ボクの酒場ナビと言えば
大体昼間は町のそれっぽいところを散策して
まぁまぁはしゃいで、夕方くらいから酒場へ行きフィナーレを飾る
と言った流れだ。

 

 

 

あるサカバリストがネット上で

 

 

と言ってた。

 

 

 

たしかに過去の記事を振り返ると、そういう書き方をしてるし
ボクは知らない町に行くのが好きだ。

 

 

例え一人でも知らない町に行けば、充実した日になることが多い。

 

 

 

 

その町に住んでる人からしたら何でもないようなことでも

こっちからしたらそれが気になって興味が沸く。

酒のツマミにもなる。

 

 

 

 

 

テレビ関係者の方

『あなたの町で呑ませてください』

という番組が

もし始まるなら
是非、ボクを使ってください。

 

それくらい知らない町へ行くのが好きなんです。

 

 

 

もし始まっても誰がお前に頼むんだよっ！
ってなる可能性が大なので、一旦この場を借りて勝手に練習でもしてみようかと思います。

 

 

 

 

 

「茅ヶ崎」へやってきました。

 

「サザンビーチちがさき」

 

 

”地元茅ヶ崎市出身の桑田佳祐が率いる「サザンオールスターズ」の名にあやかり、「茅ヶ崎海水浴場」から「サザンビーチちがさき」に改名したところ、海水浴客が増え始めた”

との事だ。

 

やっぱりすごいな、サザンオールスターズ。

 

 

という事で

ビーチBGMは勿論サザン。

 

 

う～ん
サザンを聞いてたら、なんだか生音が聞きたくなってきたなぁ～

 

あ！
そういえば今日知り合いのバンドが茅ヶ崎のライブハウスでライブをしてるぞ！

 

 

 

「UTTA-pang!-pang!」

 

 

 

 

 

「音を出して　酒を流し込め」

 

 

 

なんて素敵なキャッチコピーなんだ・・・

 

昼間から茅ヶ崎で爆音のバンドサウンドに酔えるなんて素敵だ。

 

 

夜の”花火大会の爆音”に満足出来るか不安になったくらい・・・

 

 

 

 

１６時になったのでちょうど去年の夏に茅ヶ崎に来た時の宿題店へやってきた。

 

「もつ焼ヨゾラ」

 

 

 

 

宿題は早く終わらせる

これは大人になっても本当に大事な事だ。

 

 

去年来た時に何故この店が気になったかというと
”海岸沿いに渋いもつ焼き屋”というのが

酔い意味で浮いてたし

２階の窓に「セックスピストルズ」のポスターが張ってあったのも気になった。

 

 

 

 

以前来た時は閉まってて、入店出来なかったのだが
この日は赤ちょうちんが点いてる。

 

 

 

 

早速ライドオン！
と行きたかったのだが、店先では並ばれてる先客が・・・

 

 

そんなに人気店だったとは・・・

やっぱり去年のオレの〔酒場センサー〕に狂いはなかった。

 

 

 

 

 

「結構待ちますかねぇ～？」

並ばれてる方になんとなく聞いてみた。

「どうだろうねぇ～～吞みながら待ってればいいじゃん。呑む？」

どうやら常連さんのようだ。

 

 

「来たかった店なんで呑みながら待ちます！」

 

「何呑むの？」

 

「酎ハイ吞みましょうかねぇ～」

 

 

ねえさんは店員さんを呼び
「この子と私の分で酎ハイ２つ！私につけといて～」

まだ出逢って数分、少ししか喋ってないのに
ありがたい事に奢っていただけるようだ。

 

 

 

 

結果的に
すぐに花火大会の時間がやってきて、店に入店する事は出来なかったが
「花火終わりにまたこの店に来ます」と伝えて、一旦ハケさせていただいた。

 

 

 

店前の通りは花火大会に向かう人たちで溢れかえってた。

 

 

 

 

そしてオンタイムで花火は打ちあがり
先ほどの『花火の爆音に満足するか問題』なんて全く心配要らずで

やっぱり大興奮したのであった。

 

 

 

 

 

感動のあまり、また今回も夜空に打ちあがる花火にグータッチを・・・

 

 

 

 

花火が終わるとすぐに「もつ焼ヨゾラ」へカムバック。

 

 

 

 

今度はなんとか席が空いてたようなので
店内へライドオンすると
「おかえり～」
と酎ハイを先程奢っていただいたご夫婦さんが店員さんのように迎え入れてくれた。

 

 

 

 

「生ビール」

 

 

 

せっかくなので、先ほどのご夫婦さんとテーブル相席で呑らせてもらうことに。

 

 

 

 

硬派なマスターが印象的なもつ焼ヨゾラ

 

「今日はもうこれしかないね～」
と注文出来るモノを紙に書いてみせてくれた。

 

 

 

「あれ？今日はマスター優しいじゃない？」

「いつもそんなことしないのにねぇ～アハハ」

 

 

どうやらここに居る皆さん、常連さんのようだ。

 

 

 

「牛ハツユッケ」

 

 

まずはそのままの味付けで一口

続いて卵黄を絡めて一口・・・

新鮮な牛ハツの歯ごたえが酔い感じで、ユッケチョイスは間違いなし！

 

 

 

「酎ハイ」

 

 

花火大会の後ということもあって、店内はお祭りムード

 

ボクは酎ハイに切り替え、加速モード突入。

 

 

出てくる焼き物たちがどこの部位だったかを

しっかりと確認しないまま熱いうちに頬張り、酎ハイで流し込むと

お口のなかはまさにカオスなお祭り状態。

 

 

 

 

 

楽しい時間はすぐに過ぎ去ってしまう。

 

相席になり、店のルールをよく教えてくれ

さらには酎ハイまでごちそうになったご夫婦さんが帰宅される様子・・・

 

「まだまだ茅ヶ崎を楽しんでねぇ～」

 

「ここは餃子とカレーもおいしいから、もし食べれそうなら食べてみてね！」

 

「ありがとうございました！また吞みましょう！！」

 

 

そう別れを告げ、残りのもつ焼きで酎ハイをがぶ呑みしたのであった。

 

 

 

 

 

終電の時間がやってきたので、ボクもマスターにお会計をお願いすると

 

「さっきの相席の方からお会計はいただいてますよ～」

 

と言われた。

 

 

「えっ！？あ、あのご夫婦さんどこ行かれたか分かりますかっ！？」

 

「さぁねぇ～早く追っかけに行きなぁ～〜」

 

 

ボクはすぐさま店を飛び出し

先程のご夫婦さんを追っかけたが

勿論もう既に姿はなく、お礼の挨拶が出来ず仕舞いに終わってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

《酒場尋ね人》

 

以前イカ氏が阪東橋「埼玉屋」の記事で一緒に呑んだ人を探したところ

奇跡的にご本人様から酒場ナビにお問合せが来たのである。

 

 

 

連絡先聞いとけば良かったな・・・

って悔やまれる。

 

 

自分が酒場ナビをやってるって事もたしかお伝えしてなかったな・・・

 

 

 

あの時一緒に呑んでくれたご夫婦さん

もし奇跡的にこの記事見られてたら、何らかの形でご連絡いただけないでしょうか？？

 

もしくはこのご夫婦さん知ってるよ！って方からも情報お待ちしております。

 

 

 

再び乾杯する事が出来たら、今度はボクがご馳走させてください！！

 

 

 

 

 

 

夜空に打ち上げられる花火

ヨゾラで打ち上がるオレ

 

花火もオレも

しっかり打ち上がった、茅ヶ崎夏のヨゾラ・・・