これまでに一体何軒の酒場を訪れてきただろうか。

 

 

大衆酒場、焼き鳥、もつ焼き、町中華、立ち飲み、角打ち、スナック、BAR・・・

 

 

色んなジャンルの酒場へ訪問してきたが

圧倒的に弱いジャンル・・・

 

それはいわゆる『オシャレな酒場』だ。

 

 

フレンチ、イタリアン・・・

 

 

 

自分の意思ではほとんど行かず

たまにお金持ちの先輩に連れてってもらうくらい。

 

 

 

 

 

女の子とのデートで

ここぞという時に、ワイン知識がなく

結果お持ち帰り出来ない夜が今後あるかもしれない。

 

そんなことでは絶対にダメだ！

 

 

 

半べそかきながら一人でいつもの大衆酒場で一人打ち上げ・・・

 

だなんて、そんな悲しい結末はごめんだぜ！！

 

 

 

 

そんなことを思ってた矢先ちょうど酔いお誘いがあったので、東新宿まで・・・

 

 

 

「umedaya」 

 

 

「ジビエ」の文字がドキドキさせてくれる。

 

 

 

 

今回エスコートしてくれたのは

以前記事でも紹介した上板橋のハイコスパイタリアン酒場「酒場ワタナベ」マスターのナベさんだ。

 

 

 

 

 

ナベさんとは

まだ会って2回目なのに、がっつりサシ呑み・・・

 

 

やはりこれが酒場の持つ力だ。

 

 

 

ボクが今後オシャレなお店で恥をかかないように

オシャレ酒場のいろはを教えて貰おう。

 

 

 

 

 

ファーストドリンク・・・

 

 

こんなオシャレなお店にホッピーが置いてあるわけない。

 

 

さぁ何を呑もうか。

 

 

 

 

「ハートランド」

 

 

まずは瓶のハートランドを山崎のグラスに注いで貰って酒ゴング。

 

 

赤星もカッコいいジャケだけど、やっぱりハートランドの緑のガラス感には勝てっこないぜ・・・

 

 

 

 

 

「今日どんな感じにします？」

 

「軽めのワインに合う感じでお願いします」

 

「メインのお肉はどうされますか？」

 

「ふむふむ、鹿肉なんかが面白そうですね」

 

 

 

早速ハイレベルなやり取りが繰り広げられている。

 

ボクは横で、”知ってる風の相槌”をするのに徹してみた。

 

 

 

 

 

「コチラは”玉ねぎのモナカ”とホタテをオリジナルソースで・・・」

 

 

ダメだ、聞き慣れなさすぎて耳に入ってこない・・・

 

 

 

玉ねぎを２日くらい炒めたヤツをモナカで挟んで提供するという（間違ってたらすみません）

恐らく人生で初めて食べる料理だ。

 

 

２日炒めることによって、玉ねぎの甘さの向こう側がやってくるのだろうか。

全く知らんけど

 

 

 

謎の緑のソースの上に乗ってたホタテもめちゃくちゃウマッシュでした。

 

 

 

 

 

「自家製パン」

 

 

 

オーブンで焼きなおす前に水で濡らすことで

ふんわり感が増したパン。（合ってますよね？）

 

 

 

 

食レポ下手くそすぎてすみません・・・

 

でもウマッシュでした。

 

 

あ、パンにさっきの緑ソースをつけて食べたのは

ボクなりファインプレーだったと思います。

 

 

 

「ジュンヤさん、ワイン呑みます？」

 

「たまに呑みますよ」

 

 

嘘つけ！ほとんど呑まへんやろ！

 

 

 

「シャトー・ド・ローブラード」

 

 

店を出る頃には忘れてるであろう難しい名前だ。

 

 

 

 

勿論味の違いなんて分かるわけはないが

いつまでもワインから逃げてるわけにはいかない。

 

 

酒場人として、そろそろちゃんと向き合ってみよう。

 

 

 

 

 

「そういえばジュンヤさん、自分のお店オープンするんですよね。ちょっと早いですけど、これよかったら」

 

 

ナベさんはカバンからプレゼントを出してくれた。

 

 

 

キンミヤのボトルを潰したオブジェ・・・？

 

 

車に轢かれたボトルではないなと

さすがのボクでも分かった。

 

 

「ショップカード置きなんかに使ってみてください。」

 

 

 

 

ありがとうございます！

 

大事に使わせていただきます！

 

 

そしてキンミヤのジャケがボクの心を落ち着かせてくれた。

 

 

 

 

「本日のおすすめ」

 

 

「こちらからキッシュ、カレイのカルパッチョ、イカ飯、焼きネギ、菜の花、うなぎの肝をペーストにして・・・・・き、聞いてますっ？？」

 

「すみません、難しいワードばかりで寝そうになってました」

 

 

 

 

店主の手塚さんが作る料理はどれも初体験。

 

ただでさえ美味しいのに、初めて食べる料理だからベロがビックリしている。

 

 

 

 

 

「名前忘れたけど、なんか凄い春巻き」

 

 

茶色い見た目に、茶色いソースで

中身はめっちゃ茶色。

 

 

東新宿の旨みが全て凝縮されたような味だ。

 

 

 

 

 

 

「熊本県五木村の鹿もも肉」

 

 

こんなバランスで料理をお皿に配置するって、盛り付けの段階でだいぶ勇気いると思います・・・

 

 

ボクなんかは間を埋めたいって思ってしまうタイプなんで・・・

 

 

 

 

鹿肉と言えば、地元のおっちゃんが山で鹿を仕留めて

それをお裾分けしてくれて食べたことがあるのだが

めちゃくちゃ不味かった思い出がある・・・

 

 

しかしこの鹿肉は

超絶ウマッシュ！！

 

 

 

 

肉の火入れやら、熊本の山奥の鹿やら

そんな理由でこうも味が違ってくるのか。

 

 

 

これは五木村の猟師さんに挨拶に行くべきレベルだ。

 

 

熊本・・・

 

懐かしいな。

 

 

 

 

 

 

「山崎」

 

ボトルワインを呑み干し、酔い気分。

 

実はこの時に酒場ワタナベクリスマスバイト計画が発動したのだ。

 

 

 

 

 

 

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カリスマ・ニート ジュンヤ{酒場ナビ、キンミヤボーイ｝(@charisma_neet)がシェアした投稿

 

酒の席で決まる仕事って大好きだ。

 

またクリスマスに酒場ワタナベでキンミヤシャンメリー割り呑みたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

もしボクがワイン片手に必死で女の子にウンチク語りながら口説きにかかってる場面に遭遇しても

それはそっと見守っておいてくださいね。

 

こいつ新たな道に挑戦してるんだなって

真面目に呑んでるなって

そう思っててください。

 

 

 

 

最後になりましたが、２０２４年も酒場ナビを

よろしくお願いスマッシュ！！！