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「心斎橋PARCOの地下に呑み屋街が出来た」
そんな情報を得たのはいつだっただろうか。
絶対に行かなければ・・・と思い1年が経ち
年末年始ちょうど関西ツアーを敢行してたので心斎橋PARCOへ行ってみた。
大阪に住んでた事もあったが
よくよく考えたら心斎橋PARCOって入る事自体もはじめてかもしれない。
まさかこんなタイミングでPARCOへ来る事になるとは・・・
地下へ降りるエスカレーターに乗ると
その下には光り輝くネオンの素敵な光景が目に入ってきた。
「ネオ大衆食堂」の発起人である「大衆食堂スタンドそのだ」も
この地下の呑み屋街に出店してるようだ。
しかし大阪ど真ん中のショッピングモールの地下で呑む日がやってくるなんて・・・
どうやらこの地下街は「心斎橋ネオン食堂街」と呼ぶらしい。
ここが出来てからまだ1年足らずみたいだが
もうすでに若者たちの〔パワー酒ポット〕になってる様子だ。
地下2階の広いフロアには約25軒の飲食店があるらしい。
そんな数ある飲食店のなかで悩みに悩んで最初に入ってみたのは赤と黄がオシャレなコチラ。
「大衆中華酒場 若林」
教科書通り、ミス一つない造りの「ネオ町中華」と言ったところか。
光るメニュー看板もカッコよすぎて席に座る前から期待しか出来ない。
それでいて、テーブル席には回転テーブルが設置されているという本格的なこだわりがあって最高。
(ちなみにこのあと友人が来たので、この回転テーブルの席に移動させていただいたのだ)
「赤星633」
赤星がメニューにあるのなら、それは無視する事は出来ない。
ましてや町中華なら余計に。
瓶ビールが若干二日酔いの身体に染み渡る・・・
さてさてメニューは一体どんな感じですか、若林さん。
センスをビンビンに感じるメニュー名が
ボクを酔い意味で迷わせる。
「3種盛り合わせ」
蒸し鶏と赤くて可愛いトマト
申し分ないオシャレな前菜・・・
そしてなんと言ってもこの酔っ払い海老が最高に旨すぎる!
海老たちは
強引に酔っ払いにされてから、酔っぱらいに喰われてしまう人生をさすがに予想出来なかっただろう・・・
食物連鎖の仕組みは深すぎる。
「名物酢豚」
この店一番人気の名物酢豚。
見た目に関しては今まで食べてきた酢豚とは全然違う・・・
まず野菜が一切なく、豚バラ肉1枚をそのまま揚げられ、沢山のレモンスライスがトッピングされてる。
見た目のインパクトさは最高だ。
肝心の味も旨くて、酢豚って本来こうあるべきで・・・
「野菜っているのか?」
「そもそもパイナップルが入ってるのは最初から反対派だったぞ」
なんて思わせてくれた一品。
若林シェフ、勉強になりました。
結局酢豚でスイッチが入ってしまったボクは1軒目から酎ハイをがぶ飲みし
次の酒場へ向かうべく店をあとにしたのであった。
次なる酒場を求め、地下2階のフロアをぶらぶら歩くも
時間が経つにつれ、どの店もほぼ満席状態。
「そのだ」に関しては10名ほど並んでる様子・・・
なので2軒目はタイミングよく空いてたコチラへライドオン。
「立呑み処 七津屋」
大阪に何店舗かある立ち飲み屋が心斎橋PARCOに降臨。
こんなお得アルコールがあるなら無視する事は出来ない・・・
ましてや、先ほどの店で呑みスイッチが入ってしまったのだから。
「デカハイ酎ハイ」
「お前さっきから酎ハイしか呑んでへんやんけ!」
そう言ってきたのは
先ほど合流した大阪の先輩でレゲエミュージシャンの「FOX」氏だ。
「昔はお前らとテキーラばっかり呑んでたなぁ〜」
「今は日本酒ばっかり呑んでるわ」
そう言いながらFOX氏は慣れた感じで店員さんに日本酒をコールしたのであった。
「ジュンヤ、日本酒ってもんは温度を楽しむんよ」
途端に熱くなり出したFOX氏・・・
