先日の記事で筆者(カリスマジュンヤ)は米軍さんに会いに、入間市の「ジョンソンタウン」に訪れたのだが

滑りまくった話を記事にした。

 

お時間ある方は是非ともその時の記事からご覧ください。

 

 

 

 

あの日から筆者は米軍さんに会いたいという謎の新鮮な気持ちが強まるばかりだった。

 

日に日に強まる米軍さんへの思い・・・

眠れない夜だってあった。

 

 

 

そして意を決して、【米軍さんと吞もう企画第二弾】を実行する事にした。

 

 

これまたネットサーフィン＆知人からの口コミ情報で福生市に「横田基地」というのがあるとの情報を聞きつけた。

 

 

「もしかしたらそこで米軍さんに会えるかもしれない」と思い、それだけの情報量ですぐさま福生市の「横田基地」へ向かう事にした。

 

 

これだけ筆者を衝動的動かすのは

「米軍さんと呑みたい」

ただそれだけのシンプルな思いだった。

 

 

 

地元の最寄り駅から1時間ほど電車に揺られて熊川駅に到着し、そこから20分ほど歩くとそれらしきアメリカンなストリートが姿を現した。

 

 

 

 

しかしまだ安心は出来ない。

前回も最初は興奮したのだが、蓋を開ければ全然大した事なかったのだから・・・。

 

 

ここで油断は禁物である。

 

 

 

 

 

 

さらにそこから歩くこと10分、最初の目的地「デモデダイナー」へ到着した。

 

 

 

 

 

 

 

「デモデダイナー」と言えば、「横田基地」からすぐ近くのアメリカンダイナーであり、本格的なハンバーガーが食べれるのだ。

 

 

 

 

 

早速入店すると店内も良い意味で小汚くて、アメリカンな感じだった。

 

 

 

 

 

まずは移動で乾ききった喉を生ビールで掃除した。

 

 

 

 

 

 

そして注文したハンバーガーはこの存在感である。

 

 

肉厚なパテが食欲をそそり、一気にかぶりついた。

やっと本格的なハンバーガーにたどり着くことが出来たのだ。

 

挽肉を焼いたやつをチーズとソースで味付けし、それをバンズに挟んだだけでなぜこんなに美味しいのであろうか。

 

 

基本的にジャンクフードは食べない主義なのだが、時折周期的にやってくる「ジャンクなモノ喰いたい欲」の周期がちょうど来てて、そんな体調にもマッチしたのであろう。

 

 

 

 

ケイジャンチキンバーガー。

 

 

 

こちらも肉厚でジューシーなチキンを、家庭ではなかなか作れないであろうケイジャンソースがマッチしてて、とても美味しかった。

 

もうマ〇クやモ〇バーガーには戻れないような気もした。

 

 

 

昼から美味しいハンバーガーをかぶりついて、ビールで流し込む。

 

こんな酒場ナビもたまにはいつもと違って良いではないか。

 

 

 

 

あっという間に完食してご機嫌ではあったのだが、一番大事な事を忘れかけていた・・・

 

「この店にはお客さんも店員さんも、米軍さんどころか、外人さんさえも居ない。」

 

 

また前回と同様に、このまま米軍さんに会えずに呑気に酔っぱらって帰るのか？

 

 

そんな惨めな思いはもう嫌だっ！と言うことで、この飲みかけのビールを一気に飲み干して

勇気を出し、ビール1杯でこの”天国”とおさらばする事にした。

 

そう、待ってても会えないのだ！己の足で駆け回り探し出すしかないのだ！

 

 

 

 

 

 

「横田基地」入口に向かって歩きだすと、こんな昭和レトロなビルが姿を現した。

 

 

 

今にも米軍さんがバドワイザーを片手に出て来そうな雰囲気である。

 

 

 

更にメインストリートを歩くと、こんな本物の飛行機だってあったのだ。

米軍さんがすぐ近くに居るのは間違いないはずだ。

 

 

 

 

 

 

こんなアメリカンサイズのヤカンがある喫茶店だってあった。

そーかい、そーかい、米軍の皆さんは今頃は店内でコーヒータイムと言ったところですか？

 

 

 

 

 

 

