渡嘉敷島「まーさーの店」→「My Pace」真っ昼間の、銭湯上がりの生ビールに勝てるヤツを連れてきた
『昼のセント酒』でお馴染みの
「真っ昼間の、銭湯上がりの生ビール。これに勝てるヤツがいたら連れて来い!」
って主演の戸次重幸さんの名言はまさにその通りだ。
ボクも銭湯、サウナが好きなので
よくセント酒を呑らせてもらってる。
これ以上の旨い酒はないかもしれない。
ただやっぱりボクの中にはどうしても最強のライバルの存在が居て・・・
”そいつ”なら『昼のセント酒』に勝てるんじゃないかって。
そう、あの『灼熱のビーチ酒』を求めて
沖縄の離島へ・・・
「うわ!もう8時やんけっ!!」
・・・
前夜のハードドリンクが効いて、なかなか起きれなかった。
朝起きて口の中はまだ泡盛の味・・・
しかし離島に行く船の時刻も迫ってるので
無理やりでも起きなければならないのだ。
旅先で絶対やってはいけないないのが
「財布の紛失」と「寝坊」である。
朝が狂うと一日の予定が全部狂ってしまう・・・
泊港の渡嘉敷行きマリンライナー乗り場へ走った。
暑さと二日酔いと寝起きダッシュがコンボして
船の中ではグロッキー状態。
船の中で仮眠し復活したいところだが、揺れでさらに気持ち悪さはアップ・・・
あっという間に渡嘉敷島へ到着したのだが、災難は続く・・・
沖縄は現在コロナの影響で
車不足による『レンタカー争奪戦』が巻き起こってるのである。
勿論そんなことを知らなかったボクは事前予約もせずに沖縄へ乗り込んだ為
車のレンタルが出来ず、バスでの島移動を強い入れられたのだ。
しかしピンチはチャンス!
車を乗らない=”呑める”のである。
旅先で必要なのはポジティブさだ。
バスに揺られて「阿波連ビーチ」へ到着。
ビーチに向かうとそこには最高の『慶良間ブルー』がお出迎え。
「ただいま」
地元でもないし
数えるくらいしかここへ来た事ないのに
ボクは心でそう呟いた。
「とまりん」で買った沖縄弁当を船では食べずに(気持ち悪くて食べれなかった)
ビーチで食べることにした。
この海の色で飯が喰えるぜ・・・
透き通る渡嘉敷ブルーは
スケスケの丸見えだ。
あまりの美しさにテンション上がり・・・
先程のバッドコンディションはどこへやら
気づけば売店にてキンキンに冷えたオリオンビールを買っていた。
天気も最高だったので、阿波連ビーチからバナナボートに乗って10分で行ける無人島へ行ってみた。
「ハナリ島」
もはや説明不要の『ナイスビーチ』を写真から感じ取ってもらえるだろうか。
目の前に魚が居たので
潜って、泳いでを気が済むまで繰り返したのであった。
バナナボートで戻ってきて、お腹もすいた事で
ようやく渡嘉敷酒場ナビのスタート!
入口前の少年が良い感じに〔おいでおいで〕してたので、こちらへライドオン。
「まーさーの店」
着席と同時に光の速さでアイツをコール。
「オリオンビール」
車がレンタル出来なかったが故の、この時間から呑める至高のオリオンビール!
逆にバスで来て正解だったのでは?と思わせてくれるくらいの染みる旨さ・・・
これも〔酒場の神様〕の思し召しだ。
おやおや、こんな離島にもしっかりキンミヤがあるじゃないですかぁ~
せっかくなので沖縄の「グルクン」だったり「アカジンミーバイ」などの島魚を食べたかったが、既に売り切れの様子・・・
チョイスに困ってると、ママさんが
「マグロ食べます?おいしいですよ!」
と教えてくれたのでで、それをお願いした。
「マグロ刺し(単品)」
予想以上の素晴らしい盛りっ!!
1枚1枚が大きく、そして分厚く捌かれている。
あとから知ったのだが
「マグロ」は渡嘉敷島の名産品との事だった。
そりゃあ旨いはずだ。
擦ってくれたワサビも良いが
シークワーサーを絞って食べるのが絶対オススメ!!
せっかくの沖縄なので、マグロはシークワーサー絞って食べてみてください。
綺麗過ぎる海を堪能し
汗をかいたあとに絶品マグロ刺しをオリオンビールで流し込む・・・
あぁ
もう我慢出来ません、言わせてくださいっ!!!
「灼熱真っ昼間の、離島のオリオンビール。これに勝てるヤツがいたら連れて来いっ!!!」
「豚キムチ」
酎ハイに切り替え、これまたオススメの豚キムチをいただく。
暑いからって、そうめん喰ってる場合じゃないんです。
こんなシチュエーションが豚キムチの旨さをより引き立てるのです!
ふぅ・・・
完全に”ととのった”ぜ。
このあと船で本島に帰ってからすぐ「コザ」へ行く予定なので
呑みすぎは禁物なのである。
ここから港までのバスの時間が30分ほどあったので
テンション高めのカフェで休憩することにした。
「BEACH GARDEN My Pace」
ここにもキンミヤが置いてあったので、キンミヤソーダ割りとかき氷をチョイス。
ハンモックがあったり、可愛いオリジナルのプラコップを使ってたり
映えるカフェだ。
ブルーハワイ味のかき氷が火照った身体を冷やしてくれる。
かき氷をツマミにキンミヤ呑むって・・・
なんだかシャリキンを味わってる気分・・・
大盛りのシャリキンにシロップかけて、かき氷作ったらどうなるんだろう??
危険だが、とにかく映えるだろうし
来年の夏、どこかの酒場で会えることを期待してよう。
出会えなかったら自分で作ってみよう。
『これがほんとの大人のかき氷』って名前で。
なんてことを考えて、のんびりバスを待ってると
店員さんが
「これ頂いたんで、一緒に吞みましょう~!」
と綺麗な琉球ガラスの徳利を持ってきてくれた。
「おぉ~!ありがとうございます!これは”泡盛”ですかっ!?」
これが渡嘉敷島流の受け入れ方なのか、と勝手に予想してたボクですが・・・
「いえ、テキーラです!!」
まさかの返答だった。
「カリスマジュンヤさんですよね?今ナオキさんから連絡きて、遠隔でテキーラ奢っていただけましたよ!!」
「ええええ!!!!」
ナオキさんとは・・・
那覇「牧志公設市場」近くにある「BAJO」のマスターのことで
酒場ナビのボクの記事で最多出場を誇る熱き男だ。
どうやらInstagramのストーリーで
ボクがこの店に居る事を知り、わざわざ店の人に連絡して、手配してくれたのである。
ボクが沖縄に通い詰める理由になった一つとして
この男の出逢いは大きく関係する。
店のお姉さんと二人で一気飲みさせていただきました。
ナオキさん!テキーラご馳走様でしたっ!!
・・・
けど
灼熱の沖縄で昼から呑むテキーラは
相当キマすね・・・
急ぐ事も大事だが
「人生もお酒もマイペースに行こうさぁ~~~」
ってこの店が教えてくれたような気がしました。
最高のビーチ酒はやっぱり南国にあった!!
これからもボクの『灼熱のビーチ酒』探求呑みは続く・・・
滑り込みラストサマー酒したい方はコチラをどうぞ★☆
まーさーの店(まーさーのみせ)
住所: | 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字阿波連176 |
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TEL: | 098-987-2911 |
営業時間: | 不明 |
定休日: | 不明 |