日ノ出町「ホルモン焼 がま親分」奇跡の”三アツ”肉酒場!!横綱級の肉を喰らいたけりゃ、ここへ行け!!!
突然だがボクは野球が大好きだ。
高校までガッツリ野球中心の生活をしてたせいもあってか
この歳になってもまだ野球の話になると現役時代を思い出す。
高校生という思春期の時期を丸坊主で過ごしたせいもあってか
その反動で今でもまだ金髪を辞めれないという重度の病気にかかってる有り様だ・・・
野球はボクを良い意味でも悪い意味でも人生に大きく影響を与えてくれた。
「最近プロ野球生で観てないなぁ~」
昼からプロ野球を生で観ながら、酒を呑みたいという衝動にかられ
横浜スタジアムがある横浜までやってきたのだが・・・
ボクは勝手に「当日券で入れる」と想像してて
いざ受付に行くと、当日券はありませんとの事。
何も調べてなかった自分が悪い。
がっかりして、ボクはいつもの酒場へ向かうのであった・・・
行先を決めずになんとなく日本三大ドヤ街の寿町周辺をぶらぶら・・・
こんな時は早く酔い酒場に出逢って、先程のミスを一刻も取り返したいのだが
なかなか酔い酒場に出逢えない。
というかこんなご時世だから呑める店が少ない。
と思ってた矢先に見えた「ホッピー」ののぼり旗。
風で揺れるのぼり旗が「こちらへおいで」と手を振ってくれてるように見える。
ボクは急ぎ足でその店舗がある方へ向かった。
「ホルモン焼 がま親分」
野球での失敗をココが取り返してくれそうな佇まい・・・
暖簾が出ている
時刻はこの時16時前
この日は土曜日で16時開店という事で、タイミングもバッチリ。
「24時マデやってます」の看板も頼もしい。
早速〔暖簾引き〕を敢行し
店内へライドオンするのだが・・・
「すみません、席空いてますか?」
「予約ってされてます?」
前回同様、またしても聞きたくなかった店員さんの質問・・・
「し、してないです・・・」
「ちょっと待ってくださいね」
店員さんが予約表を渋い表情でにらめっこしながら考えている。
この時間にボクが出来る事はただただ祈るだけ・・・
店内はまだ開店したばかりで席は埋まってなかったので
「30分だけでも良いんで!」と入口から店員さんに畳み掛けた。
その思いが通じたのか
「カウンターどうぞ~」
と見事席を通していただけた。
カウンター席へ座ると、すでに用意されてた2種類のタレと・・・
嬉しい七輪と炭。
ロースターでも文句はないが、やっぱり炭火の方が嬉しいに決まってる。
更に嬉しい事にドリンクメニューは豊富で、値段も良心的だ。
ガッツリ呑める焼き肉屋さんってテンション上がる。
そういえば本厚木の「酔笑苑」もこんな感じで
七輪が置かれ、ガッツリ呑める感じの焼き肉屋さんだったなぁ~。
「チューハイ」
カットレモンが入った”甘くない”チューハイ。
コイツがあればボクは無敵だ。
どこででもテンションをハイにする事が出来る。
そして肉メニューの多さが更にボクをハイにさせる。
牛をメインに豚、鶏と続き・・・
がま親分のオリジナルメニューも注目したいところだ。
肉だけでなく、海鮮物もあるし
更には「ラム」、「ラクダ」、「ダチョウ」、「猪」、「鹿」、「カンガルー」と言った
普段はなかなか食べる事が出来ない希少なメニューも存在するのだから、相当チョイスに悩む。
何回くらい通えば「ラクダ肉」に挑戦しようと思うのだろうか。
常連さんレベルになると「カンガルーの梅肉焼で!」なんて自分オリジナルの注文方法があったりするのだろうか・・・?
