夏が終わろうとしている・・・

 

今年もまた祭りや花火大会などのイベントに参加する事が出来なかったし

田舎の実家にも帰る事が出来なかった。

 

 

来年の夏もこんな感じなんだろうか？

 

夏が好きなボクとしては出来る限りで夏を堪能したつもりだが

やはり例年に比べて、物足りない。

 

 

 

このまま終わらせてしまって良いのか・・・？

 

 

 

気づいた時には

「さんぴん茶」片手に沖縄に居た。

 

 

よく都内のスーパーなどで開催されてる沖縄物産展で買ったさんぴん茶ではなく

那覇空港近くの自販機で買ったさんぴん茶だ。

 

このさんぴん茶の味には色んな思い出がある。

 

 

 

 

 

ひとまず原付バイクに乗っかり、思い出の地をぶらり旅。

 

 

 

 

 

 

 

 

本島をブラブラして、日も暮れてきた事だしホテルへチェックイン後

国際通りの方へ来てみたのだが・・・

 

 

夜になってもこの静けさ。

 

 

本来週末のこの時間帯の国際通りなら、人で溢れかえっているのに・・・

 

 

 

商店街もほとんどがシャッターを閉めている。

 

 

 

工事中の牧志公設市場近辺も異常なほどに人が居ない。

 

 

ボクが知ってるこの一帯は夜になると

泥酔してる人たちで溢れかえっていたはずだ・・・

 

 

 

覚悟はしていたが、ここまでもか・・・

不安になりながらもボクは赤提灯を求め、徘徊してみた。

 

 

 

あ、あそこならやってるのでは！？

 

 

 

朝６時から呑めるカオスな立ち飲み「大衆串揚酒場 足立屋」へ行ってみるも

こちらも休業状態。

 

 

そしてこの辺じゃ一番盛り上がってる呑み屋通りも

全ての店舗が休業されてて、真っ暗闇。

 

 

本当にここはあの公設市場近辺なのか？

と疑ってしまうほどの静けさ・・・

 

 

早くこの場所に人だかりと赤提灯の光が復活する事を願うばかりだ。

 

 

 

 

酒場難民になりそうになったので、ボクはすぐさまあの男に連絡をしてみた。

 

 

「いま国際通り近辺での呑み屋やったら、◯◯と〇〇がオススメかなぁ～」

 

「じゃあどっちも行ってみたいですっ！！」

 

「分かった～～まぁ今その〇〇で吞んでるんやけど・・・」

 

 

言われた場所に行ってみると・・・

 

人っ！！

赤提灯っ！！！

 

久しぶりに目の当たりにしたぜ。

 

 

そして何よりも・・・

 

 

外吞みっ！！

 

屋台っ！！！

 

奥にはキッチンカー？

 

もはや祭りの打ち上げ状態だが・・・

とにかく楽しそうな場所であるのは一瞬で分かった。

 

 

 

そして待ち合わせてるあの人も後ろ姿で一瞬で分かった。

 

 

 

酒場ナビでは何度か登場してる

「BAJO」マスターのナオキさんだ。

 

 

 

 

すでに”仕上げて”きてるナオキさんとオリオンビールで〔酒ゴング〕！

 

 

普段ビールを吞まないが、ここが沖縄なら話は別だ。

 

そこにオリオンビールがある限り、絶対に無視は出来ない。

 

 

そして沖縄の外の空気を吸いながら呑むオリオンビールは格別に旨いっ！

 

 

 

こちらの店舗では他店のテイクアウトメニューを出前出来る出来るみたいで

なかなか売り上げが上がらない飲食店さんを助けれる素晴らしいシステムである。

 

  

 

 

 

 

この屋台自体も店舗名はないみたいで

休業されてる何店舗かのスタッフさんが集まって経営されてるという特殊な酒場なのである。

 

 

そこにどんなルールがあるか分からないが

空地にキッチンカーとテーブルとイスを用意し、即席の酒場を作りあげた気合が素晴らしい。

 

 

 

 

ボクが住んでる東京ではなかなか出逢う事が出来ない呑み方だ。

 

 

そこまで暑くもなく、丁度いい気温のなかハイペースで酒を注入する。

 

 

 

「あん肝ポン酢」

 

どこの店かは分からなかったが店員さんが料理をボクたちのテーブルまで出前してくれた。

 

 

そしてその場で現金精算するというシステムだ。

 

 

 

濃厚なツマミが登場したところで、続きましては

やはりコイツにバトンタッチでしょう。

 

 

「キンミヤソーダ割り」

 

本当は泡盛をキメたいところだったが

まだ身体が沖縄に馴染んでないと判断し、いつものキンミヤで様子を見る事にした。

 

 

 

飛び交う沖縄弁・・・

 

あぁ～早くボクも泡盛に切り替えて、気持ちよくなりたいさぁ～～

 

 

 

「お～！ナオキ～！今日も呑んでるの？」

 

 

すぐ後ろの席に座ってた先輩さんが声をかけてくれて、そこから会話が始まる。

 

もう何度もこの辺には呑みに来てるが

相変わらず沖縄という街は本当に狭いもんだ。

 

 

 

普段観光客が多いだけで、この辺を歩いてるとナオキさんは何度も知り合いに挨拶をしていた。

 

 

しかもそれが飲食店のコミュニティとなると更に狭くなる。

 

 

 

ボクが沖縄へ住むと・・・

 

きっと目撃情報がすぐに流れてしまうだろう・・・

 

 

 

「次、どこ行きます？」

 

徐々に出来上がって来たくらいでナオキさんに問う。

 

 

「酒場ナビ的には・・・あそこがオススメかなぁ〜」

 

「じゃあそこへ行きましょう！！」

 

「・・・まぁ言うてもそこも屋台やねんけど」

 

 

 

国際通りには「屋台村」と言う屋台が集結した場所があるが

そこは全店舗休業中。

 

 

この状況下になって、今後沖縄では個人で経営される屋台ブームが来るのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

次なる沖縄の『屋台酒場ナビ』へ続く・・・

 

 

 

 

 

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