皆さんは「黒かどや」というTwitterアカウントをご存じだろうか？

 

 

 

 

曳舟の大衆酒場「かどや」店主さんのアカウントなのだが

自分の店に来た気に入らない客を物凄く攻撃的な口調でディスり、反響を呼んでいるのだ。

 

 

口調の悪さと”言ってる事の正しさ”に

ボクは心を奪われ、細かくチェックさせてもらっている。

 

 

その他アンチのコメントに対しても

格闘技の煽りみたいな感じのコメントで応対するのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

となるとやっぱり実際に「かどや」に行きたくなるのが〔サカバー〕としての性・・・

 

 

 

実は２０１７年に一度訪問し、酒場ナビでも記事にしてたのだが

その時はまだ黒かどやさんの存在を知らずに普通に呑みにいき、最高のおもてなしを受けたのだ。

 

 

 

 

普通に呑んでる分には全く害はないどころか

低価格でとても美味しかったのを鮮明に覚えている。

 

 

 

 

 

また再訪したいな

黒かどやさんとしゃべってみたいな

と思い、１年前くらいに再訪を試みたのだが・・・

 

 

 

この日は昼からBBQをしていて、それなりに出来上がった状態で意気揚々を入店すると

「酔っ払いはNG」と１発KOを喰らったのだ。

 

 

 

 

 

 

ボクがBBQの時に呑んでたキンミヤパックを持ってたのもよくなかったのだろうか・・・

 

 

悔しい思いで別の酒場へ逃げ込んだのであった。

 

 

 

 

 

その日の夜には黒かどやさんにTwitterでこのように書かれ、大敗北・・・

 

ちなみにこの”千鳥足で顔を真っ赤にしてしゃっくりが止まらない状態の若い酔っ払い”ってのはボクではなくて、連れ添ってくれた友人なのです。

（この時、ボクのキンミヤパック入り玉出エコバックを持っててくれてた優しき友人）

 

 

 

 

 

 

とにかくいつかリベンジしたい！

 

いつでも突撃出来るように常日頃シャドーボクシングなんかをし、臨戦態勢は作っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

そしてついに時は来た。

 

ある日の土曜日

この日の予定はなし。

 

肝臓の調子も良いっ！！

 

いざ、かどやへっ！！

 

 

 

 

時間もあったので、浅草で下車し歩いて向島へ向かうことにした。

 

 

 

今から強敵と呑ヤりあうのだ。

身体の準備運動にはちょうどいい距離感である。

 

 

 

 

「言問橋」から見える夕日がとても綺麗だ・・・

 

この夕日を見れるのが”最後”にならない事を祈るのみ・・・

 

 

 

 

目的の酒場が近くになるに連れて、増していく緊張感・・・

 

 

やったことはないが

タイマンで決闘をする際、河原へ向かう道中の緊張感はこんな感じなんだろう。

 

 

 

これまた経験はないが

ボクサーが自分の名前をアナウンスされてリングに上がるまでの時間ってこんな緊張感なんだろうな。

 

 

 

 

「かどや」

 

 

 

前回は酔ってたから入店出来なかった。

 

 

今回は勿論シラフだ！

いざ、ライドオン！！

 

 

 

や、やったぁぁ！

今回は普通に入店できたぞ。

 

 

 

前回訪問させてもらったのが２０１７年だったから

５年以上ぶりのかどやだ。

 

 

アンチは多いが、やっぱり実力派酒場だけあって大繁盛していた。

 

 

 

メニューは壁に貼られ、調味料はコンパクトに収納されている。

 

テーブルの箸とか調味料とかメニュー表って離席の際、服にひっかかって落としがちだもんな・・・

 

このくらいスッキリさせたほうが良いに決まってるよな。

 

 

 

 

 

「ピッチャー酎ハイ」

 

 

 

かどやといえばやっぱりピッチャーをチョイスでしょう。

 