ボクもやってみたいけど、まだまだそんな身分でもない。
ひとまず王道であろう肉を店員さんにコールすると
2、3分ですぐにやってきた。
一気にカウンター席がパラダイス状態。
これまでに色んな酒場で色んな料理を見てきたが、やはり肉の絵面のパンチ力といったら凄まじいもんだ。
「塩カルビ」
1人前でこの量で
肉厚に切られた和牛カルビが塩ダレで味付けされている・・・
ボクは甘めの焼き肉ダレより、しょっぱい塩派なのでこの塩カルビは多いに期待出来る。
めちゃくちゃ旨そうな塩カルビを1枚1枚丁寧に焼かせていただいた。
煙越しからでも伝わってくるボクの幸せそうな表情・・・
真剣に肉と向き合い、自分なりに上手に焼けたのであろうか
思わず笑みが溢れてしまったようだ。
ちなみに塩系の肉を注文した際は是非「味付け刻みネギ」もマストで注文して欲しい。
こいつが後半に酔い仕事するんで・・・
めちゃくちゃ旨い肉を頬張ったら、あとは酒を加速させるだけだ。
「黒ホッピー」
そう、ここらの地域では「三冷ホッピー」が主流だから
氷なしのキンキンに冷えたジョッキにホッピーを注ぎこむ。
こいつがまぁ~肉と合うのだ。
店内は決して綺麗ではない。
けれでもとても美味しいツマミがそこにある。
大好きだった番組「きたなシュラン」の跡継ぎを勝手に担い、我々酒場ナビは今日も渋い酒場で吞むだけだ。
「きたなシュラン」復活を願ってます。
「ガーリックハラミ」
がま親分オススメのオリジナルメニュー
こちらも厚く切られたハラミが塩ダレで味付けされ、ネギもたっぷりで
ガーリックチップが添えられている。
先程の「味付け刻みネギ」を上手に使えば、更にうまさアップっ!
「生グレープフルーツハイ」
とどまる事を知らない手持ちのドリンク・・・
こちらの生グレープフルーツハイは少し変わっていて
大体こういうのってグラスの6,7割くらいまでサワーが入ってて、そこに絞った果汁を入れるもんだが・・・
出されたのは丸々一個のグレープフルーツと氷と焼酎のみ入ったグラス。
焼酎を果汁オンリーで割るストロングスタイルなのだ。
たしかにこれの方が、より生グレープフルーツ感を強く感じれるし
こっちが本来あるべきスタイルなのかもしれない。
「辛口ホルモン」
新鮮な絶品ホルモンを辛口に味付け。
脂がのって辛みの効いたホルモンを口に運べば
口の中は酔い感じに脂まみれ。
この”口内脂”を惜しみつつ生グレープフルーツハイで流しこむと、口の中が一気にリセットされ、またホルモンの脂が恋しくなる。
これの無限ループ・・・
強靭の胃袋が手に入ったら
何の予定もない休日なんかは一日中、七輪の前でこの無限ループをヤリたい。
オリジナルの特製スパイスをつければ、更にうまさアップ!
この特製スパイスのレシピが気になるところだ。
「生ゴーヤハイ(泡盛使用)」
残りの肉を楽しみつつ、ラストドリンクは変わり種の生ゴーヤハイ。
生のゴーヤが擦りおろされてて、泡盛ベースお酒。
はぁ~沖縄行きたい・・・
店内には有名人のサインや野球、相撲といったポスターなどが貼りつめてある。
横浜球場が近いだけあって、「横浜DeNAベイスターズ」関係が多い。
プロ野球に負けじと、何故か相撲のポスターも貼ってあるし
店内にあるテレビは2台とも相撲中継だ。
カルビスープ・クッパの辛さを相撲の番付で表してるところもオシャレである。
辛さ横綱レベルは「地獄・救急車」と記載してあるので
見てるだけでも熱くなる・・・
メディアへの露出が多いのもあって
店内にあるものの情報量がとても多い。
肉に集中したいが、良い意味で店内のあちこちに目が行ってしまう。
なかでもボクが一番びっくりしたのがこの方のお写真・・・
「ベン・ジョンソン」も来てたんやっ!!!
ベンさん・・・
ここの肉とお酒美味しかったでしょ?
ボクはがま親分の肉食べて、少し強くなった気がしました。
これぞ『ジャパニーズドーピング』ですよ。
陸上で思い出したけど
来月からいよいよ「オリンピック」が東京で開催されますね。
今年の夏
もう一度ここへ来て
”暑い”店内で、”厚い”肉を喰らい、スポーツ観戦で”熱く”なりたいかな。
奇跡の三アツ肉酒場、ハマヨコにありっ!!
ホルモン焼 がま親分(ほるもんやき がまおやぶん)
住所: | 神奈川県横浜市中区日ノ出町1-102 |
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TEL: | 050-5592-6150 |
営業時間: | 月、水、木、金曜 17:00〜23:30 ラストオーダー 土曜 16:00〜23:30 ラストオーダー 日曜 16:00〜22:30 ラストオーダー 臨時営業 火曜〜21:30LO 要問い合わせ |
定休日: | 火曜日 |