「ボク日本酒詳しくないんですけど、日本酒呑んで”フルーティーで呑みやすい”ってコメントする人は実はそんな詳しくないですよね」
「あ〜〜!それだけは絶対言うたらあかん。これなんかは木系の香りで甘みが落ち着いてるわな」
「いやいや、ちょっと無理してるやんっ!!」
FOX氏がトイレに行ってる間
ボクは日本酒を水に入れ替えるイタズラを仕掛けた。
トイレから戻ってきて、その日本酒(水)を口にすると
こっちは何も聞いてないのに
「これなんかは新春の味がするなぁ」と言い出した・・・
「いや、兄さん!それ水ですよっ!!!」
「嘘やんっ!?はっずっ!!!」
久しぶりの再会が嬉しくてどんどんアルコールが進む・・・
「串カツ盛り合わせ」
FOX氏の日本酒うんちくを”聞き流しながら”串カツを喰らい、ソースと油で濃くなった口の中を
すぐに酎ハイで洗い流す。
相変わらず素晴らしいこの流れ。
兄さん、ボクにはまだまだ日本酒は早いようです・・・
ハイペースで呑み酔い感じで気持ちよくなってきてた。
「よし、次の店行くぞ!!」
明らかに顔を赤くし酔ってるFOX氏が攻め立てる。
あれ?
先輩日本酒2杯しか呑んでないのに酔いすぎちゃいます?ほんまは呑み慣れてないんちゃいます??
なんて思ったが、それは心の中に秘めておいた。
「ジュンヤ、このBARで一旦テキーラ呑むぞ!!」
「結局テキーラ呑むんかぁぁあい!!」
「TANK酒場」
心斎橋ネオン食堂街の中心にあるコチラ。
他の店と明らかに目立ち方が違うので
家賃も倍以上払ってるだろう。
「マスター!テキーラください!チェイサーでにごり酒もお願いします!」
「もし大丈夫やったら、マスターも呑んでくださいよ!」
明らかに調子に乗り出したFOX氏・・・
しかしその酔い方は相変わらずファニーで見てて気持ちが良い。
「ここはオレの奢りやから何杯でも呑めよ!」
久しぶりに見るテキーラショット・・・
20代前半で一体何十リットルと呑んだだろうかテキーラさん。
「今日も何も変わらない〜〜でもそれで良いじゃない〜〜ヤーーーーマンっ!!!」
レゲエチックな乾杯コールをかまして酒ゴング!
この懐かしいノリが楽しい。
深夜のアメ村のクラブではなく
昼のパルコ地下のBARだが
これはこれで最高だ。
結局呑みで一番大事な事は
”どこで呑むか”でもなく
”どんな酒を呑むか”でもなく
”誰と呑むか”が一番重要なのだ!
テキーラをにごり酒で追っかけるなんて馬鹿すぎる呑み方だ・・・
何年経っても変わる事のない呑み方・・・
ずっと元気で楽しく呑める身体でありたいですね。
「立ち飲み屋でキンミヤを囲めば、社長もホームレスも女子大生もみんな平等なんだぜ」
なんて歌があるように
同じ場所で酒を交わし、グラスをぶつけ合えばみんな”OTOMODACHI”なのだ。
結局軽く呑むはずが
がっつり長時間心斎橋PARCOの地下に居た。
「ほな、オレはこの辺で〜〜」
明らかに脚にキテるベロベロのFOX氏に別れを告げた。
結局タイトルとはかけ離れた内容になってしまいましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました。
雰囲気だけは伝えれたと思います。
心斎橋PARCO地下2階の「心斎橋ネオン食堂街」
デートにめちゃくちゃオススメですっ!!!
大衆中華酒場 若林 心斎橋パルコ店(たいしゅうちゅうかさかば わかばやし)
住所: | 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコ B2F |
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TEL: | 06-6281-3117 |
営業時間: | 11:00~21:00 |
定休日: | 不明 |