先日焼き肉屋で

信頼出来る呑兵衛のおっさんがこう言った。

 

 

「普段喰ってる動物の肉で一番旨い部位ってどこか知ってるか？」

 

「そんなん好みでしょ。牛やったらサーロイン、マグロやったら中トロ大トロとかちゃうんすか？」

 

「チッチッ、ちゃうんよ。答えはホルモンやっ！なんでか分かるか？」

 

「いやぁ確かにホルモンは旨いっすけど・・・一番と言われたらどうかと思いますけどねぇ」

 

「ライオンやカラスは動物の内臓から喰うやろ？だから内臓が一番旨いんやっ！！」

 

 

 

 

 

この会話とは全く関係ないが

絶品ホルモンを求めて、はじめましての『東白楽』へやってきた。

 

 

 

東白楽駅・・・

 

 

今回は目的の酒場があるから来たけど、次回来るのはいつになるだろうかってくらい

何がある街なのか知らない。

 

 

 

駅前弁当屋さんの看板の問いに

腹は減ってたけど、今からホルモンを喰いに行くので

一旦スルーさせていただいた。

 

 

 

 

駅から歩くこと１０分ほど・・・

 

 

 

設計ミスなのか、わざとこうしたのか分からない看板がある店の近くに今夜の酔い処はあった。

 

 

 

「炭火焼きホルモン専門店北野」

 

 

 

オープンの１８時に合わせて〔先輩ホルマー〕さんたちは

今かいまかと店前で鼻息を荒げていた。

 

 

 

１８時ちょうど、暖簾が出され店はオープン。

 

 

 

完全予約制なので、店員さんへ順に予約名を伝える。

 

 

 

可愛い豚さん、今夜はよろしくね！

と、ボクも鼻息を荒らしながらライドオンした。

 

 

 

 

ちなみに予約時にホルモン北野をGoogleで調べると

［ホルモン北野＿ラッパー］と予測で出てきたのだが

店主さんはラッパーさんなのだろうか？

ラッパーさんたちの溜り場なのだろうか？

 

 

 

 

１８時予約のお客さんが入り切ったところで

テーブルに『七輪』が出された。

 

 

 

これからこのステージでエロいダンサーホルモンたちが目の前で踊るのを想像したら

股間よりも先に喉チンコが勃起してきたぜ・・・

 

 

 

 

「今日は酔い子が揃ってますよ！」

 

先ほどの豚さんが本日”出勤”のラインナップを紹介してくれた。

 

 

 

 

 

うんうん、まずはあまり挑戦せずに

いつものあの子をチョイス。

 

 

 

 

「ホッピー（黒）」

 

 

程良い黒ギャルのホッピーちゃん

 

マドラーがとても可愛い。

 

 

 

お通しのポテサラで胃袋の準備運動をしながら

じっくりとメニューを吟味。

 

 

 

 

 

清楚系、人妻系などはなかったが

 

歯応え系、こってり系と

 

素人でも分かりやすいメニューの書き方が嬉しい。

 

 

 

えっ！？

 

「オッパイ」って柔らかい系じゃなくて、歯応え系なんっ！？！？

 

なんて動揺は多少あったが、無事酔い感じに店員さんに注文出来た。

 

 

 

 

「ハツユッケ」

 

 

トップバッターにやってきたのは見た目が美しい牛ハツユッケ。

 

いきなりエース級の登場だ。

 

 

このビジュアルだと・・・

「お姉さん系」と言えば分かりやすいだろうか？

 

 

 

食べてみるとまたびっくり！

味せいかく　も最高で素晴らしい・・・

 

 

 

 

 

まだハツユッケに翻弄されてるところでホルモン集団の登場だ！

 

 

「ホルモン５種盛り」

 

 

こ、これは・・・

 

まさにホルモン界の「CYBERJAPAN」っ！！！

 

 

 

 

このブリンブリンのホルモンたちを

CYBERJAPANメンバーに例えたいところだが・・・

 

　

　

 

 

すみません

まだボクなんかが例えれる身分じゃありませんので・・・

 

 

 

 

 

七輪と言う名のターンテーブルに踊り子たちを上らせる。

 