およそジョッキ３杯分はあるというピッチャー酎ハイはなんと６００円という破格・・・

 

お得過ぎるにもほどがあるでしょう。

 

 

 

店側は何度も酎ハイを作らなくて済む

客側も何度も注文しないで済む

 

 

先ほどの収納調味料と同様に

このピッチャー制度最高すぎるやろ。

 

 

 

 

 

お酒だけじゃなく、レギュラーメニューもこの圧巻の安さ。

 

 

 

 

ホワイトボードのメニューは写真を撮って、じっくり自分の席で見ましょうね。

 

 

 

 

 

「お刺身３点盛り」

 

トロクジラ、〆サバ、ネギトロの３種盛りがまさかの５００円・・・

 

この盛り具合を考えたら安すぎるの一言だ。

 

ていうか

トロクジラ旨すぎでしょ・・・

 

 

 

「ナスの揚げ出し」

 

ナスの揚げ出しは２５０円。

 

旨さと安さで言ったら

「晩杯屋」さんも脱帽するであろうレベルだ。

 

 

 

「アジフライ」

 

アジフライも圧巻の２５０円。

 

 

 

かどやは日本酒も豊富に置いてあって、それが嘘みたいな値段で格安で呑めるのだから

日本酒好きの方からしたらただの『天国』だろう。

 

 

 

 

 

まだびっくりポイントはある。

 

それは注文してからの提供の速さで

この３品は店員さんに注文してから２、３分くらいで全部出てきた。

 

盛ってないです。本当に体感２、３分で来ましたから。

 

 

店内はほぼ満席、暇でもないのにこの速さは凄すぎる。

 

 

井上尚弥バリの高速ジャブに脳が揺れる。

 

酒もあいまって脳が踊っている。

 

 

 

ジョッキ３杯分あるピッチャー酎ハイはあっという間に消えた。

 

こっちも負けてられねぇよ。

必死に応戦するのみ！

 

 

入店からまだ１５分、ピッチャー酎ハイをおかわりした。

 

 

 

すかさず追加注文。

 

ラウンドでいうとまだ２ラウンド目くらいだが

序盤から乱打戦だ。

 

 

 

「鳥の水炊き」

 

 

出汁がしっかり出てて、スープ自体にしっかり味がある。

 

ここでオレはれんげにスープをすくって、塩をひとつまみ。

出汁まで楽しむという必殺技だ。

 

 

そう、オレは”汁をツマミ闘う”上級者〔汁出汁男〕なのだ！！

 

 

 

 

そしてすかさず残ってたアジフライを水炊きのポン酢にダイブさせる大技をワンツー連打。

 

 

 

かどやさんよ

オレの変則アッパーはどうだい？

 

 

 

「つくね唐揚げ」

 

 

しかしそんな絶好調なボクに”変わりツマミ”で応戦してくるかどや・・・

 

 

「タコ入り玉子焼」

 

 

だめだ、全てがツボに入ってレバーと胃がもう耐えきれない・・・

 

ノックアウト寸前だ。

 

 

 

 

 

 

ボクがかどやに来たかったもう一つの理由

 

それは前回酒場ナビで記事にしたときに、あまりよろしくない紹介をしてしまい（現在修正済）

店側に迷惑がかかってしまった過去があった。

 

その件について謝りたかった。

 

 

 

店が忙しかったので、結局マスターとは話す事が出来なかったから

またすぐにかどやへ呑みに来よう。

 

 

呑みに行くことが一番の誠意だ。

 

 

 

 

酒場もTwitterアカウントも

めっちゃ好きです。

 

 

 

今回は強敵「黒かどや」さんに完敗・・・

 

 

 

いや・・・

乾杯という結果で締めくくらせてください。

 

 

 

 

そして

酒場ナビYouTubeChannelでもかどやを紹介させてもらってますっ！！！

（チャンネル登録してください・・・）

 

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