肉屋さんの前を通りかかった時の
あの幸せ感をイメージなさっているのだ
店主さん
やはり わかってらっしゃる・・・
5軒目は
おかず横丁
なんて
ワクワクが止まらないネーミングの
商店街にほど近い
浅草橋の鈴木酒蔵
いつの時代のモンやねんっ!!
と 叫びたくなる
冷蔵庫を現役で使ってらっしゃる
鈴木酒蔵のハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型ハム2枚
ハムの厚さ5ミリ
衣薄め
まん丸のまま提供タイプ
出たっ!!
包丁を入れない
まん丸のままタイプ!!
食べにくいが
この豪快さが逆にいい
箸など使わず
手づかみでワシャワシゃいきたくなる
厚めのハムが食べごたえ十分
レタスを敷いてレモンを添えて
お値段490円也
ボリューム満点で高いとは全く思わない
鈴木酒蔵はアジフライも旨いので
池袋の
若大将まつしま
みたいに
ハムカツとアジフライ1枚ずつの
コンビフライやってくれへんかなぁ・・・
6軒目は
珍しい鳥の部位を
食べさせてくれるで有名な
荻窪の鳥よし
焼き鳥屋なのに
ラーメンも絶品すぎる
鳥よしのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型ハム2枚
ハムの厚さ5ミリ
衣も分厚め
半分にカットして4切れで提供タイプ
衣が分厚い!!
どういう作り方をしているのだろう・・・
厚めのハムと厚めの衣が
今まで味わったことのない
ハムカツ感を表現している
美味しい・・・
レタスとレモンで
400円也
鳥よし・・・
こだわってはるわ~~
7軒目は
入れたらラッキー
ぐらい いつも混んでる立ち呑み屋
水道橋のスタンドヒーロー
僕が一番出てみたいTV番組
タモリ倶楽部
でも紹介された
スタンドヒーローのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型厚切りハム1枚
ハムの厚さ1.2センチ
衣薄め
6分の1にカットして6切れで提供タイプ
分厚いっ!!
そしてハムが旨いっ!!
ちょいと調べたのだが
酒場のハムカツのハムは
チョップドハム
という比較的
つなぎ
の容量多く
肉自体が少ないハムが使われがちだとか・・・
よく耳にする
プレスハム
は もうちょい高級なモノみたいだ
おそらく
スタンドヒーローは
いいプレスハムを使っていると思う
今度いった時は
店主さんに
「上級なプレス使ってますよねー?」
なんてイキって聞いてみるか
キャベセン レタスを敷いて
カラシも添えられ
お値段380円也
これは優勝候補ですなぁ・・・
8軒目は
暖簾の文字が浮き出て
味のありすぎる
柏の達磨
綺麗なカウンターに飾られてる
キティちゃん達磨がキュートすぎる
達磨のハムカツが・・・
こちらっ!!
四角型ハム1枚
ハムの厚さ1.2センチ
衣薄め
半分にカットして三角型を2切れで提供タイプ
これも分厚い!!
生野菜たちを敷いて
マスタードを添えて
お値段350円也
ソースとカラシもいいが
分厚いとマスタードもよくあう・・・
僕の中で
分厚いハムカツブーム再来か・・・
9軒目は
お母サマお一人で切り盛りされてる
実家のようにやすらげる酒場
青砥のあわのす
「ハムカツお願いします」
というと
「ホントは2枚なんだけど お兄ちゃん1人だから1枚にしとけば?」
と お母サマに言われた
あわのすのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型ハム1枚
ハムの厚さ1.5センチ
衣も薄め
半分にカットして2切れで提供タイプ
わっ!!
分厚すぎる!!
そしていやらしいまでのピンク色!!
この色・・・
おそらくチョップドハムなのであろう
でも旨い!!
ハム一辺倒の
味になるかと思いきや
これはこれでバランスが整っている
そして悪いことをしてる感がまたいい
この色も相まって
最強のジャンク感だ・・・
本来は600円のメニュー
ちゃんと値段を聞かなかったが
半分なんでおおよそ
お値段300円也
コスパもいいですねぇ・・・
10軒目は
店頭の食品サンプルが
愛おしすぎる洋食屋さん
鶴見のレストランばーく
メニューを見ると
2切れ600円
4切れ700円とのこと
100円違うぐらいだったら
4切れにするかと
安易に頼んだ
レストランばーくのハムカツが・・・
こちらっ!!
丸型ハム2枚
ハムの厚さ2・5センチ
衣薄め
半分にカットして4切れで提供タイプ
ギャアーーーーー!!
分厚すぎるーーーー!!
やりすぎやろ・・・
こんなん・・・
悪ふざけやろ・・・
と 思うが食べてみると
ちゃんと旨い!!
贅沢感もすごい!!
こんなのを食べているという
行為自体が楽しい!!
流石に食べきれず
半分持ち帰らせてもらったが
幸せな時間を過ごせた・・・
最後の
11軒目は
素通りするのが難しい
おいでおいでが止まらない立ち呑み
西川口のかんづめや
店名のとおり
缶詰中心のおツマミが揃う
かんづめやのハムカツが・・・
こちらっ!!
縦長型ハム1枚
ハムの厚さ1ミリ
衣も厚め
袋に入ったまま提供タイプ
お値段50円也
これぞ最強の
ノスタルジーハムカツ
ビッグカツとかエースカツ
なんてのを子供の頃めちゃくちゃ食べた
大人になっても
まだ食うか・・・
ベロ子供やなぁ・・・
以上11軒
僕の中での優勝は・・・・
あわのすでした
このオヤツ感・・・
たまりまへん・・・
そして何より
高級すぎないところ
ハムカツって良さって
そんなんですよね
皆様
オススメのハムカツの店ありましたら
教えて下さいませ
第2回もやりたいです・・・
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レストランばーく(れすとらんばーく)
住所: | 神奈川県横浜市鶴見区豊岡町1-17 |
---|---|
TEL: | 045-571-5845 |
営業時間: | [月~金] 11:00~14:00 17:00~19:45 [土] 11:00~14:00 |
定休日: | 日曜日・祝日 |