さぁ、みんな踊れ踊れ〜！！

 

 

 

 

脂の乗った（お尻）プリプリのホルモンがオレを誘っている・・・

 

 

 

 

 

多分やけど、ステージで踊るセクシーダンサーさんをみてるときのボクの顔って

こんなんやと思います↓

 

 

 

言うまでもないが、勿論脂全開のホルモンは最高にウマッシュっ！！

 

 

ふぅ

このホルモンたちにチップをあげたいところだね。

 

 

 

 

絶品ホルモンを焼く→喰う→酒呑む→焼くの至福ループ。

 

 

 

 

 

 

 

はぁ

物凄く最低なことを言うけど

こんなホルモン喰いながら、お尻揉める店ってないのかな・・・

 

 

 

 

 

「牛タン」

 

 

何気に大好きな牛タンも見た目で分かる旨いヤツ。

 

 

 

程よく焼いた牛の舌とボクの舌を絡ませあう・・・

 

酒場史上最高の濃厚接物だ。

 

 

 

 

 

 

「レモンサワー」

 

 

 

脂まみれのお口の中を一旦レモンサワーでリフレッシュ。

 

 

まぁリフレッシュしても、またすぐに脂をチャージするのだが。

 

 

 

 

 

熱い信念を持たれてるスキンヘッドのマスター。

 

その熱さはしっかりホルモンにこめられてます！

 

 

 

 

 

 

 

「塩もつ煮込み」

 

 

まだまだ脂を”飲みたい”なってことで塩もつ煮込みをチョイス。

 

 

こちらの煮込みもぬかりない脂量である。

 

 

 

具はホルモンとトッピングネギのみのハードコアスタイル。

 

 

こんなに脂摂取して、気持ち悪くならないの？って思うだろうが

不思議と全く胃もたれしないのは良質な脂ということだろうか。

 

 

こんなに食べて大丈夫？ってくらい

大ぶりのモツを喰らった。

 

 

 

ちなみに煮込みにはお好みでラー油を入れるのもおすすめみたいで

本当にこの店は”とこ豚とん”脂祭りだ。

 

 

 

「マッコリ」

 

 

当たり前にアルコールも加速する。

 

 

 

 

お酒だったり

先ほどのハツユッケだったり

脂だったり

 

 

身体に悪そうなものや、生に近い調理法ってのはやっぱり旨い。

 

 

 

 

 

命と引き換えに旨いものを喰らう。（すすり餅だって危険だな）

 

 

確実に寿命を縮まらせてるのは確かである。

 

 

 

 

 

しかし

生きてる間は出来るだけ快感を得たいのが人間の欲望だ！！

 

 

 

 

 

欲望と脂にまみれたオレは大満足で〆フィニッシュを狙うのであった。

 

 

 

〆は大好きな中華そばを頼んでみるか・・・

 

 

最後くらいはあっさりワカメスープで終わらすか・・・

 

 

 

 

悩んだ末に頼んだのは・・・

 

 

 

 

 

 

「テールスープ」

 

 

結局頼んだのは普段あまり飲むことのないテールスープ。

 

 

 

このテールスープにまたしてもびっくり仰天させられた。

 

 

写真では伝わりにくいが

このスープも脂の量が凄まじいのだ。

 

 

 

スープというか、脂を飲んでるかのような感覚。

 

これは言い過ぎな例えではない。

 

 

熱々の脂が口の中の温度を一気に急上昇させる。

 

 

そこに冷えたアルコールで鎮静させる。

 

 

この行為はまさにサウナのよう・・・

 

口の中がしっかり”整った”。

 

 

 

 

 

薬物も違法ドラッグもボクは要らない。

 

 

酒とホルモンがあれば、どこへでも飛んで行けそうだ★

 

 

 

 

 

ちなみにこの店を教えてくれたのは

人気ラッパー「サイプレス上野」さんである。

 

 

 

『ホルモンを焼かずに育てる ヤキスキル！！』

 

 

 

 

 

マイクをジョッキに変えて

今宵もオレは酒叫ぶよ、ぶっかませぇぇぇえええ！！！