それともこんなアメリカンな服屋さんで買い物ですか？

 

 

 

 

 

 

 

いや米軍さんと言えば、こっちのミリタリーなショップでお買い物でしょう。

 

・・・おーい、みんなどこにいるんだ～～い！？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局どの店にも米軍さんどころか、外人さんさえ見つからないまま「横田基地」の入口まで辿り着いてしまった・・・。

 

 

 

 

勿論入口だからと言って、米軍さんがこの辺をうろちょろ出入りしてるわけもなく・・・

筆者みたいな一般人が「横田基地」に出入り出来るわけもなく・・・

 

 

ただただ、虚しく時間だけが過ぎていくのであった。

 

 

 

 

 

ストリートも終盤で、店前にアメリカンな乗り物が置いてあるお店を見つけたので

「よし、この店を覗いて米軍さんが居ないのなら諦めて帰ろう！」と意気込んだのだが

この店はまさかのタイ料理のお店だったのだ・・・。

 

 

 

 

このイカしたカッコいい乗り物はタイでは有名な「トゥクトゥク」という三輪タクシーであったのだ。

 

テンション低めでやけくそではあったが、記念に写真だけはバッチリ撮っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

結局また米軍さんに会えなかった・・・

 

肩を落として、帰る事にした。

 

 

 

 

 

 

この悔しさは酒場にぶつけるしかない！という事で

国分寺に移動し、ネットの力を借りずにすぐさま酒場センサーで探し出した「多古屋」へ流れ込む事にした。

 

 

 

まだ夕方16時という早い時間にも関わらず、店内は満席で恐らく地元民であろうお客さんたちで盛り上がっていた。

 

 

 

今のこの筆者の悔しい思いを慰めてくれるのは濃い目の酎ハイだけだ！と思い

「多古屋」名物らしき激安ジョッキサワーを注文する事にした。

 

 

 

 

1杯目は男らしくメガジョッキだろ！と言うことで

乾いた喉を潤す為に、このサイズの酎ハイを一気飲みした。

 

 

 

 

沢山の種類のメニューがある中、気になったメニュー名の一品があったのでそれを頼んでみる事にした。

 

 

「自家製イカ肝味噌漬けルイべ」

 

 

 

要はイカ肝の味噌漬けなんだろ？と思って一口食べるとヒンヤリとしたシャーベット状の食感がしたので

ちゃんと解凍してから出そうよ、と思ったのだが

あとあと調べてみると、“ルイベ”とは魚介類の料理の一種で、冷凍保存した魚を凍ったままで味わうとの事だった。

 

 

 

見たことも聞いた事もないビックリ食感の一品であったが、日本酒でちびちびいきたい珍味であった。

 

 

今度海鮮居酒屋に行ったら板前さんにドヤ顔で

「この店はルイベありますか？」って聞いて、一緒に飲みに行く人たちに格好をつけてやろう。

 

「ルイベ知らんの？ルイベってのはな・・・」

みたいな感じでね。

 

 

 

 

テンション下がってる筆者の心を取り戻してくれるのは、やはりおふくろの味だろうと言う事で

次に「肉じゃが」をチョイスした。

 

 

 

美味しそうな肉じゃがを如何にもおばちゃん店員さんが運んできて

「お兄さんどうしたの？元気ないね。これ食べて元気だしなさい。」というシチュエーションを期待したのだが・・・

 

現実はアジア系の外国人店員さんがカタコトの日本語で「ニクジャーガ！」と運んできてくれたのだ。

 

 

 

まぁ今日はそんな日よ、と自分で自分を励ましながら激安ジョッキチューハイを飲みまくって、気づけばこれまた早い時間から泥酔状態になってしまったのは言うまでもない・・・。

 

 

 

この企画また次回もあるのだろうか。

 

米軍さん（もうこの際外国人の方なら誰でも良いです）が出没しそうな街＆酒場を知ってるぞ！と言う方は

是非ともこちらまでにご連絡ください！！！

 

 

 

 

 

米軍さんと乾杯出来る日はいつかやってくるのだろうか。

 

 

会いたいのに会えない・・・

 

“酒場のペリー”と交わしたい「日米乾杯和親条約」・・・。